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研修生物語 小説

1かたるパフェ:2021/03/24(水) 16:35:11
友情1

「やっちゃえゴーゴー!好きこそーっ!」
必死に歌い踊る歩果。
歩果「努力と努力と♪」
もも「痛っ!!!」
歩果の肘がエルボー状態でももの横腹にあたった。
歩果「だ・・大丈夫??も・・ももも🍑ちゃん」
ももはうずくまっていた。しかし即座に起き上がる。
歩果「病院行ったほうが良いよ!ごめんなさいごめんなさい!ごめんなさい!」
もも「喧しい!ぽんこつ!!オマエ見てるとイライラする!!このくらい大丈夫だ!それよりオマエはもうさっさと帰れ💢」。

2かたるパフェ:2021/03/24(水) 16:43:54
友情2

歩果「わたしたちは友達でしょ?ももちゃんとは一心同体だし!一緒にデビューしたいし!今のお腹にあたったの心配だし!病院行こっ!!!」
もも「わたしはオマエみたいにひ弱じゃねぇ!腹筋鍛えて鋼鉄のようになってるし!あとさ友達??笑わせるな!ハロプロ研修生は互いにライバル!戦うとこ!互いに蹴落とさなきゃならない!!オマエみたいな友達付き合を求めたいならサッサと帰れ雑魚💢」。
ハロプロ研修生のレッスン中でのやり取りだ。
歩果とももは同じ研修生だ。

3かたるパフェ:2021/03/24(水) 16:52:15
友情3

ダンス先生「はいはいそこの2人!!!もう帰りなさい💢ももは帰って万が一に備え病院にいきなさい💢あと歩果💢💢フリは間違えても良いから人と接触するのだけは絶対に厳禁💢それに一度タイミングずれるとそれを引きずりずっとペース乱すから帰ったほうが良い!」
ダンスの先生はかなり厳しくハードでスパルタで有名だ。しかし怪我沙汰になるときだけは過剰に優しい(厳しい)。
ささいな擦り傷すら帰らせたりする。
もも「わたしは大丈夫です!歩果みたいにひ弱じゃありません!!!まだレッスン続けます✊」と必死に訴えるもダンスの先生は「帰れと言ったら帰れ💢診断書も提出しろ💢」と一喝した。

4かたるパフェ:2021/03/24(水) 17:02:17
友情4

レッスン室から控え室に戻る2人。
歩果「あっそうそうとりあえず湿布あるから横腹に入って」と歩果は持参していた湿布をいきなりもものシャツをまくり横腹に貼った。
もも「喧しい!オマエみたいなのがありがた迷惑なんだよ!!あとわたしは人に弱い部分を構ってもらい慈悲かけられるのが苦手なんだよ💢」
ももは髪を耳にかけながら言った。
ももはやたら髪を耳にかけたがる癖がある。
もも「そうだ!慈悲かけたお返しに言ってやるよ!
歩果はこの世界ではすぐ脱落する!アイドルなんて目ざさないで研修生辞めたほうがオマエのためだ!」と即座に着替え足早に帰路につくもも。
歩果「あっ待って・・・」と言ったがももはそそくさと帰路についてしまった。

5かたるパフェ:2021/03/24(水) 17:13:30
友情5

「ふふふん♪」と真顔で鼻歌ハミングしながら1人帰路につく歩果。
歩果「あの調子じゃももちゃん大丈夫そだよね。それよりももちゃんはいつもソワソワしてるしストイックだしなーんか苦手なタイプ・・・いやこないだ咲良ちゃん一華ちゃんもいつもレッスン以外ではお手手繋いで行動してたのに最近は2人の間にギスギスし競い合ってる感じがするし・・・ポヨポヨし愛想が良く元気な瑠璃ちゃんも最近は狼みたいな目つきになってるし・・・そうハロプロ研修生は戦うとこなんだ・・・生き残りをかけた野生の動物たちみたいなモノで仲良しクラブじゃなんだ・・・」とあれこれ考えながら歩く歩果。
咲良一華瑠璃は同じ研修生だった。

6かたるパフェ:2021/03/24(水) 17:22:32
友情6

家についてシャワーを浴び夕食を済ませ宿題をする歩果。
「もうハロプロ研修生として爪痕残したしハロプロの歴史に名を少し残した!!勉強は好きだしJKライフ一本にするか!!!よしっキメた!!」と何かを決意したような歩果だった。
歩果「そう思えば気が楽になった♪あんな弱肉強食野生の動物みたいな世界は嫌!!辞めてやる!!」と言った矢先にペットの犬が寄ってきた。
その犬を撫でながら「狼なんかより犬は可愛いっ💖」と言う歩果。

