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【燃エ尽キタ心ヨ、】何処かロール★2【今コソ再起セヨ】

1農村生まれの6さん:2013/07/14(日) 17:38:45 ID:2976OPAU
ここはこの世界のどこでもあるどこでもない場所

人の通る道、安息の地の街
安らげる家、なにかの施設
またはこの国にあらざる別国
豊穣の地、生命の海、幻の行き交う空
はるか遠く天、果てのなき世界び宇宙

ここはどこでもあるのだ、どこだっていいのだ
今こそその燃え尽きた心を再び燃やすときが来たのだ
さぁ、己の生きた証、信条、意志を、この場に刻め

【概要】
小説スレ、SSなどは過去の話。
ここでは今の話を書いて行ってください。
別にSSなどを書け、という意味ではありません。

「本スレや、支部じゃあ、場所が違って書きにくい」みたいなときに御利用下さい。

取り敢えずどこでもオーケーです。
また、伏線など貼るときも使ってください。

【前スレ】
【燃エ盛ル心ヨ、】何処かロール【今コノ地ニ刻マレン】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/17671/1370650228/

781羽衣月花 【着物】 【月光魔術】【銀が少しまざった金髪】6/10:2013/09/23(月) 01:34:44 ID:H.I3pZnc
…………
【…………】

【無言で肉片や血を片付ける】

782アスク 女 カウボーイの様な服装 マゾ E:鋼鉄の杖:2013/09/23(月) 01:37:46 ID:AVzn3Mgk
>>780
あひゃひゃ・・・あーる18指定だね。
【背中をさすってやる】

>>781
(患者をかき消されはしたが、掻き消した方も重患だわ)
【そんなことを思いつつシャルの背中をさする】

783【名称】エタ[♂] 【???】 黒髪紫眼:2013/09/23(月) 01:38:04 ID:Hq.I43VA
>>779-781
……

【と、エタが神官としての上着を脱ぎ、残った左腕とつま先をその上着にくるむ】

【そしてギルド員の方向を向く】

今日はお疲れ様でした、後日司祭様より報酬が支払われるでしょう

【若干硬質とも取れる声で事務的にそう伝える】

それでは中央広場のほうへ、町のほうに帰還しましょう

【包んだ死体を大切そうに抱えながら、中央広場へと進む】

784羽衣月花 【着物】 【月光魔術】【銀が少しまざった金髪】6/10:2013/09/23(月) 01:39:10 ID:H.I3pZnc
>>783


さて、帰りますか!
【片付けを終え、中央広場に行く】


……ってあれ?
どうやって帰りましょう?
【とんと見当がつかぬ】

785羽衣月花 【着物】 【月光魔術】【銀が少しまざった金髪】6/10:2013/09/23(月) 01:39:52 ID:H.I3pZnc
ああ、転送でしたね
すっかり忘れていました
【本当に忘れてたようだ】

786シャル 青髪青目の少女 【水操作魔法】E:ダガーナイフ:2013/09/23(月) 01:40:31 ID:HAAdT7/Y
>>782
ゴホッゴホッゴフッ......ぅぇぇ.....

787羽衣月花 【着物】 【月光魔術】【銀が少しまざった金髪】3000000:2013/09/23(月) 01:42:43 ID:H.I3pZnc
あ−、彼女もつれてかなきゃいけませんね……
【ヤバいっぽいシャルの方へ行く】

【そして、抱きかかえて中央広場へと向かった】

788アスク 女 カウボーイの様な服装 マゾ E:鋼鉄の杖:2013/09/23(月) 01:45:55 ID:AVzn3Mgk
>>783
・・・あひゃひゃひゃひゃ、任務完了!達者でね神官騎士さん。
【無理にテンションを上げると広場まで歩いていく】

>>786
うーん・・・私精神系は専門外なんだけどな・・・
【今後のことを考えて頭を抱える】

789シャル 青髪青目の少女 【水操作魔法】E:ダガーナイフ:2013/09/23(月) 01:48:52 ID:HAAdT7/Y
>>787
.........ぅぅぅぅ..........

790【名称】エタ[♂] 【???】 黒髪紫眼:2013/09/23(月) 01:48:53 ID:Hq.I43VA
……それでは皆様、また会うことがあればまたお会いしましょう

【中央広場にたどり着くと数名の神官が呪文を詠唱しそしてギルドの面々は元の町の中央広場へと転送された】

//イベント終了、同時に本スレへとお戻りください

791羽衣月花【着物】【月光魔術】【銀が少しまざった金髪】3000000g:2013/09/23(月) 01:50:34 ID:H.I3pZnc
>>789
さて、連れていきますか
【抱きかかえたまま、ギルドへ向かった】

792この世ではない何処か 『鬼』:2013/09/23(月) 09:10:16 ID:vU5HqSdc
【戦いが終わったあとその場所に横たわるエイジ】

【時は少し前へと遡る】


【暴徒との戦闘中、ふと意識を失った】

ぐっ……

【次に目が覚めれば、そこは見たこともない場所であった】
【見渡す限り、炎が燃え盛りその場所は赤に満たされている。赤く赤く燃え盛るその場所の中心近くに位置する場所に、男を発見するのは遅くなかった】

「よう……アレが引き金になったか?」

アレ?

【男の発言に対し、それに疑問を持つエイジ】
【アレとは何か、そしてこの男はなんだ、と言った視線を向ける】
【男は、頭に角が生え、無精髭を生やし、瞳は赤く染まっている。パッと見では自分の鬼人化に似ていると言う感想を持った】

「んにゃ、気づいてないなら良いんだよ。まぁなんだ。ここまで来れたんだから完成までのヒントをやる。よーく覚えておけ」

「ヒントは『神様』だ」

【彼の一方的な発言に何かを言おうとしたところでまたも意識が途切れる】


【そして、冒頭へと戻る。さっきのは現実的ではないものだった。果たして夢だったのかそうでないのか、しかし、彼の「ヒント」とやらが妙に気になる】

とりあえずは、ギルドに帰ろう。

【影に潜んでいたキリアデットに一声かけると、背中に翼が広がる】

【バサァ、と空へ飛び上がった】

793暗闇に紛れて:2013/10/04(金) 00:13:47 ID:HS8.D7pM
…ね、やっぱり人狼居たんだって
【ボソボソと、声変わりをする少し前の高い声】
【月明かりがあと少しの所で届かない場所、建物と建物の間の、人が二人横に並んで通るのがやっとの幅の暗がりに、それが響く】

もう延ばせないよ、あの人も一緒に聞いてたから…また、やるしかないのかな
守れる範囲だけを守ればいい、守れないものは切り捨てるしかない…この4年間で、嫌ってほど思い知ったろ
…でも、僕らのせいでもう
それはっ!……、それは、自分自身を守れなかった奴が悪いんだ…俺らは悪くない、守りたいものを守ってるだけなんだから
……そう、だよね………うん、そうだ
【全く同じ声が、二つの口調で会話をリレーしていく】


…行こう、仕事をしないと
そうだね、行こう…守らないといけないものを、守るために
そう、守るために……そのためなら、俺らは
【強い意思を滲ませて、言葉は聞こえなくなる】
【月の光がそれから数瞬遅れて届いたとき、そこには誰も居なかった】

794月明かりの届かないある一室にて:2013/10/06(日) 21:27:55 ID:iks9YDZI
「…なんだ、戻ってきたのか」
……
【一体何が戻ってきたというのか、気配がひとつだけ存在する暗闇のなか、相手の返答も待たずに淡々と言葉は紡がれていく】

「まったく…昔から変わらず、無茶をする奴だ」
……
「今回の事だって、私は一度止めただろう?」
……
「定期的に報告をしに戻るようにと条件をつけて許しはしたが…まさかこんな方法で戻ってくるとは思わなかったぞ」
……
「まったく、予想外のことをしてくれたよ、お前は」
……
「…ほら、もう、喋れるだろう?そろそろ口を開いておくれよ、私にはしっかと感情があるのだから」
……
「…喋らないと、私は泣いてしまうかもしれないだろう?早く、はやく…」
……あァ、漸く
「…!!」
いやァ、悪かったよ嬢ちゃん…まさかあそこまで警戒心の強い所だとは
「…あまり、心配をかけさせるな」
悪かったってば…だがまァ成果はあったからよォ…ふたり、成功した
「……そう、か…疲れたろう、よく休んでおけ。…魔力は多めにしておいた、問題はない筈だよ」
有難ェ…流石にちっと疲れたからよ、暫く休ませてもらうぜェ
「そうするといい…その間は、あれを変わりにするから」
なら安心だねェ、ぐっすりと、眠れそうだ…
【そうして、ふたつの声は聞こえなくなって】
【声がしていた間、気配はふたつに増えることは無くて】

