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加持「俺だって…勢いだけとか……ハジケた生き方、が………」
1
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/06/29(水) 06:51:35 ID:wrnf8qwA
・スパシン(すっぱだかシンジ)もの
・カプ要素は未定。現在LMS(霧島マナ)
・何でも許せる人向け。
・実況レス超絶大歓迎。
・5スレ目。
◎1スレ目:シンジ「僕だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだよ」
◎2スレ目:アスカ「あたしだって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいの」
◎3スレ目:マリ「私だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいのにゃ♪」
◎4スレ目:青葉「俺だって…勢いだけとか、ハジケた生き方してみたいんだぜ?」
前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/internet/14562/1418163545/l30
42
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/13(土) 19:34:48 ID:.O82HkSM
〜第壱中学〜
シンジ「バッドモーニング!!!」ンピョイ-ン
カヲル「何か良くない事でもあったの?」
シンジ「いやすこぶる快調だ。だが僕が皆に不幸を撒き散らすからさ」
カヲル「なるほど。君以外がバッドモーニングというわけか」
マリ「最悪じゃねーかよ」
シンジ「そんなわけで教室の床にとろろバシャァァアアアン!!!」
女子生徒「きゃぁああ!!白くてドロドロしたものが!?」
男子生徒「うわっ!?また碇かよ!おい碇!!!」
ヒカリ「碇くん!!!」
シンジ「ヒカリの顔にもヨーグルトバシャァァアアアン!!」
ヒカリ「どばっぷ!?」
ケンスケ「バカな!!お約束の”顔射した感じ”にせずに顔面パックの域までブッカケただと!?」
.
43
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/13(土) 19:36:07 ID:.O82HkSM
ケンスケ「シンジ!お前は何もわかってない!」
シンジ「はぁー?!お約束なんかクソ食らえだよ!!」
シンジ「ボカァね、王道とか主人公とメインヒロインとか!大っ嫌いなんだよ!!ありきたりなんてつまんねーもんはゲロでも被ってろ!!」
シンジ「マイナーだったり誰もやんなそうなものが最高なんだよ!」
シンジ「ホンフーさんも言ってただろ!」
シンジ「『天才とは才能がある者と誤解されがちですが、そうではありません』」
・・・・・・・・・・・・・・・
シンジ「『誰もやった事がない事をやるから天才なんですよ』ってな!!!!」
シンジ「僕天才だから。ヤバいから。行動も頭も全裸具合もヤバいから!!」
ケンスケ「はぁ」
.
44
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/13(土) 19:37:24 ID:.O82HkSM
シンジ「いいか!最初に言っておく!!」デネブ
シンジ「先人が通った道を歩んでどうする!同じ事やるだけなんてやったって何になる!?」
シンジ「僕らニュージェネレーションの仕事はさ!」
シンジ「そこから更に新しい事にチャレンジして、発展させる事じゃろがい!!!!」
ケンスケ「がーん!!…確かに、…くぅっ!俺は、俺は大事な事を忘れていたよ…」
シンジ「さあ、ケンスケ。君もこのバケツいっぱいのとろろをブチまけよう…!」
ケンスケ「ああ…!」
.
45
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/13(土) 19:39:01 ID:.O82HkSM
ケンスケ「とりあえずシンジの頭の上からブチまけとくわ」
どばぼるぼろろろろろろ。
シンジ「…中々やるじゃないか」ゴキ.バキ...
.
46
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/13(土) 19:41:25 ID:.O82HkSM
ゴンガンドンバンガンギンドンガングジャ!!!!!!
直後に、原始的な暴力の音が連続した。
.
47
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/13(土) 19:42:48 ID:.O82HkSM
ケンスケ(だったもの)「」
マナ「あれ?相田くんどうしたの?」
綾波「碇くんの怒りを食らったわ」
マナ「へぇ?シンジが怒るなんてめっずらしぃ」
シンジ「僕が、僕にケンカ売るヤツを許してやると思っているのか?」
.
48
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/13(土) 19:44:08 ID:.O82HkSM
〜昼頃〜
シンジ「アスカアスカ!!!ァアアアアァアアアアアアスカ!!!」
アスカ「な、何よ!うるさいわね!」
シンジ「僕、今日は君のためにお弁当作ってきたんだよ!」
アスカ「あら?気が効くじゃない!あたし今日は弁当作れなくてパンかなーって思ってたとこだったのよねー」
シンジ「タイムリーで何よりよりよりよりです」
アスカ「まっ、このあたしがわざわざ食べてあげるんだから顔射しなさいよね!」
シンジ「顔射!?うんわかっ」シコシコシコシコ
アスカ「それ以上喋ったら殺すわよ?」
シンジ「さーせん!!!」
.
49
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/13(土) 19:45:46 ID:.O82HkSM
アスカ「顔射しなさいよね」×
アスカ「感謝しなさいよね」○
ほんとに顔射しろって言っちゃってるよ頭イッちゃってるよアスカ
50
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/13(土) 19:47:41 ID:.O82HkSM
アスカ「ほら、いいから寄越しなさいよ」
シンジ「はい。どーぞ」
シンジ「と見せかけて弁当シェイクシェイクシェイクシェイク!!!」シャカシャカカャカ
アスカ「何してんだテメー!?」
シンジ「お気になさらずぅ!お気になさらずぅぅぅうううう!!!」シャカシャカ
アスカ「ああ、あああ!!?ちょ、これ、ああ!!絶対やっちゃダメな奴!中身グッチャグチャになっちゃうやつ!!?!」
.
51
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/13(土) 19:48:46 ID:.O82HkSM
シンジ「まあ、心配すんな。ちょっとしたシンジョークさ」
アスカ「何よ!もう!せっかく食べてやろうと思ったのに!もう要らないわよ!バカ!」
シンジ「落ち着けよ。これはどんだけ振っても大丈夫、いやむしろ振って混ぜっ返さなきゃ美味しくならない内容の弁当だからさ!」
アスカ「あっ、シャカシャカポテトみたいな感じってこと?へぇー!じゃあもらってやるわ!」
アスカ「なんだろ?たっのしみぃ!」カパッ
シンジ「弁当箱いっぱいにバニラシェイクを限界まで詰めときました☆」b
アスカ「」ドゥロリ
.
52
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/13(土) 19:50:05 ID:.O82HkSM
シンジ「これがオカズで、」ドゥロロリ
シンジ「これがご飯で」ドゥロロラン
シンジ「これがデザートね」ドゥルルルロ-ン
シンジ「さぁ食せ!!!!」
アスカ「鈴原、コレ食っていいわよーっ!」つ
トウジ「堪忍してーな。ワシ、今日は妹が作ってくれた弁当やねん。ほら」
.
