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男「どちら様ですか」

212以下、名無しが深夜にお送りします:2014/02/25(火) 14:32:06 ID:KGSJyOyc
>>209
タイトルちょっと違うのは別として
萌あるてぃめっとの人とは違う感じがする

213以下、名無しが深夜にお送りします:2014/02/25(火) 21:51:30 ID:JLUiRdnY
どちらにせよ、続きに期待して待ってる

214以下、名無しが深夜にお送りします:2014/02/26(水) 00:08:54 ID:RhbvNlLQ
期待してるよー

215以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/01(土) 00:09:13 ID:9jKMzdg.
上げ

216以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/03(月) 00:39:54 ID:sj4QjbHI
1は帰ってこないのか?

217以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/03(月) 23:55:38 ID:mJ/Fycv.
おーい続きを。。。。

218以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/04(火) 23:00:43 ID:AwyvN2NA
Twitterによると仕事が忙しそうですな

219以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/05(水) 00:26:21 ID:a/VkE/M2
では待つとしよう、仕事が落ち着きここに来る余裕が出るまで

220以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/05(水) 20:49:06 ID:cOWtAAYI
ま、年度末だしな

221以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/08(土) 21:18:14 ID:YluSk3rU
上げ

222以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/08(土) 22:35:47 ID:klytIy1M
休日 朝

男「……」ムクッ

男「…………」

黒宮「二度寝ですか男様」

男「うお」ビクッ

黒宮「おはようございます」

男「……寝ていい?」

黒宮「起きていただきたくございます」

223以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/08(土) 22:40:00 ID:KYn7zsak
男「二度寝ってのは休日の最高の贅沢だと思わないか?」

黒宮「私は人生において二度寝というものをした事がありませんので分かりませんね」

男「に、人間じゃない……」

黒宮「そんなに驚かなくてもいいではありませんか、少ししょんぼりしてしまいます」

男「いやぁすごいと思ってさ。他意はないから気にしないでくれ。あと起きたから機嫌を直して欲しい」

黒宮「はい直りました」

男「はやっ!」

黒宮「それでは朝食にしましょう」

224以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/08(土) 22:48:34 ID:bQo2kIBw
食堂

男「あれ?」

黒宮「どうしました?」

男「いつもの皆さんは?」

黒宮「我がグループは休ませる時はしっかり休ませるのがモットーですので、彼女達は今日は休みです」

男「そういう感じか、んじゃみんな部屋にいたりするのか」

黒宮「外出したり上の階でのんびりしていたりと様々ですね」

男「まぁ休日ならそんなもんか」

黒宮「ただし、男様が部屋の隅に置いてある呼び鈴を鳴らせば彼女達はすぐにやってきます」

男「この鈴とは違うのか」チャリーン

黒宮「それは【黒】を呼べる世界でただ一つの鈴です。部屋に置いてあるただの呼鈴と一緒にしたいで頂きたいわけです」

男「なんかプライドみたいなのがあるのか君は」

黒宮「私は男様にお仕えするメイドの【黒】ですから」

225以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/08(土) 22:53:45 ID:FS1KEV/g
男「そんなに仕える事が名誉みたいな大層な人物じゃないんだけどな俺は」

黒宮「それを判断するのは男様ではありません」

男「うーん」

黒宮「まぁとにかく、朝食にしましょう。何がいいですか?」

男「え?黒宮さんが作るの?」

黒宮「はい。いけませんか?私が作る料理はまずいですか?」

男「まだ食ってねぇよ」

226以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/08(土) 22:58:40 ID:YioEGN12
黒宮「こう見えても料理はそれなりの腕前であると自負しています」

男「ほうほう」

黒宮「因みにこの屋敷にいるメイド達は全員料理の腕前はプロ級ですので、私も負けていられないと猛特訓した、という訳ではないので悪しからず」

男「猛特訓したのな」

黒宮「してません」

男「そうかそうか、がんばったな黒宮さん、えらい!」

黒宮「そういう子供をあやす様な言い方は複雑な感情を呼び起こすのでやめてください」

男「ははっ……というかそうだなー」

黒宮「?」

227以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/08(土) 23:03:39 ID:FS1KEV/g
男「俺が作っていい?朝メシ」

黒宮「な!?」

男「まぁ炒飯とかになるけど」

黒宮「私にも……作って下さると?」

男「いいよ。小さい頃からまぁそれなりに料理はしてるから、休みの時ぐらいは俺が作るよ」

黒宮「なんと」

男「なんでそんなに驚くんだよ」

228以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/08(土) 23:10:02 ID:fqHt1tdc
黒宮「男様は、やはり違いますね」