「……おやすみ…よく、休めよ…」
【暫くして物音と声ひとつ、暗闇からたったひとつの気配さえも消え去った】

795名無しの魔導士さん:2013/10/07(月) 00:32:24 ID:G0OjUuS6
【森の中】


……
【白狼に上からのし掛かられる形になって、地面に仰向けに倒れこんでいる人物】
【歯を剥き出して低く唸る白狼に対して、人物の方は拍子抜けたような表情】

…なんだ、
【自身に向けられた鋭い殺意に怯んだりはせず、スッと白狼へ右手を伸ばす】
【殺意や敵意…要するに悪い気配のしないそれを、しかし白狼は拒んで地面を蹴り、後ずさる】
なんだ、お前、人狼では無かったのか
【虚しく空に触れた右手、それを誤魔化すように両目を覆うと、はぁとため息】
【そんな装飾をしているから勘違いされるんだ、白狼の尻尾にある金色に目を向けつつ面倒そうに口にして、上半身を起こす】

はぁ……、悪かった、謝るよ
大丈夫だ、もう悪意を向けたりはしないから…だから、おいで
【再び溜息をひとつ、白狼のせいで倒れた時に顔にかかった髪を乱暴に掻き上げると】
【座り込んだままだだくさに体勢を直し、そばの地面をぺしぺしと叩く】

【それでも尚警戒を続け、姿勢を低くして構える白狼を見て】
悪かったってば…まさか本当に、ただの普通の狼だとは思わなかったんだ
【人間の臭いが薄い人狼もたまにいるから…、誰に聞かせるでもなく言い訳をぼそぼそと呟いてから暫くの沈黙、やがて諦めたようにゆっくりと立ち上がる】

【立ち上がると同時、ジリジリと後退した白狼に対してどこか寂しそうに薄く笑うと】
【人物は白狼とは真逆の方向へと歩き出し、そして森の木々の中に消えた】

796名無しの魔導士さん:2013/10/09(水) 10:26:59 ID:a0zkLXLM
【街の何処か】

…なあ、お前はどうしたい?
僕は…僕は、どうすればいいのか、分からないよ
…、ごめん
ううん、確かめたいって言ったのは僕、だから
【路地裏、壁に並んで寄り掛かって、ぼそぼそと通行人には聞こえないように小声で話す双子】

…………
…………
……なあ、俺は
…うん
俺は、あのニンゲンなら、大丈夫だと思うんだ……お前は?
僕は…大丈夫だって信じたい、かな
なら、アキは
うん…なんとかして、アキだけでも
決定、で良いんだよな?
…うん、良いよ、決定
【そうしてふたりは表通りに出ると、人混みに紛れて消える】


【そして、少々時間をあけて】


【こちらも、街の何処か】

…双子が、怪しい動きをしていますが、
【放っておいても宜しいので?と、機械的な感情のない声】
「良いんだ、泳がせているんだから…それで、双子から伝言なんだろう?」
【さして驚くこともなく、知っていたよとおかしそうに笑う声】

はい、臭いが薄く辿るのが困難だと。
それから、観察したい対象が居るからアキをもう一度、こちらに寄越して欲しいと。
「ふむ、この要求…だが所詮は子供、考えている事は丸分かりだね」
【ふふふ、と含み笑いをして、指示をだす】
「そうだね…要求は全部飲んであげて」
…わかりました、では、そのように。

【そう言って動き出すのをやや慌てて止めて、もうひとつの…こちらは、双子に伝えない指示を】
「あぁちょっと待って、それから…そうだね、サンゴウを動かそうか」
…サンゴウを、ですか。
「そう、でも待って…こっちは、私が良いと言ってからだから、ね」
…わかりました。
「なら、良し…いっておいで」
【そうして動き出すのを、今度は止める事なく見送って】
【誰に向けて言ったのか、宿に帰ろうか、と呟いて、こちらもその場から居なくなった】

797森の中:2013/10/17(木) 16:55:35 ID:TAAAV3UY
「……」

【森の奥深く、それこそ誰も知ることのないような奥地、そこで一匹の獣が倒れていた】
【それは普通にどこにでもいる一匹のイヌ科やネコ科の生物、全身には牙や爪で引き裂かれたあとがある】
【体からどくどくと流れ落ちる血は多く、その獣は自身の残りの命が僅かであることを獣にしては賢い頭で理解した】
【その獣は音が聞こえなかった、だから群れが他の獣に襲われたとき置いていかれた、囮にされたというのは賢い獣にはわかった】
【このまま命尽きるのも悪くない、そう思いつつゆったりと目を閉じた】

【その時、毛皮になにかが触れた、ひんやりとした、だからといって血ではないなにかが】
【獣はゆっくりとその双眸を開きその何かを見る】
【獣はそれに見覚えはなかった、ただ体が毛に覆われておらず、頭に茶色い毛と翡翠色と黒色の目を持っているというだけで】
【獣は最後の矜持ゆえ唸ろうとしたが、唸ることよりも体のけだるさが先に来る】
【昔聞いた死神というやつなのだろうか、獣は薄れ行く意識の中で魂を刈る死神というのを思い出した】
【別にかまわない、どうせ死体となるのだから、諦めの境地に至った獣は、死神が触れている辺りが妙に温かいことに気づく】
【どういうことだろう、と体を起こしてみようとした途端死神と目が合った】
【その死神の翡翠色だった片目は金色に輝いていた】
【と、それを認識するのより早く体に激痛が、快感が、虚脱感が、充足感が襲いかかる】
【力が無理やり消え、それを補うように押し寄せてくる力、その狭間にもまれ獣の意識は飛んだ】


「……」

【獣はしばらくしたあと身を起こした、死にかけた体は何の異常もない、ただ血でぬれた後がある、それだけだ】
【それにしても激しい疲労感と、そして何より奇妙な感覚がする、これは音というものなのだろうか】

【それにしてもあれはなんだったのだろうと翡翠色の目を持つ死神を思い出そうとした、しかしその顔も、温もりも一切思い出すことは出来ぬまま】
【最後には自身になにがあったのかさえ忘れた獣はなぜか聞こえるようになった耳を持ってどこかへ歩いていった】

798作業中の農村生まれ:2013/10/22(火) 17:20:31 ID:y10KLQ9k
上げ作業です

799日記:2013/11/04(月) 23:20:22 ID:n8ppOndk
吾輩は吸血鬼である。名前もある。
先日、吾輩の館にアルバと言う男がやって来た。吾輩を殺しに来たらしかった。
即座に殺しても良かったが、遊んでやることにした。

10日たった今、吾輩の書斎に彼はぼろきれのように転がっている。
彼の戦法は良かったが、いかんせん致命的なミスを犯していたようだ。
魔力の指輪という魔具で日光を作りだし、吾輩を灰に還るというのが要の戦法だ。
だが、彼の所有している本物の魔力の指輪は、花を生み出すものだけであった。
日光を生み出す切り札の指輪は呪いの指輪だったようだ。
日光を出す度に彼の手黒ずんでいった。右手薬指から始まり、今では左腕が全て黒い。

だが呪いのおかげで吾輩も血を吸うことができない。
彼の処遇をどうするかは、検討中である。

800日記:2013/11/06(水) 17:59:36 ID:FeqNcp4Q
吾輩は吸血鬼である。名前もある。
風の噂によると吾輩の館についての資料請求があったと聞く。
魔道師ギルドと言うところかららしい。アルバにその事を話すと何ともいえない顔をした。
話を聞くにアルバはギルドの方針に疑問を示し、憂さ晴らしに吾輩の館にやって来たようだ。
だが憂さ晴らしと言う割りには食料も持ってきていたし、何か別の意図があるのだろう。
取りあえずギルドには吾輩直々に書いた手紙をおくってやることとするか。

追記
アルバには取りあえず話し相手になって貰っている。
ハニーも彼に愚痴を零しているらしいし、館に置いてやるのも悪くない。
といっても、未だに鎖は外せない。信用はしきれないからな。

801unknown:2013/11/09(土) 20:19:36 ID:.0wLtL0Q
「セカイは…再構築されなければならない。」

11月4日。歩き、進む。茂った樹々の隙間を。
このセカイの者とは雰囲気が違うこの女。棒切れ片手に無き道進む。


「セカイは…考えなさねばならない。魔法の尊さを。」

何を言う制服女。何者なのかその姿。
どのセカイの者なのか。このセカイの住人では無いのか、違うのか。

「魔法の具現だよ、僕は。」

魔法の具現…?魔法に姿などあるのか。
"魔物を召喚する"魔法の一種か。
「違う。」

何。

「魔法の母さ。」

…意味がわからない。だからこそ彼女を生かすわけにはいかない。貴様がこの地域の異変の根源か。魔導士を消したのは貴様なのか。

「そうだよ。でも殺してはいない。」

…そんなことはどうでもいい。捜索なら後でも可能。ここで貴様を消す。消さねばまた消すのだろう?