7かたるパフェ:2021/03/24(水) 17:29:15
友情7

次の日から学校で勉強を学び放課後は渋谷で少し遊ぶJKライフ満喫の歩果。
研修生レッスンなんて気にもかけなかった。
研修生ステージ衣装より短めのチェックの制服スカートを履き街をクラスメートと歩く。
歩果「ももちゃんがハロプロ研修生辞めれば?と
言うから辞表書いて来週までには提出するわ。ももちゃんの通りに従いますねーベーッだ!😜」とももに対して嫌味を呟く歩果。
「でもお腹どうなったか心配・・・」とももを心配する歩果。

8かたるパフェ:2021/03/24(水) 17:43:43
友情8

歩果はクラスメートと分かれ事務所のレッスン場に密かに入りドアの隙間からレッスンを覗き見していた。
「キーキー」とダンスの先生の怒号が届き咲良と一華は火花散らすように踊っている。
歩果の視線はももに向かった。
ももは相変わらずシャープなフリでダンスをしている。
歩果「よかった〜大事なさそうで」
その後ももはダンスを止め紙を取り出しダンスの先生に見せていた。
ダンス先生「全く大事無しだな!よしっ!ダンスを今の調子で続けて!!!」
ももが先生に見せたのは医師の診断書だった。
歩果「よかった〜」と安堵したのと同時に「これでももに借作れなくて済んだわ」と少し損得感情も出てきた安堵も含まれていた。
歩果「これで心置きなく辞表を提出できる!!!」
と思った矢先に先生「あれっ??橋田は?さっきまでいなかった???」と言い始めた。
瑠璃「というか橋田さんは今日来てましたっけ??橋田さんのことなんてすっからかんに忘れていました!」と言った。
歩果「・・・・・そうよわたしは存在感無い忘れられた存在よ・・・」と目が潤む歩果。

9かたるパフェ:2021/03/24(水) 17:49:44
友情9

もも「闘争心無き奴は去るのみです!歩果のことは忘れましょう!!時間の無駄です!早く研修終了になれば良い!!」と言った矢先に先生は「そだね」みたいな表情で歩果に気を止めることなくレッスンを続けた。
歩果の腹は確実に決まった。
それを聞くや否やレッスン室のある事務所を足早に去った。

10かたるパフェ:2021/03/24(水) 19:58:05
友情10

自宅に戻り辞表を丁寧な文筆で書き終えた歩果はおはぎを食べ緑茶を飲んだ。
CDラジカセから流れる音楽とともに歌う「ここにおいでブランコリー♪競争に揉まれ友情を無くしそうだよ〜♪」
歩果「ハロプロ研修生は共存より競争・・・ふうっ〜」
と言いながら頭につけたピンク色のリボンをゴミ箱に捨てた。
「これも捨てなきゃね!」とセパレーツのステージ衣装も丸めてゴミ箱に捨てる歩果。

この1週間はレッスンもラジオ収録も休んだ歩果。
1週間休んだ後に事務所に辞表を持っていく日。
「今日でももや研修生と御別れだから真っ赤な口紅と派手な赤系服で決めていこっ!💄」と決意する歩果。
普段はナチュラルメイクかすっぴんに近い歩果は濃いメイクをし封筒に入れた辞表をリュックに詰めて事務所に向かった。

11かたるパフェ:2021/03/25(木) 00:47:44
友情11

ファーストフード店でハンバーガーとシェイクを腹ごしらえして濃い目のメイクで決め伸びてきた前髪をムースで固め真っ赤なシャツにリュックを背負い事務所に行く歩果。
「この星は〜♪」「コラッ!植村っ中山の後ろに隠れない💢」研修生の歌声とダンスの先生の金切り声が廊下に木霊する。
歩果「なんか・・・研修生辞めたくなくなってきた・・・先生に金切り声で叱られたい・・・壁にぶつかりぶつかり打ちのめされたい・・・歌いたい踊りたい・・・いやダメダメバカバカ歩果のバカ!女が辞めると決めたら二言はない!!」
歩果は内面で矛盾と葛藤していた。