男「なにが?」

黒宮「普通大金持ちになった方々は自分で料理を作ろうなどとはせず、周りの者にさせるのが一般的なのです」

男「そんなもんか」

黒宮「はい。それを男様は自分に仕えるメイドの私に逆に食事を作ろうとなさっているのです。これがどれ程の事かお分かりですか?」

男「全然わからん」

黒宮「つまり、男様には配下の者への気遣い、懐、器の大きさが桁違いにあるという事なのです!」

男「多分それ的外れな意見だと思うがなぁ」

229以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/08(土) 23:19:43 ID:IN5TmFG6
黒宮「そんな事はありません。確かに小金持ち程度ならばそういう行動をされる方もいらっしゃるでしょう」

黒宮「しかしお考え下さい。この国で1番の財力を持っているに等しい方が部下のために食事を振る舞う、などという事は普通ありません」

男「……」

黒宮「例えば中東などの大金持ちを想像してみてください。彼らが配下のメイドの為に食事を振舞うなどという事がイメージできますか?」

男「うーん」

黒宮「出来ないでしょう?そして男様は彼等以上の財力の持ち主になったのです」

男「……」

黒宮「私がまだ男様に何も教えていないに等しいこの状況において、私のこの感覚は男様に理解出来ないものなのは分かっています。
しかし、『そういう世界での物事の摂理』に照らし合わせると、男様のその行動は、違うのです」

230以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/08(土) 23:27:17 ID:kYgEmJpo


231以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/08(土) 23:31:11 ID:YioEGN12
男「違うのか」

黒宮「はい。しかし、それは男様の器が大きい、懐が大きいという事に他ならず……」

男「はい!この話やめ!」

黒宮「!」

男「俺の感覚が『そういう世界』の中では変なのかもしれない事はわかった。でもそれだけで器がでかいとかそういう話になるのは黒宮さんが考えすぎ」

黒宮「……」

男「休みに普段助けてくれてる人とかにメシでも作ろうかってのは誰でも考える感覚だと思うぞ俺は。
どんな立場になろうが、関係ない。そんなに大袈裟に騒ぐ程のものじゃないと思うよ」

黒宮「……しかし」

男「さてさて」ポン

黒宮「!」

男「卵焼きと炒飯でいいですかね」

黒宮「……」コクッ

232以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/08(土) 23:35:39 ID:dXijzokY
男「あってかそうだ」

黒宮「え?」

チリーンチリーン

「お呼びでしょうか……え!?」

男「あっ、えーと。今上に何人ぐらいいる?みんなメシ食べた?聞いてきてくれないかな」

「!!!……す、すぐに!!」

2分後

「「「「…………」」」」

黒宮「……」

男「んじゃ待っててくれ。大したもんは出来ないけど」

233以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/08(土) 23:42:21 ID:6iNnDlTA
「【黒】様……これは……」

「わ、我々があの……いいのでしょうか」

黒宮「その感覚が正しい、私もお前たちの立場ならばそうなるだろう、正直私でさえ驚いているのだ」

「……我々は男様に食事を作って頂く立場に、ありません」

黒宮「わかっている、やはりお前達は私と同じ感覚のようだな」

「男様は、違うと?」

黒宮「……」


男「出来たぞー」

234以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/08(土) 23:50:54 ID:2WkJwLzM
男「炒飯と卵焼きな。なんかウインナーもあったからついでに焼いといた」

「「「「……」」」」

男「あー、んーと、まずかったら残していいからね。俺が食える程度の味付けだからみんなにとっては不味いかもしれねぇし」

「!!そ、そんな!違うのです」

「は、はい。違います」

「違うのです男様」

男「な、なにが?」

黒宮「男様、彼女達は今まで主人となった者から何かを与えられた事はないのです。
給料はそれはありますがそれだけです。他には何ももらってこなかったのです」

男「そ、そうか。え、えーと!俺は何か恩返し出来るような事が見つかったら恩返しするからね。
まだ俺と出会って日は浅いけどいつも身の回りの世話をしてくれてありがとう」

「「「「……」」」」

235以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/08(土) 23:57:36 ID:f0XzAxHg
男「!?ちょ!な、泣かないでくれ」

黒宮「大丈夫です男様、彼女達はただただ、嬉しいだけなのですから」

男「大げさだなぁ、取り敢えず食べようぜ!腹減っただろ?ほら黒宮さんも」

黒宮「はい、いただきます」

「……おいしい、です」

「今まで食べた食べ物の中で、1番おいしいです」

「……ヒック……………エグっ……」


男(ただ朝飯作っただけなのになんだこれ)

黒宮「ふふっ……外出している奴等に教えてやれ。羨ましがるぞ」

「「「「はい」」」」

男「いや別の機会にその人達にもメシ作ればいいだろ俺が!」

236以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/09(日) 01:38:21 ID:mIgFhTSk
しかしプロ級の腕前の人間に料理振る舞うとは男は度胸があるのかアホなのか…

237以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/09(日) 01:39:27 ID:cAViF3Bk
>>236
お前は何時も料理を作ってくれてるカーチャンに飯作ったことがあるか?