「うん。」

……燃え尽きろ、この焔で。貴様が何者かは知らぬが倒す。終わらせる。焔錬成…。

「ふーん…それ君の魔法。」

「…じゃあね、バイバイ。炎の魔導士さん。」


以下、魔導新聞より抜粋――。

先月よりアレグリア王国近隣国で魔導士が大量に消失する事件が発生中。現在のみでも○○王国で600人。○☆王国では700人ほどの魔導士が行方不明となっている。
11月4日現在も消失する事件は続いており、今まで被害の無かったアレグリア王国でも増えてきている。
これについて評議会は特に被害が多い夜の外出を控えるように呼びかけている。

802執事長の日記:2013/11/10(日) 12:21:08 ID:AhIuzdms
私は吸血鬼である。名前はライラック。旦那様から頂いた名だ。
先日、私の部下である執事を殺したアルバという男が捕まった。
殺すおつもりかと思ったが、どうも飼うらしい。
あろうことか殺された執事の後釜にすえるらしく、私のもとへと送ってきた。
訳がわからない。良くわからん人間の教育係?しかも部下を殺した奴の?
だから気に入った。私は全力でアルバを鍛えてやることにした。
まずはお嬢様の接しかたについて教えねばなるまい。
お嬢様と接するには割れ物のように慎重かつ将棋のように先を読まねばならない。
まるで歩以外は全て王で試合するようなもの、一歩間違えば王手なりや。

80312/6:2013/12/06(金) 01:19:27 ID:rC6Eflnk
「効きすぎた…かな」
自室。三面鏡に映る自身の姿を眺め、ぼんやりとする。
長い尻尾も三角耳も元に戻らない。髪は真っ白、耳も尻尾も同じ色。

「なんか、取り返しの付かないことをしてしまったみたい…」
耳も尾を動かす気になれば動く、もはや身体の一部のよう。

「でも、今の髪色はすごく気に入ってる。
 ふわふわで触り心地が良くて…まるで、母様みたいで」
髪を手で弄りながら、学校に入れる前の親の姿を思い浮かべる。
真っ白な髪に、黒い着物を着た女の後姿が脳裏に浮かぶ。

「私は今日限り、人間であることを捨てる…ってね」
ベットに倒れこみ、布団の中に潜り込む。
もふもふとした長い尾を抱いて、眠りに付く。

804イリー 独眼の女 動禅魔導 E長い筒状の荷物:2013/12/07(土) 14:55:03 ID:y.44eMYQ
【街中】
【万事は全て表裏一体、まるで銀貨に二面があるように】
【しかしここはその中で灰色の…歓楽街に片足を漬けたような、そんな空間】
【羽織う真新しいコートに吹き付ける風すら、繁華街とは違った薄ら寒さを感じさせた】

(…この辺り…のはずだよな、確か…)
【幾つかの商店が並ぶ道沿い、目的の店を…ビャンコに件の依頼を発注した薬屋を探す】
【喧嘩をするつもりはない…そう言い切ったものの場所柄を考え万一の場合の心構えと武器を手に、隻眼を細めて周囲を探索していた】

805街の片隅、人気のない路地の入り口:2013/12/07(土) 21:24:05 ID:C.oMmsps
>>804
【商店の疎らに並ぶ通りの片隅、ビャンコの言っていた店がひっそりと立っていた】
【古ぼけた扉には小さくopenと書かれた看板がかけられているのみである】
【店構えからは一見して此処が薬屋とは分からないような造りである】

806イリー 独眼の女 動禅魔導 E.長い筒状の荷物:2013/12/08(日) 05:43:55 ID:hvhorSGk
>>805
(丸い窓の、赤い服屋から暫く行ったところ、だったか…ふむ)
【目印となるそれを見付け、そして少しして目的地を発見】
【しばらく周囲を探りやがて意を決したように少々薄汚れた扉に手を当てて開く】

【無言で店内に入ればまずそれとなく内部の様子を観察するだろう】
【店の広さ、取り扱う品物…そして店員といるとしたら客の人相】
【開きっ放しの扉の向こうから冷たい風が一陣、ひゅうと舞い込んだ】

807薬屋店内:2013/12/08(日) 16:59:58 ID:.UlIBFq2
>>806
【店内はは店構えと同様に薄汚れているが、薄汚れているという印象以上に】
【入り口から店の奥までを一本の道とするかの如く所狭しと薬草やキノコ】
【或いは得体の知れない何かの入った瓶などが雑多に積み上げられ】
【店内の生温かく湿った空気も合間って熱帯の洞穴に迷い込んだような錯覚を覚える】

……おぉいおい、入るんならサッサと閉めちゃぁくれないがぁ?

【店内に外からの冷たい風が吹き込んだからだろうか】
【薄暗い店の奥からしわがれた、しかし不思議と腹に響く低音の声が響く】
【目を凝らすと店の最奥、うず高く積まれた品々に半ば埋まるように座る人影が見える】
【先程の声はその人影、恐らくはこの店の店主らしき人物が放ったものであろう】

808イリー 独眼の女 動禅魔導 E.長い筒状の荷物:2013/12/08(日) 22:24:57 ID:x9V2vCpg
>>807
(…これは、なかなか想像以上の…)
【かつての旅路、蒸し暑く湿った地を歩いた記憶が蘇る】
【唐突の湿地や虫、更には獣…正直二度と足を踏み入れたくない箇所のひとつだ】

…あ、あぁ、悪い…邪魔をする
【答え、扉を閉めてからてから、いけない、そう反省した】
【店構えとドスの効いたよく通る声に無意識に飲まれてしまっていた】
【背筋を伸ばし…正しくは自らの態度に縋り…声の主へと歩み寄る】

…少し、話を…いいか?
【動禅により鍛えられた肺から凛とした声を、しかし静かに上げて一言】
【先ずは様子をとも思ったが、大袈裟に言えばここは相手の領域】
【手短に要件を済ませた方が良さそうだと判断したらしい】

809???(薬屋の店主) E:全身に湿った包帯:2013/12/08(日) 22:53:33 ID:.UlIBFq2
>>808
……いらっじゃい、今日はどういっだご用件でぇ?
【扉を閉めるのを見た後、ゆっくりとした口調でお決まりの文句と言った様子で話す】
【接客態度としては褒められたものではないが決して接客を放棄している訳では無いようだ】

【近くで見れば目の前の人物は全身を余す事なく湿った包帯で覆っている】
【更に店内の薄暗さも手伝って唯一露出している目さえもハッキリとは見えない】

……話だぁ? 薬屋を掴まえで薬の用立て以外の話をしようってんじゃぁ……無いよなぁ?
【その声からは不満気な様子を隠そうともしていない事が明らかだ】
【包帯の奥の瞳からはハッキリとイリーを見つめる視線を感じるだろう】

810イリー 独眼の女 動禅魔導 E.長い筒状の荷物:2013/12/08(日) 23:20:03 ID:x9V2vCpg
>>809
生憎だが、その通りだよ…店主殿
【言い終えて内心ホッとする】
【包帯の人物にややたじろぎ、上手く声が出ないかとも思ったがどうやら杞憂に済んだようだ】

先日、うちのギルド員におかしな依頼をしてくれたな?覚えはあるだろう?
【突き刺さるようにすら感じる視線に負けじと隻眼を向けて】
【ぎゅ、と次に頼るのは新たな愛刀と錫杖の包まれた手荷物】

811???(薬屋の店主) E:全身に湿った包帯:2013/12/08(日) 23:50:06 ID:.UlIBFq2
>>810
チッ! なんでぇ……ぞんなら、おめぇざんは客じゃあねぇなぁ
わりぃが、金にならない話を聞いでるほどヒマじゃねぇんでな シッシ

【イリーの表情と切り出し方から碌な話でないと踏んだのか】
【ぞんざいに手で追い払う仕草をするが】

ギルド員に、おかじな依頼だぁ……?ピクッ
………ざぁて、何の事がなぁ?
おかじな依頼なんざした覚えはトンとねぇんだがなぁ?
【イリーの問いかけに一瞬反応を示すが、特に慌てる様子もなく】
【依頼したこと自体を記憶にないとハッキリ告げる】

812イリー 独眼の女 動禅魔導 E.長い筒状の荷物:2013/12/09(月) 00:10:59 ID:tcQfiInU
>>811
(…まぁ、そう…だよな)
【急き過ぎたかと聴こえぬように口の中で舌を打ち、周囲を睥睨して適当な…しかしそれでもそこそこ値の張る…変な色の液体と浮遊物の詰まった瓶を効果も調べずに掴む】

…これを頂こう、これで私は客だな?
【我ながら馬鹿げた事を抜かしているとは思う】
【しかし微かな反応に恐らく脈は無きにしも非ず】
【そう判断して】

813???(薬屋の店主) E:全身に湿った包帯:2013/12/09(月) 07:50:08 ID:VxLJk0As
>>812
……あぁぁん? ……… ジロジロ

【明らかに適当な薬を手に取ったであろうイリーの事を暫くの間、値踏みするような視線を向けると】

……こっちも商売で薬屋やってんだ、客が欲じいって言やぁ嫌とは言わねぇ
だからなぁ……本当なら態々言うほどのこっちゃねぇが
薬っでのはなぁ、ぞれぞれにちゃぁんとじた使い道ってぇモンがある
だからなぁ、どうぜなら客にゃあキチンと使って貰いてぇ訳だ……分かるかぁ? ジトッ

……どうぜ買うにじても、ぞれはやめときな……ぞの薬は男用だぁ…… ハァ
【責めるような視線を送っていたが、別の薬を買うよう勧める声は】
【呆れ混じりではありつつも薬屋の店主としての客へのアドバイスと言った感じである】

