小説のびしろ他

1：かたるパフェ：2016/03/29(火) 08:53:36: はーちんとむろたん１

春水・みずき｢次のハロステ出演メンバー似顔絵はこれっ｣
春水とみずきはどちらかと言えばハロプロメンバーのアニメチックな似顔絵を描いて公表した。ハロステ終了前の一コマだ。
スタッフ｢はーい撮影終了おつかれやま｣
とスタッフがハロステ撮影終了を告げる声。
春水・みずきは笑顔から真顔そしてムスッとした顔になり互いに目を合わせなかった。
みずき｢はぁやな奴と撮影終わった！後輩のくせして右側に座りやがって｣
春水｢ミニスカで露出高いチャラ女ほんまムカつくわっ｣
互いに内心春水みずきの愚痴を溢した。
今日のみずきはチエックのタイトミニスカートで決め春水はＬＥＥのジーンズだった。
衣服からして対称的な二人。
ハロステ撮影の部屋から出るとあかね・りかこが春水・みずきを出迎えていた。
ハロステ撮影終了を待ち一緒に帰宅するのだ。
春水はあかねと抱きつきみずきはりかこと口ずけを交わした。
やはりユニットごとに別れてしまう。
春水｢あかねちん帰り道にお好み焼き食べて帰らへん？｣
みずき｢佐々木もんじゃ食べて帰ろうよん｣
春水とみずきがあかねりかこに放った言葉も対称的だ・いや近くて遠い感じだ。お好み焼きともんじゃ焼き・・・。
2：かたるパフェ：2016/03/29(火) 09:09:55: はーちんとむろたん２

りかこはみずきと会話しながら春水あかねペアのほうを覗きこんだ。
りかこ｢あっＬＥＥのジーンズっっガンズのアクセルローズが履いてる奴だぁいいなぁ・・・｣
とりかこが言うとみずきは｢いいから帰るぞっ！｣とりかこを遮った。

春水もあかねと帰宅する素振りでみずきの足を見詰めた。
春水｢綺麗な足やなぁ・・裏山しぃぃぃミニスカかぁぁぁ｣
と呟く春水。
｢はーちんミニスカ履かないの？履きなよっ｣とあかねは春水に話掛けた。
春水｢関西ではロングスカートが主流や！田舎もんの関東人はミニスカ履きたがるアホちゃうか？あんなダサくて寒いもんよう履くわ寒っっっはーちん寒がりやからなっ｣
と言った。
春水は大のミニスカ嫌いでなおかつ関東圏と違いミニスカをダサいとされる関西圏の文化にどっぷり浸かって１６年間は生活していたのだ。
春水は関西での高校時代に高校の制服ミニスカ化に反対し生徒会で異議を唱え場合によっては生徒ストライキ生徒会バリケード封鎖を考えたほどミニスカ嫌いなのだ。
あかね｢あかねちんもミニスカデビューしたよん｣
春水｢ミニスカの話はもうやめ帰るぞっ！｣
と言おうとした時にまりあ・美希も春水のお仕事終了を出迎えてくれていた。
春水を待つなんとも優しい１２期メンバー３人だ。
春水｢帰るぞっ帰るだけにカエル・・カエル絵文字のまりあちゃんじゃあーりませんか｣
春水はまた寒いギャグを言おうとした。
美希｢はーちん駄洒落寒いよっ｣
春水｢寒いだけにミニスカは寒いっあんなのよう履かん！室田瑞希は寒い女｣。
3：かたるパフェ：2016/03/29(火) 18:30:33: はーちんとむろたん３

春水は内心ミニスカに憧れていたが強がりそれを否定した。
憧れていて無理して強がるから執拗にミニスカを否定したがる。

春水行きつけのお好み焼き屋に４人は入りジュースで乾杯しお好み焼を頬張る。
春水｢不味っっっ｣
春水が不味いと言ったのも無理は無い。
春水は行きつけのお好み焼き屋で二日のペースで一回食べていたのだ。
要するに春水がこの店で食べたであろうお好み焼きは２００回を越えていた。
流石にお好み焼きに飽きた春水はそれを不味く感じたのだ。
春水｢あーんお好み焼きおいしっうっふーん♪♪♪♪♪♪♪♪｣
春水は３人の前では｢お好み焼き凄くおいしい｣みたいな素振りを口の周りソースだらけにして言った。
美希｢おいしいよねん♪｣
春水｢おいしいやろっ？関東にはもんじゃみたいなのがあるけどあんなの邪道やあんな邪道ジャンクフード食べてる室田瑞希は邪道アイドルや｣
と３人の前で言い出した。春水は内心｢もんじゃ焼き食べてみたいなぁ・・・室田瑞希ちゃんはなんて魅力的｣と思っていたがそれを抑えてもんじゃ焼きと室田瑞希の愚痴文句を言い続けた。
4：かたるパフェ：2016/03/29(火) 18:49:29: はーちんとむろたん４