53
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/13(土) 19:51:04 ID:.O82HkSM
アスカ「じゃあアレね。これ食わなきゃその妹弁当にかけるわよ」
トウジ「はぁ!?」
アスカ「いいのかしらぁ?せーっかく大好きな妹が作ってくれたお弁当に満遍なく白濁色の液体ブチまけられても?」
トウジ「お前は悪魔か!?」
アスカ「おーっほっほっ!なんとでも言いなさ〜い?文句ならそんなの作ってきたシンちゃんに言ってちょーだい?」
シンジ「シェフのシンジ・ドゥロリ・バニラシェイクです。お客様、何か至らぬ点がございましたでしょうか」
トウジ「んー、まともな献立に至ってない点が至らぬ点やなぁ」
.
54
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/13(土) 19:52:15 ID:.O82HkSM
シンジ「まぁ弁当にかけてやるから食えよ」ドゥロリ
トウジ「何してんねんお前!!!」
シンジ「フッ…文句は食べてから言ってください。果たして食べた後も同じセリフが吐けますかね?」
トウジ「な、なんやと…?こんなんゲロ不味いに決まって」
シンジ「おんやぁー?トウジくんは物事をそうやって見た目だけ、表面、自分の中の常識や自分だけの真実だけで決めつけて判断するのですかにゃー?」
トウジ「せやかてお前コレ…ラインナップは卵焼きにプチトマトに…ゴボウサラダに白米やぞ?」
トウジ「これにバニラシェイクがパイルダーオンやぞ?マズインガーZが起動してまうやろjk」
.
55
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/13(土) 20:41:29 ID:sBXTMd3c
シンジ「いいからモグモグごっくんしろよ」ズボッ!
トウジ「むぐっ!?」
トウジ「こ、これは…!?」
トウジ「バニラシェイクの濃厚なバニラの風味、味が卵焼きのほんのりとした甘さとしょっぱさを打ち消し、ゴボウサラダの根野菜特有の安心する味を見事に皆殺しにして…!」
シンジ「端的いうと?」
トウジ「ゲロ不味いわドアホぉおおおお!!!」
トウジ「おまっ、ほんと許さんからな!?妹の力作をこんなにしてまいよって!」プンスコ!
シンジ「で?」
トウジ「ああ!?」
.
56
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/13(土) 20:42:41 ID:sBXTMd3c
シンジ「優しいお兄ちゃんのトウジくんは、不味いからって妹が一生懸命作った弁当を食べずに捨てるのかな?」
トウジ「な!?」
シンジ「僕なら食べるよ。完食する。例えどんなに不味かろうとね」
トウジ「ぐ…」
シンジ「こんなことしてすまない。だけど、僕は見たかったんだ…」
シンジ「妹に作ってもらったーってデレデレしてるところじゃなくて、トウジの浪花魂とか兄貴魂とか漢っぷりをね…!」
トウジ「…!」
.
57
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/13(土) 20:44:30 ID:sBXTMd3c
トウジ(そうや…ワシは、腑抜けとった…シンジは、こうなる事を見越して、わざと…?)
トウジ「わかった…!ワシは目が覚めた!」
ケンスケ「むしろ寝ぼけてるだろ?」
トウジ「見とれよお前ら!!ワシの…漢、鈴原トウジの生き様を!!!」
トウジ「うぉぉおおおおお!!!」
アスカ「あ、ヒカリーあたしパン買ってくるからちょっと食べるの待っててくれる?」
ヒカリ「いいわよー」
シンジ「えっ?マナ僕のために弁当を!?」
マナ「えへへ…シンジくんほど美味しくは作れないけどねー頑張ってみちゃった!」
トウジ「グオぉおおおおおォォォオオオマズイマズイマズイマズイマズイ!!!」
トウジ「マッ♪ズィ♪ンガー…ァゼーーーーーッ!!!!」モグモグモグモグ
トウジ「アカンやっぱりマズごぱぁっッッッ!!!!」ブベバッ!!!
.
58
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/13(土) 22:44:25 ID:LiNlocqE
シンジ「トウジうるさいから静かに飯食ってよ」
トウジ「」
.
59
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/14(日) 01:31:11 ID:8QlijOyk
〜夕刻〜
シンジ「カラスが鳴くからカーーーーエル!!!」
シンジ「さすがシンジさんカラスと見せかけてカエルという自己流アレンジという離れ業!」
シンジ「…」
シンジ「おろ?」
ブロロロロ…
「おい、早く運ぶぞ」
「ういす」
シンジ「…引っ越し屋?また誰か引っ越すのかな?」
シンジ「んー…や、違うな」
シンジ「ありゃ運び込んでる」
シンジ「つまり引っ越してきたのか」
シンジ「んーでも第3新東京市内のどっかから来たってわけでも無さ気?」
シンジ「荷物に貼ってある伝票の郵便番号がこの一帯の番号じゃないし」
60
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/14(日) 01:34:03 ID:8QlijOyk
今回はここまで。筆がのらん
61
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/14(日) 10:51:44 ID:Igpb364w
待ってる
62
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/14(日) 22:13:52 ID:YD2vPikA
筆が乗らん?
馬鹿言うな、普通に笑って周りの人からキモがられたわw
63
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/17(水) 22:02:16 ID:1xJkwUKg
正直マナの扱いが酷すぎる
本命じゃないけど自分のことすぎたから付き合ってるってなんだよ
64
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/17(水) 23:49:26 ID:L3HNtuuU
>>63
間違えた
すぎたから→好きだから
65
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/18(木) 00:46:39 ID:TdCwwaK2
>>63
あえて弁解をするなら、ここのシンジくんが原作以上に「ズルくて卑怯で自分勝手」だから。
人の顔色伺わない、人と普通に関われない、人の気持ちがわからない、自分の感情が最優先。人の気持ちは基本的に考えない。
だから本当ならマナの好意をつっぱねるか、付き合わずにアスカにアタックし続けるのが優しさで普通だけどそれをしない。
「言わなきゃわからないだろう」とか、「こう言ったら案外アスカ受け入れてくれたり?」とか「自分の気持ちに嘘はつけない。でも自分を好きでいてくれる人は手放したくない」とか考えてしまう汚いエゴイストなわけです。
ついでにメタな話すると元々マナとはなんらかの形で破局する事が前提だったけど予定外に生き延びてしまったからその歪みもある。
66
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/21(日) 01:41:32 ID:vwY/wzFQ
>>65
お前
>>1
じゃねーだろ。
>>1
は下げてねーぞ死ね
67
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/21(日) 01:42:59 ID:vwY/wzFQ
そもそも外野への口出しそこまでしてねータイプだったろ
68
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/21(日) 01:46:08 ID:vwY/wzFQ
そもそもこのスパシン君狡くはねーしひきょうでもないだろ
極限まで自分勝手でどこの時系列まで記憶があるかわからんが狡くも卑怯でもない
69
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/22(月) 09:28:11 ID:o5uZiMn.