814イリー 独眼の女 動禅魔導 E.長い筒状の荷物:2013/12/09(月) 08:33:09 ID:tcQfiInU
>>813
…??
【出足を挫かれた風体に、む、と小さく短い唸り声が上がる】
【薬に性別の区別があるのだろうか、と眉を顰め考えるも、持ち合わせぬ答えは無論分かるはずもなく】

…それは…どうも、なら別のを頂くとしようか
【怪し気な瓶を棚にコトリと戻し、再び薬の群れを探る】

(効果なんかが書いてあれば分かりやすいんだが…)
【もしそれがないようなら、仕方ない】
【この訛りの聞いた店主にオススメでも尋ねる事になってしまうかと左手を口元に当ててまたも小さく唸った】

815???(薬屋の店主) E:全身に湿った包帯:2013/12/09(月) 18:39:30 ID:VxLJk0As
>>814
あぁ、ぞうじておきな……そこの反対側の棚が女向けだぁ……大体だがなぁ
【そう言うと通路を覆うように聳え立つ棚の一画を指差す】
【指差された辺りの棚は他の棚に比べて何処と無く色彩が明るい薬が多いようだ】

……大体の効果はラベルに書いてあるからなぁ……よく見てみなぁ
あとはどんな薬が欲じいか言ってくれりゃぁ見繕ってやるぞぉ ニタリ
【そう言って包帯に包まれた口元を大きく歪ませる、どうやら笑っているようだ】
【因みに店主の言葉通りラベルの何処かしらに小さい字でメモの如き記述があったり】
【物によっては一目でわかるようにという配慮のつもりなのかカラフルなイラストの描かれた物もある】
【先程イリーが手に取った瓶のラベルには赤ら顔で鼻が異常に長い生き物】
【所謂、天狗のイラストが上向いた長い鼻をやたらと強調させた絵柄で書かれていた】

816イリー 独眼の女 動禅魔導 E.長い筒状の荷物:2013/12/09(月) 18:50:10 ID:tcQfiInU
>>815
…どうも、ご親切に…
【案内されて思わず口走りながら頭を下げてしまう自身の体質を呪いながら指し示された棚へと向き直る】

(…女向けなんかもあるのか…?と言うか、少し目が痛くなるような色だな…)
【あえて店主の笑みをそれとは思わないようにして…あくまで目標のために悪人であるという印象以上の事を抱かぬように…薬瓶を睨む】

(…あ、あれ?なんかこれって…?)
【そして適当にラベルを流し読みして行く中でどんな薬品達かをそれとなく理解し始めしかし結論をつける前に慌ててその中のひとつを引っ手繰るようにして手に取る】
【無難そうな「鎮痛剤」と書かれたそれの詳細も読まずに店主の前にズイッと差し出した】

…これを包んでくれ、ついでに幾つかの質問に答えろ

817???(薬屋の店主) E:全身に湿った包帯:2013/12/09(月) 20:26:29 ID:VxLJk0As
>>816
決まったんかぁ? ……あんだ、面白くもないもん選んだもんだなぁ…… ニタリ
どうぜ選ぶんならもっと乙女御用達なモンを選べば良いのによぉ…… ニタニタ
【面白くないと言いつつもその顔は包帯越しでも分かるほどに笑みで歪んでいる】

お代は……まぁ、こんなもんだなぁ パチリ
【そう言って卓の上にあったそろばんを弾く】
【そこにある額は街の薬屋の物としては結構な高さである】

あぁ、ぞれとわりぃがウチでは包装はじないんでなぁ……
かざばるもんでも無いじ、そのまんま持って帰ってくんなぁ

……んでぇ?質問ってのぁなんだぁ?薬の効果についてなら幾らでも話すぜぇ?

818イリー 独眼の女 動禅魔導 E.長い筒状の荷物:2013/12/09(月) 20:44:44 ID:tcQfiInU
>>817
…っ、う、煩いっ!
【どう言った意味であるかを何となく察してしまい、その下卑地味た発想に自分を殴りたくなる程の感情が沸き立つ】
【微かに紅潮した顔は薄暗い店内では目立たぬだろうが、注意して見れば決して見抜けない程ではない】
【不機嫌そうに財布を取り出し、高い出費になったと思いながらも金貨を数枚取り出してぶっきらぼうに差し出した】
【そして包みがないとの返答に頷き、瓶をコートのポケットに仕舞う】

…本題だ、先ほども尋ねたが…
【ギルドの小さな女の子…ビャンコに対しての依頼の件と、そしてその真意を探るべく詰問をはじめた】

819???(薬屋の店主) E:全身に湿った包帯:2013/12/09(月) 21:21:45 ID:VxLJk0As
>>818
げっげっげっげっ! ……あいよぉ、まいどありぃ ニタニタ
【薄暗い店内であっても関係ないのか或いは別の理由があるのか】
【恥ずかしがり、尚且つ不機嫌そうに振る舞うイリーを見て顔の包帯を歪ませ続けている】

【イリーの話を改めて聞き直し、話が一段楽した所で先ほどより僅かに顔を上向けると】

ははぁ……ってえと、お前ざんはあの狐っ子の知り合いってぇ事かぁ?
……ったく、あんまじ人に言うなって言っといたのによぅ ハァ
……一応言っとくがよぅ? ぞの依頼はギルドを通じちゃいねぇ
俺からあの嬢ちゃんに直接頼んだことだぁ
ぞれを同じギルドの奴だか知らんがぁ、横から口突っ込まれる謂れはねぇなぁ? ゴトッ
【ビャンコに口噛み酒の製造を依頼したことは認めるも】
【その依頼の意図や理由などには触れることなく】
【飽くまでも個人同士のやり取りに口を出すな、と言った論である】

820イリー 独眼の女 動禅魔導 E.長い筒状の荷物:2013/12/09(月) 21:35:47 ID:tcQfiInU
>>819
…〜ッ…!!
【面白おかしそうな店主の様子に首を窄め歯を軋ませて素直過ぎる反応を示す自身の体を恨む】

知り合い…そうだな、彼女は大切な友人だよ
…それは…まぁ、そうだとしたら正論だな
【最初の問いに肯定を返しそして、流石に場所柄こう言った…揉め事には手慣れているのだろうかと腕を組んでふむと小さく頷く】

だがな、ひとを騙すのは…それも私の友人だ…余り感心は出来ない
せめて理由と目的を教えて欲しいものだ

821???(薬屋の店主) E:全身に湿った包帯:2013/12/09(月) 23:20:36 ID:VxLJk0As
>>820
へぇぇ……そいつぁまた、結構なこったなぁ?

理由と目的ねぇ……ぞもぞもなぁ、俺はあの子を騙してるとは思ってねぇんだがなぁ?

822イリー 独眼の女 動禅魔導 E.長い筒状の荷物:2013/12/09(月) 23:28:38 ID:tcQfiInU
>>821
ふん、それはどうも…
【ようやく落ち着いて来た心境で、皮肉っぽいその言葉に素っ気なく返す】

なに?ヌケヌケとよくもまぁ…何が百薬の長だ、騙してないとしたら何だと言う
【事が進展せずに焦りはじめていた頃合いに丁度返る返答に食いかかって行った】

823???(薬屋の店主) E:全身に湿った包帯:2013/12/10(火) 00:18:19 ID:GRjx/0ak
>>822
なに、簡単なことだぁ
酒は百薬の長ってぇ言葉もあるが、ぞれ以上にあの娘っ子の作るモンなら効果ありだろ
なんぜ妖狐、ぞれも九尾の大妖狐の血族ときたもんだ
そして何より………幼いながらあの容姿! ありゃあ数年後には大した別嬪になるだろうなぁ、うむ
最早これ以上に適じた人材がいないってだけの適役だぁ
ぞんな人材を見つけて放っとくなんざあり得ないだろうよぉ?

【ふてぶてしい態度ながら、間違ったことは言っていないと謎の自身に満ち溢れているようだ】

824イリー 独眼の女 動禅魔導 E.長い筒状の荷物:2013/12/10(火) 10:55:49 ID:f/HnP.fE
>>823
…妖狐ね…なるほど
【かつての彼女はひとでありたいと願っていたが、今はどうなのだろう】
【少なくともその力によってイリー自身、救われた事は一度や二度ではない】

そして彼女の容姿に付いても同意しよう…とても可憐だ
…だが、
【ドン、と長い荷物で床を打ち鳴らし一区切り】

だからと言って彼女を良いように利用し、剰え自己正当化の詭弁をつらつらと述べる貴方に対して溜飲が下がる訳ではない
【手に持つ筒状の荷物の布が、その握力によりくしゃりと激しく歪む】
【恐らく平行線を辿るであろう会話に、先程感じていた焦りは微かな苛立ちとなって態度に表れていた】

825???(薬屋の店主) E:全身に湿った包帯:2013/12/14(土) 17:14:04 ID:o3Lwu8N.
>>824
……ほぉう? じょあ溜飲が下がらないんなら、どうじようってんだい?