12かたるパフェ:2021/03/25(木) 01:01:18
友情12
事務所内のレッスンホールの横を通り歩果はまだ研修生を続けたくなってきた。
しかし一度辞めると決めたら躊躇せずに辞表を提出せねばみたいな意地もあった。
先生「はーい休憩」の声がレッスンホールを横切ると聞こえた。
歩果は急いで事務所の社長や重役の居る部屋に向かった。
リュックを肩から外そうとしたらリュックから辞表の茶封筒が落ちて辞表の書類が部屋の前の床に散らばった。
そこに日焼けしたような色に細い腕が見えた。
その腕の先の手の指が拾った。
歩果が見上げるとももだった。
歩果「いつの間に???」
ももは口調もさることながら動作も素早い。
休憩になるや否や社長重役室の前に行きそこに立っていた。
もも「悔いは無いのかよ??続けたくないのかよ?
もっと続けたくないのかよ??」
ももは文書を読むのさえ早く歩果の落とした辞表を即座に読んだ。
歩果「もういいよ!わたしは悔いは無い!爪跡も残したし!!!」
と部屋に入ろうとした。

13かたるパフェ:2021/03/25(木) 01:12:48
友情13
ももは部屋の前に大の字でひろいっぱいに腕を広げとうせんぼをした。
もも「早く着替えてレッスンしろよ💢ポンコツ💢」
歩果「研修生のステージ衣装もレッスン用シャツも捨てました!!!レッスンはしません!!!もう辞めます!!」とももが手にしている辞表を奪った。
ももは床に鞄を置いていてそこからTシャツを取り出し歩果に渡した。
もも「米村さんから頂いたシャツがあるからこれを着てレッスンしろクズ!!!」
歩果「・・・・」
歩果はふて腐れた顔をしつつ内心辞めたくないみたいな意思が優位になったので嬉しかった。
しかしふて腐れた顔をしたままだ。
歩果「今日だけ最後のレッスンをして明日辞表を提出するからねっ」とももに力強く言った。
ももは真顔で鼻から「ふんっ」と言った後に「ポンコツ雑魚屑研修生が!!」と言った。
Tシャツを着替えようとするとももが渡したTシャツには大きな文字で「友情」と書かれていた。

14かたるパフェ:2021/03/25(木) 17:49:41
友情14

歩果は先輩研修生の米村姫良々のTシャツに着替えた。
Tシャツの真ん中には「友情」とプリントされていた。
歩果がレッスン室に入ってもみな挨拶は無く殺伐としていた。
先生「はーい休憩終了〜」
研修生たちはスタンバイする。
ももはスタンバイしながら歩果に言った。
もも「雑魚!オマエは今日最後のレッスン???いやこの数年は研修生がお似合いだね!!わたしが晴れのハロプロ舞台で輝く間は数年くらい研修生でレッスンしてろ!」
歩果はムッときた。
歩果「数年研修生?そういうなら10年研修生に居座り続けてやる💢」。

15かたるパフェ:2021/03/25(木) 18:16:08
友情15

レッスンが始まり歌い踊りだすももと歩果。
もも「目立って目立って〜♪行くわ〜♪ 雑魚は10年と言わず一生研修生してろ!」
ももは器用にも歌いながら横で踊っている歩果に話しかけた。
歩果「とことんとことんフィーバー♪一生どころか死んでもいや生まれ変わっても研修生でいてやる💢」
歩果も意地になり歌いながらももに言い返した。
歩果「ももに負けてなるものか✊」みたいな意地で心一杯になった。
ボーカルの先生「おやっ?北原と橋田歌いながら何会話してるの?💢ちゃんと歌え💢」。
ボーカルの先生はささいなとこも聖徳太子並みに聞き分けていた。
ダンスの先生「おやっ???今日の橋田のフリはキレがあり過ぎる・・・」。
ダンスの先生のほうはももと歩果のフリのほうを見ていた。