>>極限まで自分勝手でどこの時系列まで記憶があるかわからんが狡くも卑怯でもない
それを本人が卑怯と考えるかは本人次第、この場合はシンジがどう考えるかだわ
外から見てる分には確かにそう見えるかもしれんが、シンジ視点では違うかもしれないわけで……元々のシンジは非常にめんどくさい性格してたし
そして、職場で開いてしまってマズインガーZで盛大に吹いちまったよどうしてくれんだよチクショー
70
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/27(土) 00:42:11 ID:wTwdTMcg
>>66
仮に
>>1
なら公式
>>1
じゃなくてもふつーに読んだ上での一読者の推測というか考え方
(マナ退場予定だったのは書いてあった)
そこまで目くじら立てる必要無いぜ
まあ、後者の方なら俺はそう思わんが
71
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/28(日) 17:09:10 ID:tvN0JbBM
シンジ「…まぁここに引っ越ししてくるだけで大体理由はわかるよね」
シンジ「まともな神経してる奴は巨大なわけわからんバケモノが襲来してくる街に積極的に来ないって」
シンジ「精々圧倒的な物価の安さ、高給とかで釣られたぐらいでしょ」
シンジ「十中八九、お仕事都合ですわな」
シンジ「…あん?」
黒髪ぱっつん眼鏡少女「あ、ごめんなさい。大丈夫ですから」
眼鏡少女「はい…あとは自分で運べますから…」
.
72
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/28(日) 17:12:56 ID:tvN0JbBM
シンジ「うーん。なんだろ、地味でいまいち萌えないけど可愛いっちゃ可愛い子だな」
シンジ「よーしゃ!お近づきになっちゃうゾー☆」
シンジ「あわよくばケンスケあたりにでも斡旋してやろ」
シンジ「『え?ケンスケ彼女欲しいの?僕のお古で良ければ斡旋してやるYO☆』」
シンジ「ってね☆」ダバダバダバダバ
.
73
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/28(日) 17:21:56 ID:tvN0JbBM
眼鏡少女「…ふぅ。」
眼鏡少女(うーん…「一人でいいです」って言ったはいいけど)
眼鏡少女(やっぱりちょっと無理があったかしら…)
「もし、おぜうさん。よろしけりゃぁ、あっしがお手伝いしやしょうか?」
眼鏡少女「え?あ、ごめんなさい!大丈夫!大丈夫ですかr」クルッ
シンジ「てやんでぃバーローチキショウめぃ!!!」
眼鏡少女「」
.
74
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/28(日) 17:23:39 ID:tvN0JbBM
眼鏡少女「きゃぁああ!!!!!いやっ!な、なんで裸なんですか!!」
シンジ「…なんだろー、この反応、すごーく久しぶり感!!」
眼鏡少女「いやっ!!助けて!!誰かぁ!変態!あっち行ってください!!」
シンジ「」ポカ-ン....
シンジ「…何コレ新鮮!!!」
眼鏡少女「ごめんなさい!手伝わなくていいですから!こっち来ないでください!大丈夫ですから!」
シンジ「ワーオ!!正常な反応!!」
.
75
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/28(日) 17:24:37 ID:tvN0JbBM
シンジ「おぅおぅ、どうしたんでぃお嬢ちゃん!鳩がポジトロンライフル食らったような顔して!」
眼鏡少女「それ消し飛んじゃってるんじゃ…って、近づいて来ないで!?」
シンジ「近づかないでと言われると近づきたくなる不思議」ヒョコヒョコ
眼鏡少女「イヤァァァア!!誰か助けてぇ!」
シンジ「ゲーヘッヘッヘッ!!!だ〜れも助けにゃ来ねぇよぅ!?」
眼鏡少女「イヤァァァア!!ごめんなさい!誰かぁ!!」
.
76
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/28(日) 17:29:41 ID:tvN0JbBM
シンジ「ハッ、冗談だ冗談。誰が好き好んで自分の彼女よりも可愛くない子を襲うかよ」
眼鏡少女「むっ…って、彼女いるんですか!?」
シンジ「いちゃ悪いか」
眼鏡少女「い、いえ…ごめんなさい…」
シンジ「…なんか、君すぐ謝るね」
眼鏡少女「ご、ごめんなさい」
シンジ「ほーらまたすぐに謝る!何が悪い?ねぇねぇ何が悪いと思って今謝ったの!?」
眼鏡少女「ひぃ!?」
.
77
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/28(日) 17:32:10 ID:tvN0JbBM
シンジ「そーらそらそら!おっしゃってみやがれ!さもなきゃこのままガニ股でチンコプターやり続けるぞ!?」プリプルプルプルプリ
眼鏡少女「ごめんなさい勘弁してください」
シンジ「謝るのクセか!そんなこたぁ聞いてねぇんだよ!テストで聞かれた事じゃない事答えたら0点って知らねぇのかファック!」プラプラプラプラ
眼鏡少女「ごめんなさい…お願いしますもう帰ってください…」
シンジ「ほーら出たよ出たよ出ましたよー?結局それが本音だろうが!」プラプラプラプラ
眼鏡少女「へ…?」
シンジ「要は事なかれ主義って事だろ!?アレだよね、『とりあえず謝っとけばいずれ自分への干渉が終わる』」ブラブラブラブラ
眼鏡少女「…」
シンジ「『ハイハイ私が悪ぅござんしたぁ〜早く終われ早く終われ』…ってさ!」プルプルプルプルン!
シンジ「君、心底自分が悪い事したなんて思ってないんだよ!」フルンフルンフルンフルン
シンジ「人に対してシツレーって思わないのかよ!?」プルプルプルプルブルンルルン!
眼鏡少女「ご、ごめんなさい…」
.
78
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/28(日) 17:39:29 ID:tvN0JbBM
シンジ「”謝る”ってさ…本当に『自分のコレコレこういう所が悪かった。相手に嫌な思いをさせた』って気持ちあってする行為だろ」プリプリプリプリ
眼鏡少女「ごめんなさい…」
シンジ「言ってみろよ。君、今も『ごめんなさい』つったけどどういう気持ちで言ったんだ?」プルリンプルリン
眼鏡少女「…えっと、」
シンジ「ほーーーーーーーーらごらーん!!!僕の言ったとーーーーーーりーーー!!!」プラプラプラプラプラプラ
眼鏡少女(神様…お願いですからこの現状から助けてください…)
.
79
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/28(日) 17:44:32 ID:tvN0JbBM
シンジ「全く!喋ってたら喉渇いちゃったよ!」プンスコ!
眼鏡少女「…」
シンジ「そこは『もしよろしければお詫びも兼ねて家でお茶飲んでいきませんか?』って言う所だよ」
眼鏡少女「それはちょっと…ごめんなさい」
シンジ「オッ邪魔ッシマース!!!!」シュタタタタタ!
眼鏡少女「あっ!?ちょっと!?」
.
80
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/28(日) 17:58:50 ID:5CYuzSLA
〜眼鏡少女宅〜
シンジ「意外と広いな…一人暮らし用じゃないっぽい?」
眼鏡少女「あの…すみません帰ってもらえませんか?」
シンジ「帰ってもらえません」キッパリ
眼鏡少女「ええ…でも困ります」
シンジ「いやそんなん僕も困るから」
眼鏡少女「でもこれから荷物入れたりとか…ご飯作らなきゃいけないですし」
シンジ「だから僕も手伝うって言ってるじゃん」
眼鏡少女「結構です!帰って!」
シンジ「まぁそう言うなよメガネ」
眼鏡少女「やめてもらえませんかそれ」
.