言っとくがなぁ俺はあの嬢ちゃんを利用じてなんかいないんだがなぁ?
あの嬢ちゃんはアレを作って報酬を得る、
俺はゾレを利益の出る額で売る
ぞんで欲じがる奴が相応の金を俺に払う
ほぉれ、どうだ? だぁれも損じてねぇぞ?
むじろ……アレを作るのを嬢ちゃんに止めざぜた方が損が出るぞぉ?
………色々と……なぁ? ニタッ

【イリーの言葉にも動じずむしろ更にふてぶてしく言葉を連ねる】
【そして最後に何らかの含みを持たせた笑みを浮かべる】

826イリー 独眼の女 動禅魔導 E.長い筒状の荷物:2013/12/14(土) 17:29:31 ID:ZfsFKhDo
>>825
無論っ…、
【力尽くでも、と言い掛けてしかしビャンコと交わした言葉が頭を過ってその愚行を間一髪で止める】
【しかし体がそれを理解するのに微かなラグが存在し、一瞬の間ではあるが闘気の焔がゆらり揺らめいた】

そ、それは…そうだが、だけど…
【慌ててそれを堰き止め、続ける言葉を探した】

…?…損…?色々…?どう言う、事だ…?
【それでも結局続く事のなかったイリーの口撃は、店主の含みある笑みに対する疑問となって滑り落ちる】

827???(薬屋の店主) E:全身に湿った包帯:2013/12/16(月) 19:10:57 ID:rOh9Z6Uk
>>826
色々って言ったら色々ざぁ
俺は儲けが無いじ、あの嬢ちゃんは報酬を貰えねぇじ、ウチの客は例のブツを買えない
ぞれに何よりあの酒が勿体ねぇなぁ素材もイイもん使ってるじ
儲けを抜きにじてもぞうぞう手に入らねぇ代物だじなぁ
……売れなくなったなんて言ったら欲じがってた奴らになに言われるか

ぞうなったら……困るなぁ、俺も……あの嬢ちゃんも ニタッ
【弱音とも懇願とも取れる内容の話を、しかしちっとも困った様子もなく話す】
【そして最後にそれまでの話とは一見して繋がらない様な事を付け足す】

828イリー 独眼の女 動禅魔導 E.長い筒状の荷物:2013/12/16(月) 19:50:04 ID:X2A3se7s
>>827
…それは…そうか、まぁ…
【先程からだが、道理は向こうにある】
【むしろ感情論で頭に火が登っているのは自身の方なのだ】
【冷静になってみればどれだけ子供染みた駄々を捏ねているのかが分かる】

…?…最後の…それはどういう意味だ?
【しかしその一連の流れの違和感に気が付けぬ程の状況ではなく、鋭く見据えたまま疑問符を浮かべた】

829???(薬屋の店主) E:全身に湿った包帯:2013/12/17(火) 19:32:21 ID:Lywz4PaU
>>828
……ここで扱ってる薬は大体がウチで調合したモンだ
ぞれでもここらじゃ材料が手に入らない物やら俺には作れない類の薬は
他所で作った物を仕入れてここで売っている訳だ

【話の流れを無視するかのように商品の扱いについての話を始める】

ぞんでだ、ぞういう品に関しちゃ何処から仕入れたのかとかはウチじゃあ教えてねぇんだ
第一の理由はぞんなの教えたら俺の儲けが減るってのがあるからだが
それ以外にも、教えちまったら薬を欲じがる輩が作り手のとこに押じ掛けたり
希少な薬ならぞれの独占を狙って最悪の場合にゃ作り手を誘拐、なんてこともあり得る訳だ

【しかしちょっとした世間話のようだった話の雲行きが徐々に怪しくなる】

まぁぞんな訳でだ、この店で扱ってる薬の出処は絶対秘密なんだよ
ただ………ウチの店で置いて無い薬もそれなりにある訳で、だ
ぞういう品に関じちゃあ、何も薬を欲しがってる奴に意地悪ずる必要はねぇからなぁ
何処に行けばぞれが手に入るか教えてやってるんだわぁ
いやぁ〜………何じろ生きてる間に出会えるかも微妙な妖狐の口噛み酒だからなぁ〜?
欲じがる奴は文字通り喉から手が出るほど欲じいだろうじ
あんまり熱意たっぷりに話ざれたりじたら……教えてやっちまうかもなぁ……出処を ニタリ

【そして最後の最後、それをするのがまるで善意からであるとでもいうような様子で】
【口噛み酒が売られないことになった時にビャンコの身に何が起きるのかを遠回しに示唆する】

830イリー 独眼の女 動禅魔導 E.長い筒状の荷物:2013/12/17(火) 20:30:11 ID:xMqieWYo
>>829
…?あ、あぁ…まぁ、そうだろうな
【旅人として放浪して来た中で様々な薬に出会ってはいるが、この店の品揃えは見た覚えがない珍しそうなものばかりなのだから】
【効果の程は分からないが、少なくとも調合の種類や仕入れに関してはこの店主の腕は確かなのだろう】

…なるほど、それも分からないでも…、…?
【気が付かぬ内に外はすっかり夕暮れも過ぎた】
【怪しげな店の小さな窓から射し込む陽射しが、ゆっくりとか細くなり心許ない照明のぼんやりとした光だけが頼りになる】

……、…つまり、なんだ…それは…脅迫って事か…?
【その暗闇に、ゆらりと灯る新たな光】
【再び発された動禅の青白い焔が、イリーを中心に周囲に影を落とす】

831???(薬屋の店主) E:全身に湿った包帯:2013/12/17(火) 21:58:11 ID:Wr09QGbs
>>830
おぉっと、ぞんな物騒な事を滅多に言うもんじゃあ無いぞ?
何じろ物が物だぁ、欲じがってる奴らもぞこらの薬を買うのとは目の色が違っててなぁ
ぞれがこっちの都合で売れなくなったなんて聞いたらどうなる?
これでもウチみたいな店は信用が第一なんでねぇ
これからも五体満足で店を続けるためにゃあ、必要に迫られりゃやらざるをえんだろ
だがぞれだってベズトな選択肢だとは言えねぇ悪手だ
だから困るなぁって言ったんだよ、アンタもギルドの人間だってなら分かるだろ?

【イリーから立ち上る焔の揺らめきを見て、そこからの動きを遮るように手を上げ話す】

だがまぁ……俺もアンタの気持ちが全く分からねぇ、とは言わないざ
ぞれにアンタのぞの正義感ってのか? ぞういうのも悪かねぇと思う ウンウン
ぞこでだ……アレを売らせたくないアンタと売りたい俺
ここは一つ、お互いの間をとった案を提案じたいんだが……どうだい? ニッ

【そしてイリーの主張への理解を示したかと思うと指を一本、ユラユラと揺らして嗤う】

832イリー 独眼の女 動禅魔導 E.長い筒状の荷物:2013/12/17(火) 22:33:56 ID:xMqieWYo
>>831
…ふん、余裕がないって訳か?
【だとしてもそれは、非があると感じ始めてしまった自分に比べれば些細なものだとすら感じてしまう】
【そう思わせるに充分な程のらりくらりと立ち回る店主は、話術に置いて圧倒的に上を行くと認め掛けてしまっているからだ】

…折半案…?…話してみろ
【内容次第だ、と強がって見せつつ闘気の焔は立ち消える】
【また暗闇が店内を包み込み、イリーからは包帯に塗れる店主の一挙一動が一層幻覚的に映る】

833???(薬屋の店主) E:全身に湿った包帯:2013/12/17(火) 23:09:18 ID:Wr09QGbs
>>832
へっへ……ぞうこなくっちゃなぁ? ニヤッ

ぞうだなぁ取り敢えず、結論を言うとだ……アンタが例の口噛み酒を買ってくれりゃあ良いんだよ ニヤニヤ

【と、先ほどまでの笑みとは少し性質を違える笑みを浮かべつつ提案する】

834イリー 独眼の女 動禅魔導 E.長い筒状の荷物:2013/12/17(火) 23:21:00 ID:xMqieWYo
>>833
…はっ?わ、私が?…そりゃあ構わないが…
【予想もしていなかった言葉に素っ頓狂に口を開き、続いて唇を尖らせる】
【そして薄暗闇の中、店主の浮かべる笑みの真意を探ろうと試みるもののなかなか上手く行かない】

835???(薬屋の店主) E:全身に湿った包帯:2013/12/18(水) 20:49:00 ID:f/XUpW/c
>>834
おぉっと、思ったよかあっざりな反応だな? まぁその方が話が早くて助かるがな

そんじゃあ、ぞの方向で異存がねぇなら前提の説明をずるぜ?
まず、ウチの店じゃあ基本的に商品の売薬ってのはやってねぇんだ
珍じい品が入った時に予約じただの先に店に来ただので揉められちゃかなわないからな
だもんで、今回みたいな珍じい品が入った時には品が出るって事だけは知らぜて
ぞの上でいつ、ぞの品が店に並ぶかは教えねぇでおくんだ
ぞんで、店に品が並んでから最初にゾレを買うって言った奴が買うってな具合でな

で、だ……ぞうなるとアンタがアレを買うってならアンタもぞのやり方に沿ってもらうことになる……普通なら、な

だがアンタはあの嬢ちゃんの知り合いらじいじ、今回は特別に売約ざぜてやってもいいぞ?
まぁ多少はザービズじてやるとじて……こんなモンだろうな スッ
【そう言って差し出したソロバンにはとても酒の値段とは思えない高い額だ】

836イリー 独眼の女 動禅魔導 E.長い筒状の荷物:2013/12/18(水) 21:16:20 ID:WZz1u3bQ
>>835
…本来なら、貴方の口を塞いで彼女に危険が及ぶ可能性を無くすのが最良なんだがな
【負け惜しみめいた事をと我ながらに思う】
【しかしそうとでも言っておかなければ、負けっ通しなのは性分ではない】

予約って事か?それはそれは…ふん、感謝するよ…
…えーっと……はぁっ!?ば、馬鹿言え!なんだこの値段はっ!!
【数桁間違っているのではないかとすら疑ってしまう金額に驚愕の声が挙がる】
【普段無意識に抑えている動禅により鍛えられた相当の肺活量から発される腹式のそれは、ビリビリと店内を揺らすだけに留まる事は恐らくないであろう】

837???(薬屋の店主) E:全身に湿った包帯:2013/12/18(水) 22:36:00 ID:f/XUpW/c
>>836
おぉ、怖い怖い……あんまり弱い者イジメをするもんじゃあないぞ? ニヤリ

おやおや、ぞんなに大きな声を出ずモンじゃあない
店の中の薬の瓶が幾つか割れでもじたらどうなっても保障はできねぇぞ?