16かたるパフェ:2021/03/26(金) 17:42:03
友情16

ボーカル先生はペットボトルのお茶を飲みながら鼻からお茶を出しそうになった。
ボーカルの先生「橋田は身体で感じてる歌と踊り・・・・」
レッスン室の外はいきなり雷と豪雨の音が鳴り響いた。
ボーカルの先生はダンスの先生と歩果を見ながら言った。
ボーカルの先生「動きが最大限に表現されていません?」
ダンスの先生「今までの殻を破ったような橋田のダンス👏」
もも「おいヘナチョコ!!オマエが研修生にずっと居座るならわたしもずっとずっとハロプロに居てやる」
歩果「クズ呼ばわりしたりポンコツ呼ばわりしたりして次はヘナチョコ呼ばわりですか?💢💢ヘナチョコで結構。ヘナチョコはわたしのキャッチフレーズだから💢」と言いながら小刻みなダンスを踊りながらももに言い返した。

ダンスの先生「北原と橋田はまた何を歌い踊りながらペチャクチャ話てんだ💢💢」と起こり始めたけど外の豪雨の雨音に消されて細かい会話の内容は聞こえなかった。
ボーカルの先生は目を潤めながら「橋田凄いぞ!!ヘナチョコで!!!」
ダンスの先生「えっ???ヘナチョコは誉め言葉ですか????」。

17かたるパフェ:2021/03/26(金) 18:47:35
友情17

ボーカルの先生「ヘナチョコそう。ヘナヘナと柔らかなフリとチョコチョコと素早く細かいリズムに合わせたフリの緩急コントラストの橋田は素晴らしい」と涙声と鼻をすすりながらボーカルの先生は言った。
ダンスの先生「なるほど!!!橋田の緩急のあるフリのダンスはまさに素晴らしい👏。その上 最大限のフリを生かして表現してますよね👏」
ボーカルの先生が何かを言いだそうとしたときに外の夕立豪雨音は雷とともに激しさを増して彼女の声がかき消された。
研修生の歌声もかき消された。
ダンスの先生「上野先生一旦休憩入れましょうか?」とボーカルの先生に言った。
ボーカルの先生の名字は「上野」という。
ボーカルの先生「そうですね一旦休憩しましょう」
ダンスの先生「あっ!!!休憩後は北原橋田は2人だけまっさらブルージーンズを歌い踊らせませんか?あの2人の今の表情はその曲が似合います」
とボーカルの先生に言った。
ももと歩果は2人で火花を散らし合い鎬削りあいまっさらブルージーンズが似合うようなハードな表情と化していたのだ。
ボーカルの先生「は〜い夕立ちの音が煩いから一旦休憩しま〜す。それと休憩後は北原橋田2人だけで歌わせるからスタンバイしといてね〜」と言った瞬間に体育座りしていた研修生の遊季は眼をギロリとさせた。
ももは歩果と眼を飛ばすような感じから遊季のほうを向き睨みあった。
ももは遊季が次期デビュー候補とみていて彼女を蹴落とさなければと歩果とは別の意味で闘争心を剥き出しにしていた。

18かたるパフェ:2021/03/27(土) 00:34:26
友情18

ももは「遊季とわたしのどちらかがフルいにかけられて遊季がハロプロデビューすればわたしはデビュー無しで研修終了。わたしがデビューすれば遊季はデビュー無しの一騎討ちみたいなモノ!絶対に負けられない!」と遊季に対して剥き出しにした。
休憩が終わりもも歩果だけがまっさらジーンズを踊るスタンバイをしたときに何を感違いしたのか瑠璃もスタンバイし始めた。
ダンスの先生「広本は違うよ!!」

19かたるパフェ:2021/03/27(土) 00:50:41
友情19

瑠璃「えっ?はっ?あっ間違えた・・・スミマセン」と先生から指摘され元に戻り体育座りをした。
ももと歩果以外は見学だ。
瑠璃の勇み足だった。
瑠璃は先ほどの歌やダンスをももや歩果と歌い踊っていた。
瑠璃はそこで歩果の歌やダンスの上達ぶりについ気が焦ってしまったのだ。
瑠璃は頭の良さや人格は別としてダンス未経験の歩果をどこか見下していたからだ。
瑠璃は研修生の中ではダンスのエリートだ。
それでつい気が焦ってしまったのだ。
歩果はスタンバイしつつ瑠璃と目があった。
その目は普段のホンワカした目つきでは無く鋭い目つきだ。
歩果はもともとは欲が無く闘争心に欠けホンワカした性格だった。
瑠璃に対しても「この子がデビュー最有力候補だろうな」と冷静に見ていてももが遊季に対するそれみたいなライバル心なぞ全くなかった。
しかし今日のももとのやりとりでももだけではなく瑠璃に対して闘争心ライバル心を燃やした。
歩果「瑠璃ちゃんはダンスにおいて広島でブイブイ言わせたらしいけど負けない!!」と
瑠璃は瑠璃で「ダンスにおいて格下には負けられない!1日の長いや数年の長があるわたしじゃけん!
歩果ちゃんに下剋上はさせない!」と互いに闘争心を剥きだしにした。