81
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/28(日) 18:02:46 ID:5CYuzSLA
シンジ「だって名前わかんないし」
眼鏡「…山岸です」ハァ
シンジ「下の名前は?」
山岸「…」ツ-ン
シンジ「リビングでウンコしちゃおっかな」ヨイショ
山岸「マユミです!!!!」
シンジ「マユミンか…」
マユミ「せめて普通に呼んでください。マユミですマユミ」
シンジ「さって、何から運ぼうか?」
マユミ「ですから、結構です」
シンジ「じゃあ配慮無しにやろうかな。この下着って書かれた箱から」
マユミ「あっちの調理器具からお願いします!!」
シンジ「ハナっからそう言えよ」
マユミ(神よ…何故私にこのような罰を…)グスッ
.
82
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/30(火) 11:34:46 ID:5Ctk4uKg
詳しい人!
もとネタは誰なのか、教えてプリーズ
83
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/30(火) 12:54:35 ID:Qyrj4ZJM
もし山岸マユミちゃんの事を言ってるならググりんしゃい。
それが人に聞くより一番正確で尚且つ早い。
もしくは1スレ目の570からの小ネタを読め。辞書に赤線引いて。思い返して。魂のルフランして。
84
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/30(火) 12:59:05 ID:Qyrj4ZJM
シンジ「よいしょよいしょ。…あれ?こんだけ?」ゴソゴソ
マユミ「そうですけど」
シンジ「ふーん…?」
マユミ「…何か?」
シンジ「いや…なんかやけに調理器具少ないなって」
マユミ「ああ…それはすぐに出てく予定があるからです」
シンジ「出てく?」
マユミ「はい。父の仕事の都合で1〜2ヶ月ここにいるだけなんです」
マユミ「だから荷物もすぐ出ていけるように最低限なんです」
シンジ「ふーん…?わざわざ家族ごと来なくてもお父さん一人で単身赴任すればいいのに」
マユミ「それは…いえ、別にあなたには関係ないでしょう?」
.
85
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/01(木) 15:40:37 ID:fELTWErk
シンジ「ハイハイ…」
マユミ(はぁ…ついてない…なんでこんな頭がおかしい人に絡まれちゃったんだろ…)ハァ
シンジ「ほら手を止めんなよ」
マユミ「あの、もういいですから」
シンジ「じゃあ次はあの『私物』って書かれてるやつで」クルリ
マユミ「やめてください」ガシッ
.
86
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/01(木) 15:45:53 ID:fELTWErk
シンジ「じゃあこの『本』ってやつ運ぶよ。君には重いでしょ」
マユミ「うーん…まあそれなら、」
シンジ「ホイホイホイール」ヒョイヒョイ
マユミ「よくそんな軽々と持てますね」
シンジ「鍛えてますから」シュッ!
マユミ「?」
シンジ「響さん知らないか…まぁいいや、コレどこ置くの」
マユミ「えっと、…そっちの部屋に」
シンジ「あいあいー。」
.
87
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/02(金) 08:22:34 ID:e1gosJiA
なぜかケンスケとよくくっつけられるマユミさんじゃないですか
88
:
>>87余り物同士をくっつk
:2016/09/07(水) 09:55:31 ID:t6S6uUl2
シンジ「にしても…凄い量だねコレ」
マユミ「ええまぁ…」
シンジ「本、好きなの?」
マユミ「 はい。本が好きなんです。だって…」
シンジ「…」
マユミ「…」
シンジ「いやうん?続けて続けて?」
マユミ「…なんでもないです。」
シンジ「ふーん?」
.
89
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/07(水) 09:57:32 ID:t6S6uUl2
シンジ「僕も本好きだよ」
マユミ「…」ピクッ
シンジ「伊坂孝太郎が大好きだね」
マユミ「へえ…私は村上春樹とか、東野圭吾とか…あと西尾維新とか好きですね」
シンジ「うわ普通!!フッツゥゥウ!!?!超代表的な『この人の読んどけばカッコイイって見られるし面白い本』じゃーん!」
シンジ「ついでに最後はオタ御用達小説家だし!」
マユミ「むっ。ほっといてください!いいじゃないですか!それが好きなんですから!」
.
90
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/07(水) 09:58:26 ID:t6S6uUl2
シンジ「悪かった悪かった。ジョークだよジョーク。まぁ、…実は僕も好きだよ、その人達の」
マユミ「へぇ?じゃあ好きな本の題名は?」
シンジ「んー君の本の中にはないけど…東野圭吾は湯川学シリーズの『容疑者Xの献身』とクソ重くて長いけど『白夜行』とか」
マユミ「あ、容疑者Xってドラマでやってたガリレオの」
シンジ「そそ。福山雅治好きだし嬉しかったねーアレのシリーズは」
シンジ「村上春樹は『海辺のカフカ』かな」
マユミ「へぇ…」
シンジ「15才の子が主人公だしシンパシー?感じちゃうっていうかね」
シンジ「西尾維新は…まぁコレはちょっと違うんだろうけど『DEATHNOTEアナザーノートロサンゼルスBB連続殺人事件』」
マユミ「…二次創作じゃないですか。それ」
シンジ「まぁね。でもいいでしょ?『それが好きなんだから』」
マユミ「…そんなの西尾維新じゃないですよ。だって彼自身のモノじゃない」
シンジ「まぁね。でも紛れもなく彼が書いた物だよ」
マユミ「…なんか釈然としません」
.
91
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/07(水) 09:59:51 ID:t6S6uUl2
シンジ「…ま、ホントはせめてここにある『掟手紙今日子』シリーズとか読むべきなんだろうけど」
マユミ「あ、それすっごく面白いんですよ!」
シンジ「へぇーどんな話?」
マユミ「えっとですね、ミステリー物です。1日しか記憶が保たない25才の女性の探偵、掟手紙今日子さんが助手の厄介くんとですね、」
シンジ「…」ニコニコ
マユミ「あっ…すみません。なんか急に熱く語って…//」
シンジ「本当に本が好きなんだね」
マユミ「…ハイ」
.
92
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/07(水) 11:11:47 ID:GqwEn2rs
マユミ「それに…」
シンジ「…」
マユミ「それに、本はいろんな事を教えてくれるし…」
マユミ「…その、本の中には、下品な男の人もいないし、勝手に、あちら側から、こちら側にやってくる無神経な人も、いないから」
シンジ「…そっか」
.
93
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/07(水) 11:36:04 ID:kjM2kb6E
シンジ(軽く遠回しにディスられたかな…コレ)
マユミ「でも、なんででしょうね」
シンジ「ん?」
マユミ「だって、あなたは正に私の苦手な人そのものなのに」
マユミ「同じ趣味だってだけなのに…そんなに、嫌いじゃないかもしれないです」
シンジ「ありがと…まぁ、同じ趣味の人がいるってだけで嬉しくなるよね」
マユミ「そうですね…」ニコ
.