まりあ｢今度お仕事でミニスカんだぁっまりあワンピースやロングスカートも好きだけどミニスカも好きっ｣と普段はブリブリした服やロングスカートを好むが、モデル体型モデル顔になりつつあるまりあは言った。
美希｢そうだよねっ♪アメリカは大胆なミニスカ履くしぃ｣と美希があいずちをうつ。
春水｢やめときぃ１２期の基本の着こなしは飯窪さんみたいな着こなしを目標とすべし｣
春水はミニスカにあまり関心を示さない春菜の着こなしを目標とするように唱えた。
美希｢でも２０１５年カレンダーでは超ミニ履いて写ってたじゃんあれ可愛かったよん｣
美希はお好み焼きを飲み込みながら言った。
春水｢あれはお仕事お仕事嫌々ミニスカ履いたんや！！！お仕事は嫌な事もせなあかんしな｣。
と言いつつまりあのスラッとしつつある足を眺めた。
5：かたるパフェ：2016/03/29(火) 19:07:57: はーちんとむろたん５

春水はついこないだまで短足まりあだったのがスラリとした足に成長したまりあの足をじっくり眺めた
｢ええなぁ・・・まりあちゃんミニスカ似合うだろうなぁ・・・｣と思いつつも話題を変えた。
春水｢そーいえばチェルさぁアメリカでは郵便受けの事英語でなんて言う？｣美希はお好み焼きを必死で頬張るのをやめて言った。
美希｢郵便受けはポストだよんっ♪｣
春水｢だよねーーっ関西では郵便受けをあえてポストと言ってる人いるよん♪特に知的水準の高い人は♪｣美希は｢で？どした？｣
春水｢いや室田瑞希ちゃんの大馬鹿野郎のブログみたら郵便受けとポストの違いを力説して鬼の首を取ったように自宅には郵便受けはあるけど自宅にはポストはありませーん馬鹿めっアホめっみたいな書き込みあったんや室田瑞希ちゃんアホやなっ｣
と言ってる最中にあかねが横槍入れた。
あかね｢はーちんさっきから室田さん室田さん室田さん室田さんしつこいけど室田さんがそんなに好きなの？｣
春水は一瞬ビクッとなった。
6：かたるパフェ：2016/03/29(火) 23:34:42: はーちんとむろたん６

春水｢室田瑞希なんて嫌い嫌い嫌い嫌い大嫌い！｣
春水はムキになった。
あかね｢そーいうムキになるとこがあやしいまなかんから借りた心理学書でも同じ事書いてたよん♪｣
春水は沈黙した。

一方みずきはりかこや後から合流したまほそして強引に駆り出されたかみことともにもんじゃ焼き屋に入りもんじゃを焼いていた。
かみこ｢うーん良い香り｣
かみこは目を瞑りながらもんじゃの香りに浸った。
みずき｢かみこは目を瞑ると蛯原友里さんに似てるよなっ｣
かみこ｢蛯原友里さん？？？？｣
かみこは蛯原友里が分からないみたいだ。
蛯原友里が結婚引退して７年くらいたつから無理もない。
みずきは古いファッション雑誌もブックオフや古本屋で購入しているから蛯原友里は存じていた。
みずき｢それよりさぁ郵便受けとポストを勘違いするバカがいてさぁ・・・｣
りかこ｢ほんとぉバカだよなっエヘヘヘ｣
と下らないバカ話をしながら盛り上がりもんじゃを食べるみずきたちだった。
かみこはみずきの顔を眺めた。
みずきはまだ郵便受け・ポスト話題で盛り上がっている。
みずき｢各民家にポストがある筈ないつーの！それじゃあ各民家各家庭郵便局日本郵政かよっ？小泉元総理の郵政民営化を更に促進して各民家各民間人が郵便局員になりましょうみたいななっちゃうぞっ！民家にあるのはポストじゃなくて郵便受けだぞっギャハハハハん？・・・ん？かみこどした？｣。
みずきはかみこが自分を見詰めているのを察知しかみこに訪ねた。
かみこ｢ム・・む・・室田さんの笑顔は自然なカタチで心から溢れ出る笑顔で魅力的だなぁと思いましてぇ｣
みずき｢それ御世辞？？いいんだよっここは、我が軍は、我が箱はカントリーガールズじゃないんだからプレイングマネージャーに常に御世辞言わなきゃいけないユニットじゃないから御世辞なんかやめなよっ｣
かみこ｢いえ本当ですっ｣
7：かたるパフェ：2016/03/30(水) 00:53:15: はーちんとむろたん７