20かたるパフェ:2021/04/04(日) 23:19:20
友情20

瑠璃の横でいかにもマイペースで1人だけ胡座かいていた最古参研修生の苺も正座をしてももと歩果を見据えた。
遊季とともに苺は「真っさらブルージーンズ」に特に思い入れがあるのだ。
この曲に対して2人はちょっとしたミスから歌い踊らせてもらえなかった過去があるからだ。
2人は歌い踊らさせてもらえずに代わりにももが歌い踊ったが為にももに対して激しいライバル心が芽生えた。
そんな中でももと歩果は髪を振り乱して歌い踊る。
パチーン!!!!!
歩果のツインテールを結んだゴムが破け飛び散った。
歩果はそれに気を止めずにセミロングヘアーになり歌い踊る。
もも「へなちょこ!!髪の伸びもわたしが勝ってるよな!」
ももと歩果はもともとはおかっぱからボブくらいの同じくらいのショートヘアーだった。
今はお互い似たようなセミロングヘアーまで伸びたのだ。
若干もものほうが髪の伸びが早い。
ももはすぐ競争したがりマウントを取りたがる。

21かたるパフェ:2021/04/04(日) 23:37:26
友情21

歩果「ももには負けない!髪の伸びでいつか逆転してやる!!!」
普段はキューピー人形みたいな風貌の歩果の形相は闘争心そのものの形相に変貌しながら言った。
もも「髪の伸びと歌とダンスでわたしに勝てるまでずっとハロプロ内にいろよな!!!まっ永久に無理だけど!ヘナチョコへなちょこ!!!」とももは歩果に言った。
2人の真っさらブルージーンズは終わった。
歌い踊り終わり会話し終わり汗だくの2人。
苺や遊季や瑠璃は2人のスキルの高さに唖然としていた。
苺は口をポカーンと開けて驚いている。

ダンスの先生「また曲の途中に会話しただろ💢ちゃんと歌とダンスに集中しろ💢罰としてもう一度別の曲を歌い躍らせる!えーっとレインボーを歌って踊りな!」
ダンスの先生はももと歩果に言った。
外の雷雨豪雨は小降りになり豪雨の音や雷の音は消えて先生の声はレッスン場の中に響いた。
こちらの雷(ダンスの先生の怒号)のほうが激しい感じだ!
レインボーの曲が流れる。
スタンバイしてたももと歩果は前奏のフリをし始めた。
もも「あっ・・・」
ももは珍しく前奏のフリを間違えた。

22かたるパフェ:2021/04/07(水) 08:31:29
友情22

ももは歌はミスすることはあってもダンスのフリはミスしたことは無い。
しかし何故かダンスのフリをミスしてしまった。
大きく手を上げて反時計回りに手を流すのを時計回りに手を流してしまったのだ。
前にいる歩果は時計回りの手のフリだ。
ももと歩果の手は接触してしまった。
もも「な・・・なんだよヘナチョコ💢」と言いつつその手を何故か折り曲げてしまうもも。
歩果も手を何故か折り曲げてしまった。
そのとき見学していた研修生の七海が「まるでハートマークみたい💖」と言った。
手の位置が双方反時計回りと時計回りで接触し双方が折り曲げるとハートマークそのものだ。

23かたるパフェ:2021/04/07(水) 08:41:22
友情23

そのポーズのままももと歩果はお揃いの友情Tシャツを着て「どんな時も共に支え合った〜♪」と歌った。
もも「かけがえのない仲間との絆〜♪ おいヘナチョコ!わたしがデビューしてオマエを研修生のままの状態のときにわたしはオマエを見下してやるから辞めるなよ。オマエが必要だ!ずっと一緒だ!これからすすむまだ見ぬ未来と〜♪」
歩果「顔を上げて前を向いて♪ずっとずっと研修生は辞めてやるもんですか💢」
また歌いながら会話をする器用な2人。
夕立豪雨は止みレッスン室の窓から太陽の日差しがももと歩果を照らした。
その後窓から見えたのは虹だった。
終。


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