94
:
そういえば>>65は>>1だよ
:2016/09/07(水) 11:52:21 ID:kjM2kb6E
シンジ「さ、片付けちゃおっか」
マユミ「あ、はい」
シンジ「〜♪」
マユミ「…」
.
95
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/07(水) 11:54:30 ID:kjM2kb6E
マユミ(見た目は明らかに頭がおかしい人…だけど、思ってるよりは…)
マユミ(まとも、なのかもしれない)
マユミ(ちゃんと確固たる”自分”というのがあって)
マユミ(話も…そんなにわからないわけじゃ、ないし…)
マユミ(初めて、趣味を語り合えた)
マユミ(私の事も…わかってくれようとは、してくれてた…)
シンジ「てかほんと本多いな…すげーよ作者別で分けられる」
シンジ「コレ本屋開けるんじゃね?」
マユミ(…これでちゃんと服を着てたら…仲良くしたいって、思ったかも)
.
96
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/07(水) 11:56:28 ID:kjM2kb6E
マユミ「…あの、」
シンジ「んー?」
マユミ「なんで、その…はだか、なんですか…?」
シンジ「ポリシー、趣味、アイデンティティー、快適だから、服が死ぬほど嫌いだから」
マユミ「は、はぁ」
シンジ「まぁコレに関してはもう諦めて?」
マユミ「は、はぁ」
マユミ(…変わった人、と思うぐらいしかないのかしら)
.
97
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/07(水) 13:24:23 ID:wtBdztmY
シンジ「アレ?これってプランター?何か育ててんの?」
マユミ「あ、いえ…育てようかなって、思ってたんですけど」
マユミ「結局何も植えなかったんです」
マユミ「植えたら…私の何かが変わるかなって。思って買ったんですけど」
マユミ「…何もしなかったんです」
シンジ「ふーん…」
シンジ「じゃあ僕が何か植えてもいい?」
マユミ「え?」
シンジ「だって使わないんでしょ?」
マユミ「そう、ですけど…」
シンジ「さんきゅ」
.
98
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/07(水) 13:27:26 ID:wtBdztmY
シンジ「あっと、しまった!僕とした事が種を持ち歩いてなかった!」ペチ!
マユミ「普通持ち歩かないですよ」
シンジ「ああーー!クソッ股間から出る種を蒔いたら赤ちゃんが出来てしまうし!!」
マユミ「…」
シンジ「そこ、苦虫を噛み潰したような顔をするな」
マユミ「だって」
.
99
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/07(水) 13:31:46 ID:wtBdztmY
シンジ「ああー…こんな時に僕に超能力が使えればいいのに!超能力!ちょーのーりょぉおおおおおおくっっっ!!!」
シンジ「生えろー…!生えろ生えろ生えろ生えろ!生えルンダァァアアアア…!!!」ワキワキワキワキ
シンジ「生えろぉ…!映えろ這おう這おう!」ウニウニウニウニ
マユミ「ひっ!?」
シンジ「ハッエール!ハッエール!ハッスルハッスル!発芽発芽!」
シンジ「麦芽糖!爆牙刀!」
シンジ「サンジェルマァアアアアァアアアアンンン!!!」
ニョキニョキニョキニョキ。
マユミ「?!」
.
100
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/07(水) 13:35:49 ID:wtBdztmY
マユミ「ほ、本当に生えた…プチトマト的なのが…」
シンジ「ダメだ!やっぱり僕には何も出来ないよ!僕は超能力者じゃないんだから!」ガクゥッ!
マユミ「いや生えましたよ!?見てくださいよ!どうやったんですかコレェ!!?」
シンジ「ファッキン!!どうして僕のマミーは僕に超能力の使い方を教えてくれなかったんだ!」
マユミ「あの、超能力使えてますよね!?あなた超能力者ですよね!?」
シンジ「何言ってんだお前頭大丈夫か」
.
101
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/07(水) 13:44:50 ID:wtBdztmY
マユミ「だ、だって!ホラァ!!」ズイ
シンジ「あー…コレ?コレはアレだからあの…見えないタンポポ的なのがこうふわっと来てわさってなった的なそういうアレでしょ?」
マユミ「ちょっと何言ってるかわかんないです」
シンジ「超能力なんて現実にあるわけねーだろ」
マユミ「ええ…」
シンジ「ハイ!この話終わり!まぁ都合よく生えたし?コレ君が育ててね」
マユミ「ええええ!?この得体の知れない物を!?」
シンジ「変われるかもしれないよ?」
マユミ「…!」
シンジ「…変わりたかったんだろ?変わりなよ、君がなりたかった君に」ニコッ
マユミ「…はい。」
.
102
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/07(水) 13:46:39 ID:wtBdztmY
シンジ「そう、”変身”だよ、貴虎!」
マユミ「誰ですかそれ」
シンジ「んだよコレも知らねーのかよぉ〜…」
マユミ「ご、ごめんなさい…」
.
103
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/07(水) 14:19:34 ID:wtBdztmY
・・・・・・。
シンジ「ふぃー…終わった終わった」パンパン
マユミ「まさか1日で終わるとは思いませんでしたね…」
シンジ「そうだね」
マユミ「…あの、一つ聞いてもいいですか?」
シンジ「一つじゃなくて7個ぐらい聞いてくれるならいいよ?」
マユミ「へ?」
マユミ「??」オロオロ
シンジ「…」
シンジ「…で、何?何が聞きたいの?」
.
104
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/07(水) 14:20:47 ID:wtBdztmY
マユミ「…どうして、私なんかに声をかけて来たんですか?」
シンジ「…」
シンジ「…」
シンジ「…なんとなく?」
マユミ「…」
シンジ「あー、じゃあアレ。あの、運命を感じたんだよ」
マユミ「…嫌な運命ですね」
シンジ「じゃかーしい」
.
105
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/07(水) 21:38:50 ID:wvNmUgjU
マユミ「あ、そういえば。まだあなたの名前聞いてませんでしたよね」
シンジ「今更?」
マユミ「ご、ごめんなさい」シュン
シンジ「…鈴木。安藤鈴木」
マユミ「ダウト」
シンジ「!!?!?」
マユミ「いやわかりますって。苗字ですし。ダブルで苗字ですし」
シンジ「バカな…!サイクロンジョーカーエクストリーム…?」
マユミ「わかんないですそういうのいいです」
.
106
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/07(水) 21:39:56 ID:wvNmUgjU
マユミ「…」
シンジ「…」
シンジ「…エクスカリバー。僕の名前は佐藤エクスカリバーだよ」
マユミ「…本当にエクスカリバーって呼びますよ」
シンジ「Excalibur〜♪ Excalibur〜♪」ピョッコピョッコ
シンジ「From United Kingdom♪」ピョッコピョッコ
シンジ「I'm looking for him.♪」キュルルル
シンジ「I'm going to California.♪」キュルルルル
シンジ「Excalibur !♪」ビシッ
マユミ「ウゼェ…」
シンジ「今度青葉さんに歌ってほしいな」
マユミ「もういいですエクスカリバーさん」
シンジ「やめろ僕が悪かったッッッ!!!」
.
