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【誕生日スレ】今日は何の日?【総合】
260
:
Republica de Venexia
:2014/08/25(月) 01:09:14 ID:???
8月25日はベルギーで独立運動が始まった日です
>>164
で見たように、ナポレオン戦争の終結後ウィーン議定書がまとめられ、ヨーロッパはウィーン体制と呼ばれる国際体制に移行しました
しかし自由主義・国民主義を抑制するこの体制も、その動きを抑えきることはできず、1830年7月、フランスにおいて復古王政打倒の革命が勃発します
反動的な復古政策を進めていたブルボン朝のシャルル10世は追放され、自由主義に協力的なオルレアン公ルイ=フィリップが国王に即位し立憲君主制が成立しました
この7月革命と呼ばれる市民革命はヨーロッパ各地に波及することとなりました
その地域の一つがベルギーです
ベルギーはウィーン議定書によってオランダとともにネーデルラント連合王国に再編されましたが、カトリックのベルギーとプロテスタントのオランダという宗教上の相違が存在し、また王国の支配が全てオランダ人によって行われていたこともあって、ベルギー地域では不満が高まっていました
そこに起こったのが先に挙げたフランス7月革命であり、この革命の成功はベルギー市民を大いに勇気づけたのです
そして1830年8月25日、ブリュッセルにおいてオランダ支配に反対する暴動が発生、独立を求める革命へと発展します
同年10月には独立が宣言され、翌1831年2月には憲法が制定されます
オランダはこの独立運動を鎮圧しようとするものの、ヨーロッパ列強はベルギーの独立を事実上承認し、オランダは単独で戦わざるを得なくなります
また同じカトリックのフランスがベルギーを支援したこともあってオランダは鎮圧を断念、1839年にはベルギー独立を正式に認めることになるのでした
本日はベルギー独立革命の誕生日です、おめでとうございます
参考文献
・ジョルジューアンリ・デュモン、村上直久訳『ベルギー史』白水社、1997年
・森田安一編『世界各国史14 スイス・ベネルクス史』山川出版社、1998年
・松尾秀哉『物語ベルギーの歴史 ヨーロッパの十字路』中央公論新社、2014年
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