【店内を揺らす程の大声にも、それ自体にはそれなり以上に気圧された様子はない】
【しかし店内の薬瓶が割れることに関しては言葉通りに色々な意味で警戒しているのか】
【それ以上大声を出さないように牽制する】
【因みに店内の気密性の高さ故にか店外には声は届いていないようだ】

……ざっき言ったろ? 品が品だ、ってなぁ? これでも値引じた位のモンだ ニヤニヤ
言っとくが、この値段で即売できるなら迷わず払うって奴ばかりだと思うがね?
別に買えないってんならぞれはぞれで俺とじては一向に構わないぜぇ?

838イリー 独眼の女 動禅魔導 E.長い筒状の荷物:2013/12/19(木) 06:15:13 ID:2ZL6xItI
>>837
…チッ…
【もはや慣れつつある、あしらわれるような店主の反応に軽く舌を打った】

…、…悪かった……
【思わず大声を出してしまった事にばつが悪そうにしながら軽く頭を下げ、その値段に唸る】
【そもそもはビャンコを騙すこの店主に制裁をと思いここに来たのに、今やすっかり立場が変わってしまっていた】
【せめて他人の手に件の薬が渡ることは避けたいところだが……】

…?
【と、そこまで考えて何故その考えに到ったのだろうと自分で不思議に思う】
【だがそれを自らを問い詰めるのは後だ】

…分かった、払おう…
だがこれっきりだ、二度と彼女に近寄るな……彼女の善意を利用するな
【これでおよそ当面の生活費と決めた蓄えの大半を失う形となった】
【しばらくは節制の生活が続く事だろう】

839???(薬屋の店主) E:全身に湿った包帯:2013/12/20(金) 20:19:31 ID:bMy2X8Ys
>>838
げっげっげっ……商談成立だなぁ
嬢ちゃんに近づくな、か……まぁ俺の方から声を掛けるのは無いようにじよう
だがあっちから声をかけてきた時には……いや、まぁ……ぞっちにじても最大限善処じよう
俺とじても命は惜しいからなぁ……げっげっげっ ニタリ

【低く濁った笑い声をあげる店主、その声はどこか愉快げあった】

あぁぞうだ、嬢ちゃんの友人だってならアンタも魔道士かなんかなんだろう?
ぞれなら……あ〜、ちょっと待ってな……確かこの辺りに ゴソゴソ
あぁ、あったあった……ほれ、コレを持ってきな コトコトッ
高い買い物じてくれたんだ、ザービズだから持ってきな

【カウンターの下にあるらしい薬棚を漁ると幾つかの小瓶を取り出しカウンターに置く】
【中に入っている液体の色の違いから、どうやら種類の異なる薬のセットのようだ】

840イリー 独眼の女 動禅魔導 E.長い筒状の荷物:2013/12/20(金) 20:39:12 ID:G76vdZo.
>>839
…金は品物と交換だ
【精一杯強がってみせるが、詰まる所持ち合わせでは到底足りてないと言う事である】

ふん…信じられるもんかね…
【肩に掛けていた長物の収まる荷物をぐっ、と掛け直す】
【中でガチャリと金属と金属の触れる音が響いた】

…?…サービス?…何のつもりだ、そもそも…
【何の薬だ?と暗がりの中、薬瓶のラベルや刻印があるとしたらそれを凝視することだろう】

841???(薬屋の店主) E:全身に湿った包帯:2013/12/20(金) 22:04:21 ID:bMy2X8Ys
>>840
おや、ぞうかい? なら……品物は嬢ちゃんから直接受け取ると良い
理由はぞうだな……ぞれなりの重さの物だじ、代わりに運んでやるとかで良いだろ?
代金に関じては、また今度会った時にでも払って貰うとずるかねぇ ニタリ
【懐事情を察したかどうかは半々だが、特に支払いを急ぐ様子はなく随分と余裕そうだ】

げっげっ……ざっきも言ったがこの商売は信用が第一なんでね、ぞこは信じてもらう他ないだろうざ
……あぁぞういえばぞの包み、中身は何なんだい?
まざか薬屋に押じ掛けるのに楽器を持参って訳では無いだろう?
【いかにも世間話をするといった流れで肩にかけている物の正体を尋ねる】

何のつもりか、と聞かれるなら店主とじて客へのゴマズリだ、ってとこだな
中身は傷薬やら眠気覚まし、痛み止めはざっき買ってたからな
代わりに魔力の回復薬と……スナ(ボソボソッ)……まぁ、ちょっとしたオマケって奴ざ
【薬瓶はどれも一回で使い切ること前提なのか中身の薬は一口分程度しかない】
【薬の内容に付いては店主が言った通りのラインナップのようで】
【一つの瓶を除いて全てにラベルが貼られて小さく歪な字で中身について薬名と効果が簡単に書かれている】

842イリー 独眼の女 動禅魔導 E.長い筒状の荷物:2013/12/21(土) 09:05:14 ID:XKMYgyR.
>>841
…御提案どうも…参考にさせて頂く
【その笑みになんとなしに看破されたような気がして、ふいっと目を逸らす】
【視線の先、暗闇でも目立つ目に毒なカラフルな薬達が飛び込んできた】

信用…ってなら先ずは騙し当然の薬の調達は止めろ、いつまた私みたいなのが来るやもしれん
ん?これか?…「仕事道具」…
【再び担ぎ直すと、外の夜風と同じくらいに冷たい音が聞こえる】
【中で愛刀と錫杖の金属部が触れて奏でる声だ】

ふぅん…そんな事をしたところで、礼の一言も出るか分からんぞ?
…魔力の薬…へぇ…ん?スナ…何?
【おそらくラベルの書かれていない一つであろう瓶を指しているのだろう、その呟きを聞き逃してしまって尋ねる】
【同時、その瓶を手に取りマジマジと眺めながら】

843???(薬屋の店主) E:全身に湿った包帯:2013/12/23(月) 19:09:05 ID:NKu/f/bI
>>842
はは、ご忠告痛みいるよ……だが、どいつもぞれほど他人の事なんざ気にしてないのざ
ぞれに騙じたとは言うが、別に誰も損じてる訳でも無いんだから良かろうよ
ほぅ……仕事道具ね……良いモン使ってるみたいだなぁ
金属磨きの薬なら良いモンがあるからなぁ、今度見てくと良い ニヤリ
【『仕事道具』とやらが響かせる澄んだ音を聞いて楽し気に話す】

礼なんざいらんよ、ぞれよりゃ使ってみた感想のが欲じいモンだなぁ
あぁぞれかい? まぁ……ちょっとばかじ素直になれる薬って奴だな
【瓶を見つめるイリーに特に気負う様子もなくあっさりと告げる】

844イリー 独眼の女 動禅魔導 E.長い筒状の荷物:2013/12/23(月) 22:05:46 ID:V/WpYcFw
>>843

【ただ無言で唇を尖らせている】
【この件に更に話したところで、我儘を言っているのは己であり敗北は目に見えているのだから】

…チッ、それはどうも…
【そう言えばしばらく愛刀に手入れをしていなかった事を思い出す】
【次に金を払いに来た時、下手をすれば本当に世話になる必要があるかもしれない】

感想ね…まぁ、書面で良ければ手紙を寄越す…気が向けばな
…??…素直に、ね…
まぁ、いい…それでは、長居したな
話はそれだけだ
【結局何の薬かの詳細は分からず、しかしこれ以上ここにいたとて空気に呑まれるだけだ】
【薬瓶を掻っ攫うように受け取り、踵を返して外へと続く扉へとつかつか歩く】

845???(薬屋の店主) E:全身に湿った包帯:2013/12/23(月) 22:22:28 ID:NKu/f/bI
>>844
……またのご利用、お待ちじておりまずよ〜……げっげっげっ ニタッ
【踵を返し店を出て行く後姿を見送り笑う】
【何処までも胡散臭いその声は扉を潜り寒風の吹く通りへと出るまで耳の奥に響いていた】