107
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/07(水) 21:54:46 ID:wvNmUgjU
シンジ「…シンジ。碇シンジ」
マユミ「…今度は本当ですね」
シンジ「何?君の眼鏡って嘘発見器でもついてんの?」
マユミ「目を見ればわかりますよ」
シンジ「すげー」
シンジ「そういやお父さんはいつ頃ご帰宅されるの?」
マユミ「…なんでそんな事聞くんですか?」
シンジ「そう警戒しないでよ…さすがに親御さんが帰る前にはおいとましようと思ってるってだけ」
マユミ「…碇さんって、常識があるのかないのかわかりませんね」
シンジ「そう褒めるなって」
マユミ「どっちかって言うと貶してます」
.
108
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/07(水) 22:10:32 ID:0iksdHi6
シンジ「で?何時頃?」
マユミ「…今日は帰らないです」
シンジ「ふーん…」
マユミ「でも泊める気はないですから」
シンジ「安心してよ泊まる気はないから」
マユミ「ごはんも別に御馳走したりとかしませんから」
シンジ「いや期待してないって」
マユミ「…」
マユミ(遠回しに早く帰って欲しいっていうの察して欲しいです)
シンジ「あ、出前とる?僕の奢りでいいよ?引っ越し祝い」
マユミ「…えっと、」
シンジ「疲れてる今、作るのも買ってくるのもメンディーでしょ?」
マユミ「まぁ…」
.
109
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/08(木) 20:01:09 ID:GDzKLsQU
マユミ(碇さんといるのも面倒だけど…でも、確かに面倒だし…)
シンジ「なんだろ、今すごく失礼な事思われてる気がする」
マユミ「…じゃあ、お言葉に甘えて」
シンジ「ウィース」
シンジ「スマホぽちぽち…」
シンジ「あ、寿司屋っすか?特上二つ!ハイ」
シンジ「…あ、ピザ屋っすか?Lのミックス一つ!」
シンジ「…あ、マック?ビッグマックLセット、コーラとポテトでー」
マユミ「」
.
110
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/08(木) 20:03:01 ID:GDzKLsQU
シンジ「あ、ラーメン屋さん?超激辛マシマシ肉ラーメン二つ!」
シンジ「…あ、ココイチ?600gのカツカレー二つ!辛さは5辛ね!」
マユミ「ちょ、ちょっと!私、そんなに食べれません!」
シンジ「へ?これ全部僕が食べる分だけど?」
マユミ「へ?」
シンジ「マユミン何がいい?」
マユミ「マユミンやめてください」
シンジ「で?何食う?何でもいいよーうな重でもいっとく?」
マユミ「…じゃあ、お寿司で」
シンジ「はいはーい」
.
111
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/08(木) 20:04:20 ID:GDzKLsQU
今回はここまで。マユミはちゃんと動いてくれんなぁ
112
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/15(木) 13:09:10 ID:RbDs8lX.
いやいや、これぞまさしくマユミだよ。
更新乙
113
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/21(水) 07:56:44 ID:o8qWV3RA
シンジ「オーケー!なら今すぐ僕が作ってあげるよ!!」
マユミ「え…?お寿司を、ですか?」
シンジ「オーイエース!!」
マユミ「でも…引っ越してきたばかりですからウチにご飯とか食材なんて無、」
シンジ「…」テロン
シンジ「ほーらマユミちゃん?いなり寿司だよ〜?」プランプラン
マユミ「」
.
114
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/21(水) 07:57:22 ID:o8qWV3RA
シンジ「おおっと、すまないコレは『食べられません』だったね!」HAHAHA
マユミ(殺意しか湧かない!!!!)
※全裸が股間のお稲荷さんを見せつけてきました。
.
115
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/21(水) 07:59:08 ID:o8qWV3RA
・・・・・・・・。
ラーメン寿司カレー牛丼ピザハンバーガー
ごっちゃり。
シンジ「シーハーシーハー。あー喰った喰ったー」
マユミ「…ほんとに全部食べられるとは思いませんでした」
シンジ「大丈夫。ちゃんと片付けてから帰るから」
マユミ「あっ、はい。そうしてもらえないと困ります」
.
116
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/21(水) 07:59:57 ID:o8qWV3RA
シンジ「僕をあんまり見くびるなよ?僕は予測不可nゲーップッッッ!!」
シンジ「…お尻痒い」ボリボリ
シンジ「…っふ」ブゥーーッ!!!プープピピピピブフゥーーッウッ!!!
シンジ「…うひっ…うひゅひゅひゅひゅ…おっと思い出し笑いがーっドゥフフフ」
マユミ(不快…!人ってここまで他人を不愉快にさせられるものなんでしょうか…?!)
シンジ「大変不愉快な思いをさせて申し訳ございません。失礼いたしました」ペコリ
マユミ「あの、ウザいんでそろそろ一刻も早く帰ってもらえませんか」
.
117
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/21(水) 08:01:00 ID:o8qWV3RA
シンジ「君、中々言葉を選ばなくなってきたな」σ(´・Д・)σビシッ!
マユミ「ええ、まぁ選ばないっていうか、碇さんにはむしろ辛辣な言葉を選ばないといけないみたいですから」
シンジ「そー褒めんなって」
マユミ「褒めてません。貶してるんですよ」
シンジ「そう?だってさ、」
マユミ「?」
.
118
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/21(水) 08:01:40 ID:o8qWV3RA
シンジ「さっき言ってた『常識があるのかないのかわからない』とか『辛辣な言葉を選ばなきゃいけない』っていうのは」
シンジ「要は『お前は本当はたぶん、人を慮る事が出来るくせに、そして本当はわかっているけどあえてそれをしない奴だ』って事でしょ?」
マユミ「まぁ、そうですね」
シンジ「それってつまりさ、『”常識”って枠組みに収まって、事なかれ主義でいるようなつまらない人間』じゃないって事じゃん」
マユミ「は、はぁ」
.
119
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/21(水) 08:02:26 ID:o8qWV3RA
シンジ「日本人は協調性を重んじるし、それを皆に押し付ける習性があるけど」
シンジ「ボカァね、常々、つくづく、それはダメだろ!!!実にナンセンス!!!って思うんだよ!!!」ダンッ!!!
