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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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( ^ν^) 「ひとつ、くれ」
ζ(゚ー゚*ζ 「もちろんですよー! これ全部ひとりで食べたら太っちゃいます」
差し出された紙カップから遠慮なくいくつかをつまみ取る。
透き通った黄金色の液体で艶やかにコーティングされた一粒を躊躇なく口に放り込む。
サクッと奥歯でひと噛みすると、塩気と香りが口内を満たした。
( ^ν^) 「……うま」
ζ(゚ー゚*ζ 「美味しいですよね! 止まらなくなっちゃう」
ホットドックをまた一口。
零れ落ちるほどにぎゅうぎゅうに詰められたキャベツと玉ねぎが
マスタードに染められ旨味のハーモニーを醸し出す。
ストローでコーラを啜ればチープな味わいを生み出し、
爽やかな余韻を残して全てを洗い流した。
温かなうちにホットドックを食べ終え、白い包み紙を丸めた。
クシャクシャと大きく響いた軽い音は、
腹が満たされぼんやりしていた俺の頭を覚醒させるには十分だった。
( ^ν^) 「で」
( ^ν^) 「お前、何のために俺に近づいた?」
ζ(゚ー゚*ζ 「へ?」
不意打ちの疑問に驚いたように、大きく見開いた二つの瞳がこちらを振り返る。
両頬は口いっぱいに頬張ったポップコーンのおかげで小動物のようにまん丸く膨れていた。
そのふざけた顔に思わず笑いがこみ上げるが、頬の裏を噛んで堪える。
前回も今回も、演技なのか天然なのか判断しかねる彼女の態度にペースを崩されてばかりであった。
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