かみこ｢いえっ本当ですぅぅ｣
かみこは語尾を上げながら言った。
九州でも熊本や南九州は語尾を上げるアクセントになりがちだ。
みずき｢かみこ目が輝いてるかや嘘じゃないみたいだねん｣
かみこはすかざす｢室田さんのキラキラに感染して目が輝いてキラキラしちゃいました。室田さんといるだけでキラキラになっちゃいます｣
みずきは更に笑顔になり目を細めながら
｢かみこは上手いねぇっもうコノッ胡麻すりユニットカントリーガールズに行けばその胡麻すりでエースになるぞっ｣と言ったがかみこは全身からキラキラしていた。
かみこが言った事は嘘でも胡麻すりでも御世辞でもなかった。
みずき｢さあてお餅も混ぜてもんじゃ頂くとするかっ大阪にはもんじゃがなくて可愛そうっもんじゃならでわの楽しみを知らない大阪可愛そーうだぞっ｣と言いながらもんじゃの餅を見詰めるみずき。
みずき｢・・・・・｣
みずきは一瞬目が曇った。みずき｢お餅のような肌になりたーい透き通った白く艶やかな肌・・・もんじゃなんかよりお好み焼き食べたーいぞっもんじゃはもう飽きたぞっ｣
と思うと脳裏に自然な輝くようなみずきではなく何かを企むようなイタズラ系スマイルの春水の顔が浮かんだ。
8：かたるパフェ：2016/03/30(水) 02:44:11: はーちんとむろたん８

美希｢今日はお腹いっぱいになったよねんじゃあおやすみ｣
あかね｢おやすみ｣
まりあ｢これにてお開き明日もいいことあるといいねっ｣
春水｢ほなっ｣
と言いながらお好み焼きを食べ終えて店を出てそれぞれ家路についた。
春水は帰る途中に日焼けサロン前をひょこひょこ歩いた。
その時日焼けサロンから出てくるロコガールを目にする春水だった。
肩出しキャミに真っ黒な肌にマイクロミニスカを決めた女の子二人が歩いていた。
春水｢健康的やなぁぁぁ裏山・・・はーちんは不健康な色白とほほっ｣
春水は日焼けロコガールからみずきを連想した。
春水｢室田瑞希のバカタレは実に健康的な肌して裏山しぃぃぃぃぃ悔しいぃぃ室田瑞希のＤＶＤビデオみると千葉かどっかの海岸で撮影してるの多いけどあのやや黒目の肌が実に似合いあがるっ！海が太陽に反射しキラキラして室田瑞希の健康的な肌色とマッチしてキラキラして太陽に照らされてキラキラを増しまるで太陽の子室田瑞希みたいですげぇぇ魅力的！はーちんは悔しいぃぃぃ室田瑞希みたいになりたぃぃよん｣。
9：かたるパフェ：2016/03/30(水) 04:06:57: はーちん９
はーちん疑似恋愛

春水｢太陽の申し子アイドル何を着せてもサマになるアイドル室田瑞希日南海岸でＤＶＤ撮影したらあの黒目の肌にサンサンと輝く太陽でマッチしてるやろな悔しいぃぃ｣
春水は完全にみずきの魅力に取り付かれ嫉妬していた。
自宅に戻った春水は寝床につく前にみずきの写真を取り出した。
春水｢ただいまむろたん今日はお好み焼きおいしかったでぇ今日のハロステ面白かったなぁ♪またやろな♪それよりむろたんむろたん教えておくれあなたはどうしてキラキラしてはるの？｣
みずきの写真に向かい一人会話する春水。
春水｢なになに？太陽の申し子アイドルだからだって？そうかいそうかいむろたんホンマ魅力的｣
春水のみずき写真に会話する内容はエスカレートしていた。
そんなの直接みずきに言えよと言いたくなるのだが・・・・素直になれない春水だった。

もんじゃを食べながら会話するみずきら
みずきは気を取り直して｢やっぱもんじゃは食べながら会話進むよねぇ♪各々お好み焼きなら沈黙して食べるだけだけどやっぱそれがもんじゃの良いとこもんじゃならでわウフッ｣と言いながら会話が進んだ。りかこ｢今日はなんかハロステ終わった後にはーちんを睨みつけていたけどどして？あちっっ｣
りかこは会話しながら焼けたてもんじゃを食べたので一瞬ぽってり唇にやけどしそうになった。
みずき｢大丈夫かぁ？佐々木熱いまま頬張るなよっ｣りかこ｢平気平気っでどして？｣
みずき｢だいたいハロプロの先輩はわたしむろなのに右に座り先輩扱いしかも私の自慢は美白と嫌みを言いやがった春水ちゃんとはなんとなくソリが合わないぞっ！｣
とみずきは顔をひきつらせて言った。
更に｢あの透き通った美白透明感ほんわかしたしゃべり方なんだかんだでスタイルが良い頭良さそうカジュアルジーンズやロングスカートが似合う姿イタズラっ子みたいなスマイルがなんとも魅力的あっいやっなんとも気に入らないサイテーアイドルだから嫌い｣
りかこは｢今魅力的って言わなかった？春水ちゃんを貶してるようで誉めてるようにしか聞こえないけどっ｣とりかこが突っ込みを入れた。
みずき｢やかましい佐々木あの美白は不健康そのものっわたしみたいに健康的な肌にならないとアイドルは務まらん｣
みずきはりかこの突っ込みに春水評を訂正した。
そのときどこかで聞いたような高音の声がした。
｢やっほーっお仕事おつやれー｣

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