シンジ「だってそれは、なんて言うかこう、芸術とか…自己表現とか、小説とか!演奏とか!アニメとか漫画とか、お笑いとか演劇とか映画とか絵画とかみたいな!!なんかそういう、自分発信の、」
シンジ「自分という存在の内側から超新星爆発したみたいな光と熱と衝撃と音を、世界という観客に向けて、」
シンジ「『どうだッッッ!!!!コレが!!俺の言いたかった事だァアアアアッッッ!!!!』」
シンジ「って、とんでもなく感動するスゲー物をぶつける原動力を抑え込んで、自分という人間の枠の中に封じ込めて閉じ込めて蓋をして、鍵をかけて、厳重に完全に洞窟の奥底に封印しちゃうって事じゃん!!」
シンジ「でも!!君は僕を『そういう人間ではない』と!」
シンジ「つまり、僕はつまらない法則に縛られるような凡才じゃない、何かスンバラスィイィイ物を産み出すかもしれない天才だと!」
シンジ「そう、言外に褒めてくれているという事じゃないか!!!」ダンッ!!!
.
120
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/21(水) 08:33:20 ID:N8Gc3z9o
マユミ「そういう意図あっての発言じゃないですし、」
マユミ「だからと言って人に迷惑かけていいわけがないですよ。節度がないなら天才も天災です」
シンジ「だーれーうーまー。でーもーでーもー?そんな言葉じゃ僕は止まらないよ!?」
マユミ「じゃあ、ウザいバカ黙れ死ねって言ったらヘコんでくれますか?」
シンジ「カンケーないね。僕結構ドMだから」
マユミ「うーん…どうしたら碇さんに精神的ダメージ与えられるんでしょうか」
シンジ「君、今なかなか恐ろしい発言したなオイ」
.
121
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/21(水) 08:49:08 ID:N8Gc3z9o
シンジ「そういえば知ってる?」
マユミ「何をですか?」
シンジ「レディー・ガガもレコーディングかなんかの時全裸でやってんだってさ」
マユミ「…へ、へぇ」
シンジ「その方がなんか自分を出せるらしいね。元々あの人PVとか露出が限界過ぎてヤベー感じだったけど」
シンジ「なんだろ、時代がやっと僕に追いついた感!」
マユミ「普遍的でない以上は同じ特殊性癖の方、で終わると思います」
シンジ「えー。そーゆーつまんねーこと言うなよぉー」
.
122
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/11(火) 23:36:34 ID:t7Uj8/nk
面白いなぁ
1さん期待してます
123
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/21(金) 20:52:18 ID:P7FEwpqo
トバしてんなぁ…実にブレイブだ!
124
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/01(火) 15:47:55 ID:xhp2KcCQ
・・・・。
シンジ「よし、片付け完了!」
シンジ「さてっ、と」
マユミ「あ、やっと帰ってくれるんですか」
シンジ「うん。そろそろウチも晩御飯の時間だから」
マユミ「あれだけ食べたのにまだ食べるんですか?!」ガビ-ン!?
シンジ「いや僕は作るだけ。今日は僕が作らないといけないから」
.
125
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/01(火) 15:56:44 ID:xhp2KcCQ
マユミ「…碇さんって料理出来るんですね」
シンジ「うん。昔、練習したんだ。いつか父さんのアンチキショウに食わせてやろうって思って」
マユミ「良い子だったんですね」
シンジ「いやぁ…良い子ではなかったよ。僕のせいで先生は大変だったし」
マユミ「? 先生?」
シンジ「うん。僕さ、昔父さんに育児放棄されてた時があったんだ」
マユミ「…」
シンジ「で、母さんの兄さんに預けられてた。その人が」
マユミ「”先生”?」
シンジ「そ。親じゃないけど、親の役目をある程度果たしてくれて、恩人で、色々教えてくれた人。だから”先生”。」
.
126
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/01(火) 15:59:01 ID:xhp2KcCQ
マユミ「…その…お母さんは?」
シンジ「死んだよ。かなり昔に。」
マユミ「ごっ、ごめんなさい!…私、無神経に」
シンジ「いいよ別に。今日び珍しくないでしょ?片親とかなんて」ヘラヘラ
マユミ「…」
マユミ「…あの、」
シンジ「?」
マユミ「…私もなんです」
シンジ「?」
マユミ「私も、小さい頃にお母さん亡くなって…居ないんです」
シンジ「…そっか」
.
127
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/01(火) 16:02:20 ID:xhp2KcCQ
マユミ「お母さんは、私が小さい頃に私の本当のお父さんに、…」
シンジ「…」
マユミ「…刺されて、」
シンジ「…」
マユミ「それで…お父さんは警察の方に連れていかれて…私は、今の義父に引き取られたんです」
シンジ「…そっか」
マユミ「ええ」
.
128
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/01(火) 16:03:50 ID:xhp2KcCQ
シンジ「…」
マユミ「…」
マユミ「私達、本当は似た者同士なのかもしれませんね」
シンジ「…」
マユミ「あ、私みたいなのと同じ様な人間って言うのは失礼ですよね。」
マユミ「…あの、同じ根幹を持つって意味で、ですけど」
シンジ「…」
.
129
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/01(火) 16:10:04 ID:xhp2KcCQ
マユミ「大元は似ていても私達がこうも違うのは…」
マユミ「きっと、お父さん達が居なくなったその日からどう生きたか、なんでしょうね」
マユミ「碇さんは自分の生きたいように生きた。立ち止まらずに何かに突き進んでいく推進力が碇さんにはあったから」
マユミ「そして…あの日から閉鎖的に…そのまま何事も無かった事にしたくて、あの日のままでいる事にしたのが…」
マユミ「それがきっと、今の、私。」
マユミ「…すみません。なんかさっきから変な事ばっかり言いましたね。忘れてください」
シンジ「…」
マユミ「…ヘン、ですよね。今日初めて会ったばかりの人に何言ってるんだろう私」
シンジ「…」
.
130
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/01(火) 16:13:11 ID:xhp2KcCQ
マユミ「あ、ごめんなさい。もう帰るんでしたよね。気をつけて帰ってください」
シンジ「うん。ありがとう」
マユミ「…」
マユミ「ごめんなさい…私、本当に変な事ばっかり話しちゃって」
マユミ「もし次に会う時があったら、その時はこういう事は言わないようにしますから、その…」
シンジ「…」
マユミ「ご、ごめんなさい…なんか私、また謝ってばかりで」
マユミ「面倒、ですよね。すみません」
シンジ「んーん。別に。そんな事ないから気にしないでいいよ」
マユミ「すみません。ありがとうございます」
.
131
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/01(火) 16:16:12 ID:xhp2KcCQ
シンジ「じゃ、またね」ヒラヒラ
マユミ「…ええ」
・・・・・・・。
シンジ「…」テクテク
シンジ(僕ももしかしたらああいう人間になってたかもしれないんだろうか)テクテク
シンジ(ifの話に意味はないけれど…)カイキャクゼンテン
.
132
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/01(火) 16:29:46 ID:xhp2KcCQ
シンジ(マユミン、本当は…今までずーっと誰かに話を聞いて欲しかったんだろうな…)イナバウアァァァア----!!!!