846イリー 独眼の女 動禅魔導 E.長い筒状の荷物:2013/12/23(月) 22:53:05 ID:V/WpYcFw
>>845
……
【誰が来るか、と捨て台詞を叫びたかったところではあるが後日現金を払いに来ないといけない現実】
【木枯らし吹く夜の街並み、店主の声だけが耳にへばりついて残響する】
【敗北感に見上げた夜の澄んだ空、ぽっかりと月の影が見て取れた】
//長々とありがとうございました、これにてギルドへ帰投しますー

847ルーク 男【状態変化・物質召還】(黒髪金眼の青年):2014/01/18(土) 00:43:59 ID:hFQNEJxA

「ベル…おいで…」
ルークがオオワシを呼ぶ
ベルと呼ばれたオオワシはルークの足元に降り立った

「妙に懐くから怪しかったけどこんな仕掛けがあったとはね」

ベルの足元にしゃがみ込むとベルの首もとに手をやり何かを呟く

何かが割れる音とともに見えない何かの破片が飛び散る
まるで首輪がしてあったかのように

「さぁいってらっしゃい」
それを確認したルークはベルを空へ飛び立たせる

「君はもう自由だよ」

848ビャンコ 少女 【白面の理?】目に紅の縁取り:2014/02/27(木) 20:34:52 ID:XqqC3ZW2
……ん〜っ! よっし、それじゃあ そろそろ しゅっぱつしよっかな! ノビーッ

【ギルドの前にて身軽な装いで統一した少女が腕を伸ばしている】
【事前に声をかけてくれたギルドのメンバーがそろそろ集まってくる頃合のようだ】

849烏丸明 黒髪の少年 E:神刀:2014/02/27(木) 20:38:21 ID:YMjDFehg
>>848
あの…よろしく、お願いします。

【刀を腰に付け、動きやすい服を身に纏った状態で出てくる】
【腰には刀の他にポーチがある】

850イリー 独眼の女 動禅魔導 E.彩浜住乞食白波.セコイヤの錫杖:2014/02/27(木) 20:38:49 ID:gR72fSno
>>848
……よぉ、案外軽装だな?
【大丈夫か?とやってくるその姿は普段のラフな服装よりはやや重装】
【このまま登山にまで行けるような、そんな格好をしている】

851ビャンコ 少女 【白面の理?】目に紅の縁取り:2014/02/27(木) 20:45:20 ID:XqqC3ZW2
>>849
……! あっ、どうも! こちらこそ、よろしくですっ……?
【やはり数日前の様子は勘違いか何かだったのだろうかと首を傾げている】

>>850
そりゃぁね! いつもいってるところだし! ムシさん くらいなら ラクショーだもんっ! フンスッ
【今回は自分でも相性的に有利と踏んでいるのか余裕そうである】


え〜っと……うん、これでそろったかなっ! それじゃあいくよ! ついてきてっ♪
【そう言うと足取り軽く歩き始める】
【ちなみに目的地までは乗り合い馬車で2時間ほどである】

852烏丸明 黒髪の少年 E:神刀:2014/02/27(木) 20:47:50 ID:YMjDFehg
>>851
…?

【少女の様子を不思議に思いつつももう忘れたようで、後をついて行く】

……ボソボソ

【時折何かに話すように呟きながらも】

853イリー 独眼の女 動禅魔導 E.彩浜住乞食白波.セコイヤの錫杖:2014/02/27(木) 20:48:31 ID:5eYtbTpE
>>851
そうか、その近隣の村からの依頼なんだったな
……虫さん、ねぇ……
【散歩にでも向かうようなその背を追い掛ける】
【虫型の魔物との交戦は初のため、今一つどのようなものか想像出来ないようだ】

854ビャンコ 少女 【白面の理?】目に紅の縁取り:2014/02/27(木) 20:54:22 ID:XqqC3ZW2
【馬車に揺られて数時間後・・・】

ふぃ〜……ついた〜! ここが もくてきちのもりだよっ! シタッ
いらいしゃの こびとさんたちのむらは モンスターのでるところと はなれてるから
きょうは よらないで ちょくせつ モンスターの たいじにむかうからねっ?
それじゃあ はぐれないように ついてきてくださいっ!! ビシッ

【依頼者が人間でなかったことをさらっと話しつつ討伐に向けて歩き始める、が】

おととっ! いけないいけない……ここで まちあわせの ひとも いたんだった……
それじゃあ、ちょっと ここでまちあわせのひとを まつあいだ なにか ききたいことがあったら かんたんにおはなしするよっ?

【待ち合わせを思い出し、近くの切り株に座りつつ話しかける】

855ミズキ E:白いフード、マント:2014/02/27(木) 20:57:10 ID:NTXmdu2Y
>>854
…んー。襲撃の機会を誤ったか。
碌なの積んでなさそうだし放置…放置…
【不穏な気配が、一人つけていた様子だ】

そう…見知った顔が、幾つか…
【一人の女は一行の様子を、高い木の枝から見下ろしていた】

856烏丸明 黒髪の少年 E:神刀,ポーチ:2014/02/27(木) 20:59:00 ID:YMjDFehg
>>854
なかなか、いい場所…。
少し暑いかも…。

【顔を手でパタパタと仰ぐ】

…小人…?
ホビット族と、同じ感じかな…。
【手を組んで思案する素振りを見せる】

……モンスターってどんなのか、具体的に、分かる?

857イリー 独眼の女 動禅魔導 E.彩浜住乞食白波.セコイヤの錫杖:2014/02/27(木) 20:59:42 ID:5eYtbTpE
>>854
ふぅん……小人さん……小人!?
【なんとなしに聞き流しそうになって慌てて鸚鵡返す】

待ち合わせか、わかった
あー、その……虫の魔物と言ったか?具体的な種類とか形とか……分かるかな?
【ビャンコの座る切り株の近くの木に背中を預け、烏丸とほぼ同じような質問を投げ掛けた】

858ブリジット 女 【魔弾】赤髪ショート E.左手に機械甲 黒いベスト:2014/02/27(木) 21:01:50 ID:Z86OmJZI
お、ここらへんが集合場所かな?
お〜い!
【後ろの方から、声が聞こえる】

859ビャンコ 少女 【白面の理?】目に紅の縁取り:2014/02/27(木) 21:06:06 ID:XqqC3ZW2
>>855
……?キョロキョロ
【何処からか視線を感じたのかあたりを見回すが気のせいだと思ったようである】

>>856 >>857
モンスターがどんなのか? んっと〜……とにかくたくさん いるってことと
うにうに クネクネ してて、かじられると すっごくいたいって いってた、かなぁ?
【どうやら依頼者伝に聞いたおぼろげな情報しか少女は持っていないらしい】

>>858
あっ! きたきた! ここですよ〜っ! フリフリ
【現れた人影に手を振り応える】


さてとっ! それじゃあ ちょうどひとも そろったし! こんどこそ しゅっぱ〜〜つ!
【色々なフラグを立てつつも一切そのことに気付くことなく歩き出す】

860イリー 独眼の女 動禅魔導 E.彩浜住乞食白波.セコイヤの錫杖:2014/02/27(木) 21:08:41 ID:5eYtbTpE
>>858
ん?お、ブリジットさんも来てくれてるのか……
【心強いななんて思いながら軽く手を振り返す】

>>859
うにうにくねくね、か……ま、覚悟はしてたさ
【誰にともなく呟き苦笑、錫杖を突いて歩き途中腰に帯びた刀の柄を確かめるように撫でた】

861烏丸明 黒髪の少年 E:神刀,ポーチ:2014/02/27(木) 21:09:19 ID:YMjDFehg
>>859
…ウネウネ…?
…なんだろ、嫌な予感が…。

【ついて行く】

862ミズキ E:白いフード、マント:2014/02/27(木) 21:10:57 ID:NTXmdu2Y
>>859
えーと…数は、ひーふーみーよー…四人。
(さすがに分が悪い。私の手は2つしかない)
【高い木の枝から飛び降り、ドンッと音を立て鮮やかに着地する】

ダンジョンか何かなら…お宝とか分けてもらおう。
なかったら今日は収入0って事で
【一行を後からつけている。焦っているのか、気配を消すのをやめている様子だ】

863ビャンコ 少女 【白面の理?】狐耳,目に紅の縁取り:2014/02/27(木) 21:15:19 ID:XqqC3ZW2
>>860-863

……ん〜っ……そろそろ、かな? スッ...パチンッ
【呟きつつ少女が指を鳴らすとまるで初めからそこに有ったかのような自然さで頭部に狐耳が現れる】

……うん、やっぱり! けはいがたくさん……いち、に……ん〜たくさん!
あっちのほうから けはいがする……それじゃあ、みんな……いくよっ! ダダッ

【戦場ゆえの高揚感からか、勢いよく走り出す】
【そうして森の木立を抜けて少し開けた広場にでる、そして一向の前に現れたのは……】

//このレスの秒数×7の数のワーム

864ブリジット 女 【魔弾】赤髪ショート E.左手に機械甲 黒いベスト:2014/02/27(木) 21:15:22 ID:Z86OmJZI
虫か、多すぎなきゃいいなぁ…

