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雑談

518マサヨシ:2012/05/17(木) 02:11:20
肝心の法秩序違反

議論の焦点は、法秩序違反=成文法の法文で禁止されて行為 と言えるかです。
デミオさんはこの命題を中心に据え、議論の中で繰り返し強調されています。

>本では「違法」は法秩序に違反する行為と本では明言しているよ。実定法に拘束されないものであると解釈するのは明らかに誤り。 >>153
>「法秩序に違反すること」をどう解釈するかです。本ではこれ以上の説明が見当たりませんが、成文法の法文で禁止されている行為と解釈するのが自然だと思います。>>178
>刑法本によると、当罰的行為は、法秩序に反すること、つまり成文の法文で禁止されていることが必要条件であり、>>213      … 他多数

この点、通説によれば、法規範を評価規範と決定規範に分離して、評価規範に客観的に違反することが違法であると考えます。
客観的に法秩序に矛盾する事態が発生した以上は違法となるから、自然災害や動物被害も違法性を有することになります(237p)。

デミオさんは苦しい反論をされていますが(>>382)、話はとても簡単です。

①動物被害や自然災害は、そもそも法律学で問題とされる“行為”と言えますか?

②自然災害(ex.落雷)によって人が亡くなった(人の生命という重大法益が侵害された)。
落雷は成文法の法文(○○法△△条)で禁止されている行為と言えますか?

①②とも“NO”である場合、通説によれば
違法性(法秩序違反)=成文法の法文で禁止された行為
なる概念図式は成り立たないことになります。


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