シンジ(だけど今のお義父さんは事情も知ってるし、溜め込んでたモノを吐いてイヤな顔とかされたくなかっただろうし)スピンスピンスピン
シンジ(かと言って友だちも居ないんだろうな…見るからに内向的だしコミュ障だし本が好きだって言ってたし)アッチョンブリケ!
シンジ(こっちに引っ越して来たけど数ヶ月以内しか留まらないって事はお義父さんがしょっちゅう転勤するって事で…)ム-ンウォ-ク!ム-ンウォ-ク!
シンジ(そりゃー今はSNSだのスマホゲーだの掲示板だのなんだので繋がれはするけど)ズン!チャッ!ズ-ズンズチャッ!
シンジ(パッと見だとスマホすら使えなさそうな感じだし…ああいう性格じゃあ誰かと繋がり続けることも難しいんじゃないかなぁ)ドゥッタ♪ドウッタ♪
シンジ「…」サカダチ
.
133
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/01(火) 16:40:02 ID:xhp2KcCQ
シンジ(本当は寂しいんだろーなー…だけど人と関わる勇気がないから、本に逃げてるんだろうな)スキップスキップ
シンジ(本は面白いし、知らない事を沢山教えてくれるし…誰かと喋ってるように、面白い人生を生きてるかのように錯覚できるから)ケツフリケツフリ
シンジ(本は確かに素晴らしいけど、そればっかりではダメなんだよ、マユミン)ンッパッ! ンッパッ!
シンジ「…」ブリッジ
シンジ「…」ブリッジ♪ ブリッジ♪
シンジ「んー…」ブレイクダンス! ブレイクダンス!
シンジ「…」ウィンドミル! ウィンドミル! ウィンドミルブレイクダンス!
シンジ「…よし!」
.
134
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/01(火) 16:43:30 ID:xhp2KcCQ
シンジ「どーせこの近くに住むなら自動的にマユミンも第壱中学にくるんだろうからそん時に言おう!」
シンジ「『よーしマユミン!今日から僕とお前は!”ともだちんこ”だ!』」
シンジ「ってね!!☆」キュピピピ-ン!
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135
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/01(火) 17:23:35 ID:1nrpDALA
〜そして次の日の碇さンち〜
の、洗面台。
ゲンドウ「シンジどけ。今日は私が先に出るのだから私を優先させろ。遅れそうなんだ」
シンジ「ハァーッ?!僕が先に歯磨きしてたじゃん!後から来て何その物言い!あり得ないよ!」
リツコ「シンジくん悪いんだけどちょっとだけどいて頂戴。私も今日技術部の大事な会議があるのよ」
シンジ「アンタもかいぃいい!!なんでお前ら余裕持って行動するって事が出来ねーんだよ!?」
シンジ「てゆーか最高責任者がここにいるんだからちょっと遅刻するくらい、」
ゲンドウ「碇博士。仕事に遅刻するなど新人社会人ぐらいだ」
ゲンドウ「君の作業が一つ、1分でも遅れたが故に全人類の破滅を招く可能性がある事を理解しているのだろうな」
シンジ「今まさに遅刻しそーになってる人類守る最高責任者がなんか言ってるけど気のせいだよね?」
リツコ「ええ、御心配なく。シンジくんが今すぐ少しどいてくれるだけで問題は解消されますから」
ゲンドウ「…」チラッ
リツコ「…」チラッ
シンジ「僕ね、大人のそーゆー汚ないところが嫌いだな」
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136
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/01(火) 17:32:20 ID:1nrpDALA
ゲンドウ「…」シャコシャコ
リツコ「〜♪」ヌリヌリ
シンジ「クソ…結局洗面台取られてしまった」
綾波「碇くん」クイクイ
シンジ「あん?何?どーしたの僕の小指を引っ張って」
綾波「お腹、すいたの…」クキュルルル
シンジ「あーハイハイ。トーストでいい?」
綾波「目玉焼きとサラダとヨーグルトがいいわ…」
シンジ「えらく欲張ったね!?今から作れと!?」
綾波「はやくして…私のお腹はもう第一種戦闘配置についてるの…」
シンジ「知らねーよ!?自分でやれるようになりなよ!?」
マリ「ちなみにあたしも第一種戦闘配置についてるよん♪」
シンジ「てめーらさっさと食卓につきやがって…」
137
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/01(火) 17:34:50 ID:1nrpDALA
×
マリ「ちなみにあたしも第一種戦闘配置についてるよん♪」
シンジ「てめーらさっさと食卓につきやがって…」
◯
マリ「ちなみにあたしも第一種戦闘配置についてるよん♪」
綾波「そう…それじゃあ私も」ガタッ
シンジ「てめーらさっさと食卓につきやがって…」
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138
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/01(火) 17:45:47 ID:1nrpDALA
シンジ「全く…つーか家事するのって基本僕ばっかじゃね」コンコン..パシャッ!
シンジ「今日は弁当ももう一個作らなきゃいけないのに」ジュジュ-!
マリ「えー?なんでなんでー?」ヒョコッ
シンジ「手伝わないならこっち来んなよー油跳ぶぞー」
マリ「にゃははー大丈夫大丈夫!で?」
シンジ「んー?」サクサクサクサクトントントントントン
マリ「なんでもう一個作んの?」
シンジ「今日、また転校生来るっぽくてさ」
マリ「また!?ねーねー多くない?!」
シンジ「知らないよ。たくさん人手がいるのにたくさん人が辞めてっちゃうからじゃないの?」
マリ「んー?でも逆にさー、来る子は居ても出て行く子は見た事ないんだけど?」
シンジ「死んだから、だったりしてね」
マリ「うわぁ」
綾波「…まだかしら」キン!キン!
ゲンドウ「レイ。フォークで遊ぶな」
139
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/01(火) 17:56:43 ID:1nrpDALA
マリ「あり?んでもさー、にゃんで転校生に弁当を?」
シンジ「んー…『真心を、君に』的な?」
マリ「ほーん?君は相変わらずよくわかんにゃいねぇ」
マリ「何?その子と知り合ったから約束したとか?」
シンジ「いや?ただの僕の自己満足だよ」
マリ「ふーん?ますますわかんにゃいなー?」
マリ「あ!ひょっとしてアレ?可愛い子だったからアタックしてみるとか?」
シンジ「いやぁ…あんまり?イマイチ萌えないし可愛くは」
マリ「失礼な奴だねぇワンコくんは」
シンジ「ワンコじゃねぇ、ニャンコだ」
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140
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/01(火) 18:01:45 ID:1nrpDALA
マリ「何故ニャンコ?」
シンジ「僕はワンコみたいに忠誠だとか媚びはしない。僕は自由で気ままで可愛いんだ」
マリ「それ、自分で言う?」
シンジ「はい、でけたよーん」
ゲンドウ「シンジ、私の分は?」オロオロ
シンジ「あんたも食べんの!?遅刻しそうなんじゃないの!?」
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141
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/01(火) 18:03:16 ID:7zfoAVbE
>>131-133
滅多に無いシンジの割とマジな思考なのに行動のせいで頭に入ってこねぇw
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