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【エルデンリング】黄金律最終報告リマスター版:投稿者【同人拓也】
232
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/02/09(木) 22:57:08 ID:2l6KutCI
アレキサンダー「おお…いかんいかん、つい興奮してしまった…この鉄拳アレキサンダーに眼があれば、今頃は涙で水瓶となるところだ」
アレキサンダー「いや…このような事に巡り合い、それでも興奮を抑えていては戦士ではない。戦士の壺が、氷結壺であってはならん」
アレキサンダー「よし!貴公らの友情は、このアレキサンダーが証人、いや証壺となって、後世に長く伝えようぞ!今より戦士拓也と、戦士マレニアの絆は永遠だ!ワッハッハッハ!」
走るアレキサンダーに抱えられたまま、オレ達はネフェリとマネージャーに合流。ふたりの戦いはマネージャーの勝利に終わったみたいで「もういいだろう…全てうまく運んだじゃないか…」「よくないですよ!潔く諦めることは、必ずしも美徳ではないんです!」ってマネージャーからの正論でボコボコにパンチ食らったネフェリが、バツが悪そうにしている。
それから「あ、もういいんですか?」ってマネージャーは、アレキサンダーから降りたオレ達に聞いてくる。
マレニア「ああ、私は大丈夫だ。長らく気を揉ませたことだろう。すまなかった」
マネージャーはマレニアの雰囲気がガラリと変わったことに驚いてて、それはネフェリも同じみたいで、二人で珍しいものを見てるみたいな視線を向ける。それからネフェリがフッと笑って「ラダーンの大ルーンがよほど効いたようだ。通りでギデオンが欲しがるわけだ」なんて言うから「調子のいいこと言わないでください」ってまたマネージャーが反応。
マネージャー「何があなたを変えたのか…それは気になりはしますけど、何が起きたのかは目の前で見ましたし、細かいことをあなたからイチイチ聞き出すというのも無粋な話ですね」
マネージャー「今はただ、あなたが前を向けるようになった事を喜びます。あなたの涙を円卓で見続けるのは、正直かなりキツかったですからね」
マレニア「あ、ああ…見苦しいものを見せてしまったな…」
マネージャー「気にしなくて大丈夫です。それより聞いてくださいよ!ネフェリさんったら、本気であなたをラダーンに殺させる気だったんですよ!?信じられます!?」
マレニア「そうなのか…?」
ネフェリ「あのまま発狂死を待つよりは、ひと思いに戦場にて散らせてやろうと考えただけだ…まだ続けるのか…」
マネージャーはこうなるとしつこくて話がチョーウゼー方に行きがちだ。ネフェリのやったことはダメだけど、結果的にマレニアが立ち直れたから良いじゃん。なんて言ったらオレも巻き添えを食らうから沈黙を通すぜ。結局何分かしてネフェリがヘトヘトになったところで話が終了。アレキサンダーを残して円卓に帰る方に流れがまとまりかけたけど
マレニア「円卓に向かう前に、会っておかなければならない者がいる」
マレニアがそう言うから「誰と会うんだろ?」って思った瞬間答えが浮かんで、あー、アイツとはマジで話つけないとダメだぜって拓也も納得。ネフェリとマネージャーにも大体察しがついたみたいで、また表情が拓也のケツマンみたいにキリっと締まる。折角だからアレキサンダーも入れた4人と1個で、オレ達は慟哭砂丘の渡し船に乗った。慟哭砂丘を出る前に、マレニアがラダーンに別れの挨拶をしてたのが印象に残ったな。
マレニア「ラダーン。私は旅を終えたなら、腐敗を狩ろうと考えている」
マレニア「貴公からの度重なる恩義に、此度こそ応え、我が罪が後世に遺らぬよう、尽力するつもりだ」
マレニア「だから…その時は、私に炎の技を教えてほしい。腐敗を狩る、浄化の技を」
あの時のラダーンは静かにうなずいただけだったし、マレニアもラダーンに礼を言ってこっちに戻ってきただけだった。でも決定的な溝があっても築ける関係性はあるんだなって思って、なんか、うれしかったぜ。
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