レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
モバP「雪美様がゆく」
-
モバP「そういえば以前読んだ小説に、青年の主人公が病気で死にかけの悪人と意識だけ入れ替わるという話があったな」
あやめ「なんと……」
モバP「肝心のタイトルを思い出せないが、なかなか理不尽な展開を忘れられずにいる」
モバP「最終的に自分の体を取り戻すことができるんだが、そこで可哀想な結末が待っていて」
あやめ「……どうなるのでしょうか?」
モバP「悪人の意識が消滅して、記憶を持ったまま体に戻った自分と、そのまま病人の体に残された自分の二人になってしまうんだ」
あやめ「同じ記憶を持った主人公が二人に……」
モバP「そして病人の方の主人公は何で僕は死ななきゃいけないんだ? と言いながら死んでいく。最期まで理解者の女性が一人付き添ったことが僅かな救いだったが」
あやめ「……そのお話、読んでみたいものであります」
モバP「そういう視点を知ると、自分が複数いるって事実は想像以上に酷なことかもしれない、と思うなあ」 ガタッ
あやめ「物音? 何者かが潜んでいるのでしょうか」
モバP「ハムスターの集団が雨樋を滑り降りているのかもな」 カモネ……?
あやめ「ご冗談を――って、雪美殿いつの間に!?」
雪美「……秘密の……通り道……から……参上……」
あやめ「忍者屋敷か猫の通り道のような事務所ですなあ」
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板