【背中には短いショットガンが1丁、両足にハンドガンを1丁づつ、ベストに大型のナイフと足首にブーツナイフ、といった装備】
【黒いベストには弾倉や、ショットガンの弾などがポーチ類にいっぱい入っていた】

今日も頼むよ〜。
【そう言いつつショットガンに弾をこめていく】

865イリー 独眼の女 動禅魔導 E.彩浜住乞食白波.セコイヤの錫杖:2014/02/27(木) 21:19:01 ID:5eYtbTpE
>>862
……ん?
【ふと何かに気が付き掛けるも、】

>>863
げっ……随分とまぁ、
【大量のうねうねに意識が向き、軽く鳥肌】
【錫杖に青白い闘気の焔を纏わせて構え、ビャンコとやや近い位置に駆け出して薙ぎ払うようにして振るった】

866ミズキ E:白いフード、マント:2014/02/27(木) 21:21:08 ID:NTXmdu2Y
>>863
戦闘態勢に入ったか。討伐の依頼のようだねぇ。
【右手を掲げ、赤い魔力球を作り出す】

ちょっと援護射撃でもしてみるか。
【周囲の魔力が取り込むよう、赤い魔力球に吸い込まれていく】

>>865
【後方で魔力がざわめく。誰かが詠唱している様子だ】

867ビャンコ 少女 【白面の理?】狐耳,目に紅の縁取り:2014/02/27(木) 21:21:14 ID:XqqC3ZW2
【開けた広場の地面が蠢いていると錯覚するほどの量の虫型モンスターが蠢いている】
【モンスターの種類について知るものであれば、それが一般にワームと呼ばれるモンスターであり】
【地表だけでなく地中すらも自在に移動する見かけ以上の機動性をもったモンスターと知っているだろう】
【数は一目で数え切れないほどであり、大きさとしては中型犬なら一飲みに出来るほどだろうか】

//ちなみにワームの正確な数は19×7=133ということで133匹です

868ビャンコ 少女 【白面の理?】狐耳,目に紅の縁取り:2014/02/27(木) 21:26:06 ID:XqqC3ZW2
うっわぁぁ……さすがにnこのりょうは キモチワルイ かも…… オエッ

>>865
あっ! いちばんのり ずるい〜! わたしも……っ! スッ...ボボボッ!
【そう言うと少女の周囲に握り拳大の炎が浮かび上がり、目の前の虫に向かった飛来する、が】

……あ、あれっ!? ぜんぜん きいてないっ!?
【少女の放った火の玉を受けても全く気にしたそぶりを見せない】
【どうやらこのワーム、土属性で火属性の魔法は効果が薄いようである】

869ブリジット 女 【魔弾】赤髪ショート E.左手に機械甲 黒いベスト:2014/02/27(木) 21:26:24 ID:Z86OmJZI
うっわー、こりゃひどい。
デカいし、速いとか最高だ…
【やれやれ、というような表情を作り、ポーチからグレネード2個を取り出す】

まずはこれからだっ…!

【片手で1つづつ持ち、後ろの方のワームに向かって投げた】

870ミズキ E:白いフード、マント:2014/02/27(木) 21:29:18 ID:NTXmdu2Y
>>867
さーて…手投げ式…
【魔力の集積が終わると、赤黒い炎の槍へと形成され…右手で握り投擲の構えを取る】

…絶火!
【赤黒い炎を纏った灼熱の槍がワームの群れへと投擲される】
【一群の群れに風穴を開けんと、灼熱の槍が向かっていく。…属性的に、効果の程は期待出来そうにないが】

871イリー 独眼の女 動禅魔導 E.彩浜住乞食白波.セコイヤの錫杖:2014/02/27(木) 21:30:25 ID:5eYtbTpE
>>867-868
!!……案外
【焔を散らせながら振るった錫杖の初撃は、存外な機動力によって避けられ慌ててフォローに追撃を放つ】
【この虫、速い。そして気持ち悪い】

……大丈夫かっ!?……くそっ、なら……
【ビャンコの炎が通じないのを横目に確認、己の闘気の焔の効果も薄そうだと錫杖を腰に下げて変わりに刀を抜き放った】

872ビャンコ 少女 【白面の理?】狐耳,目に紅の縁取り:2014/02/27(木) 21:36:18 ID:XqqC3ZW2
>>866
あ、あれ……?! おねぇさん、なんでここにっ!?
【いつの間にかそこにいた予想外の人物に驚いているようだ】

ど、どうしよう……ほのおが きかないなんて きいてないよぉ〜っ!
くっ……こうなったら、きつねに へんしんし……て……? カクンッ
【と、言葉の途中で唐突に首が下がったかと思うとその場であたりを見回し始め】

……これは無理ねぇ……後は任せたわよぉ? トンッ
【口調が変わったかと思うと地面をけって後ろに跳び少女が陽炎になったかのように消えてしまう】

//ビャンコ戦線離脱、ここからはワームとして戦闘を開始します

//ワームの討伐数は攻撃を行っている描写のあるレスの秒数分ということで
//因みに攻撃が火属性の場合は数字が二分の一されます

>>871まででのこりワーム数133-14=119

873ビャンコ 少女 【白面の理?】狐耳,目に紅の縁取り:2014/02/27(木) 21:38:01 ID:XqqC3ZW2
//訂正、秒数分× → 秒数1桁
例 38秒 → 8体討伐

874イリー 独眼の女 動禅魔導 E.彩浜住乞食白波.セコイヤの錫杖:2014/02/27(木) 21:42:04 ID:5eYtbTpE
>>872
え?あ、あれ!?……今の、ビャンコさんじゃない……変わったのか?
【白面だろうか、変貌した雰囲気と消えた姿に一瞬考えるも】

……っ!?く……このっ!!
【その隙をワームの内の一体が襲い、右の太腿の肉を抉って掠める】
【痛みに顔を歪めながら刀を大きく薙ぎ払った】

875ミズキ E:長巻、白いフード、マント:2014/02/27(木) 21:43:31 ID:NTXmdu2Y
またの名をファイアランス。
アレ?思った以上に吹っ飛んでないな…耐性でもあるのかな。
【遥か後方で見物していられないらしく、戦場に向って駆け始めた】

>>872
ふっ…ヒーローは遅れてやってくるのさ。
ヒーローって柄じゃないけどねー。
【跳躍し、左手に淡い光が点ると、一振りの長巻が現れる】

ミズキさまが華麗に参上…と。
さーて…どう料理してやろうか。
【顔色一つ変える事無く蟲の群れと相対し、反射的に横薙ぎを繰り出す】
【彼女の表情は自信に溢れていた。…慢心しているとも呼べるが】

876ブリジット 女 【魔弾】赤髪ショート E.左手に機械甲 黒いベスト:2014/02/27(木) 21:47:48 ID:Z86OmJZI
弾持つかなー?
【両手にハンドガンを握り、そんなセリフとは御構い無しに撃ちまくる】
【ブリジットが撃ちながら歩くその後ろには空薬莢の道が出来ていた】

877ワーム 119/133:2014/02/27(木) 21:48:40 ID:XqqC3ZW2
KYYYYYYY!! SHAAAAAAAA!!

【ワームは互いの体がぶつかり合うことすら物ともせずメンバー達に襲い掛かる】
【この物量の前では小人でなく、たとえ屈強なクマやきこりであってもひとたまりも無いだろう】

>>874
GHYYYYYYYYY!?
【目の前にあるものは全て頬食対象である、そう学習していたことが仇となった】
【相対的な強者に出会うことがなかったことがワームの攻撃を単調にしていた】

//−4

>>875
SYHAAAAAAAA!
【ただの虫とワームの最大の違いは大きさではなく知能の差である】
【知能と言うよりは本能と言うべきか、しかしその違いによってか】
【目の前のモノが脅威であることを早くも認識し始めているようだ】

//ー1

878ワーム 106/133:2014/02/27(木) 21:52:17 ID:GZY3gluI
>>876
ZHYYYYYYYY!?
【これまで自らを傷つけ得るものは鋭い牙か爪のみであると確信していた】
【そんな認識を覆し高速で飛来する何かによって】
【地中から表れ襲い掛かる僅かな間を狙われて次々に屍となっていく】

//-8

879アルバート=シェイク 少年:2014/02/27(木) 21:53:18 ID:y.KWRl62
【小高い丘の上】
ほほう、なかなか面白い戦いをしているな。
さて、役者達には演劇を続けてもらうとしよう。
(舞台を見る観客のように戦闘を見ている)

880イリー 独眼の女 動禅魔導 E.彩浜住乞食白波.セコイヤの錫杖:2014/02/27(木) 21:53:48 ID:5eYtbTpE
>>877
……止血は後かな……くそ、また一本ダメにしたか
【冗談目化して血に染まって行くパンツの心配を独りごち呟く】

……ふぅ、……はっ!
【大群から一歩距離を取り、小さく息を吸って一気に吐き出す】
【闘気のヴェールを薄っすらと体に纏わせ、再び踏み込んで刀を振るった】


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