238以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/09(日) 02:24:32 ID:CBiwiE3Y
金持ちが料理作ったら偉いのか?
金持ちが庶民的なことのどこがいいのか
この手のものに遭遇するといっつも思う

でも話自体は面白い

239以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/09(日) 03:02:07 ID:Qi7TQ256
よくある奴隷を手厚くもてなすような偽善みたいな感じか

ぶっちゃけこういうの大好物ですはい

240以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/09(日) 23:47:39 ID:PM7ERRp.
更新来てた!!乙乙!!
終わるまで待ってるよ。

241以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/10(月) 05:09:52 ID:h./2lBeY
支援↑↑↑

242以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/10(月) 09:15:58 ID:X.31CnvI
投げ出しそうな予感

243以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/13(木) 21:59:09 ID:Ut.0eTB2
奴隷なのかなぁ給料とか貰ってるわけだし何か違う気がする

244以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/16(日) 10:10:48 ID:OPo9ZApU
期待age

245以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/17(月) 14:46:41 ID:BkEJR6.s
もののたとえというやつだろう

そんなことより続きを、はやく

246以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/17(月) 23:38:58 ID:3ydX8VHM
お前らは何色の陣営に所属したい?

247以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/18(火) 00:44:40 ID:UXhQ.Mnw
黒に決まってる

248以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/18(火) 20:29:02 ID:Mkp5hHj6
期待age

249以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/18(火) 23:11:53 ID:ntACVb72
>>247
青は俺が貰っていく

250以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/19(水) 23:35:00 ID:Ncn8LIAY
3時間後 男の部屋

男「さてと、出かけるかな」

コンコン

男「え?はい」

黒宮「どちらへ?」

男「おいこの部屋盗聴器あるだろ」

黒宮「まさか、あり得ません」

男「……」

黒宮「……通りかかった際に男様の独り言が聞こえまして」

男「なぜ4階全部俺の部屋なのに通りかかるんですかね」

黒宮「ふしぎですね」ニコッ

男「……」

251以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/19(水) 23:43:58 ID:sQDpbbp6
黒宮「それで、どちらへ?」

男「ちょっと街をぶらぶらでもしようかなと思ってさ。この辺りの事知らないから」

黒宮「なるほど、それではお供致します」

男「あーいいよ別に。ふらふら当てもなく歩くだけだからさ、つまらないぞ」

黒宮「私もこの辺りに関しては、実は疎くてですね」

男「ずっとここでじぃちゃんに仕えてたんだろう?」

黒宮「ええ」

男「疎いのか?ここらへんの地理に」

黒宮「……」

男「……」

黒宮「この地域に関しては熟知していますので、ご案内しようと」

男「最初からそう言えよ」

黒宮「私も分からない設定で男様と彼方此方見て回るという流れに持っていく遊びがしたかったのですが」

男「面白いのかよそれ」

黒宮「かなり」

252以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/19(水) 23:52:58 ID:EPW05azc
男「黒宮さんの考えている事がわからないぜ」

黒宮「黒とお呼び下さい。そして男様は私ではありませんので、それはそうでしょうね」

男「まぁいいや、とにかく案内してくれるのな」

黒宮「はい、何か行きたい場所などはありますか?」

男「とりあえず服屋とかゲーセンとか。娯楽施設」

黒宮「承知致しました。それでは20分ほどしたら玄関へお越しください」

男「わかった、着替えてくるのな」

黒宮「ええ。この格好では目立ちますので」

男「うむ目立つね。着物」

黒宮「はい」

男「……なんで着物?」

黒宮「ツッコミ待ちでした。男様はもう少し空気を読んで下さい」

男「似合いすぎてたからまぁいいかな、と」

253以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/19(水) 23:57:28 ID:z3JLDWwA
黒宮「え?」

男「なんだよ」

黒宮「似合ってますか?」

男「どう見ても似合ってるが」

黒宮「そ、そうですか」

男「うん綺麗だ」

黒宮「えー、と……では20分後に」

男「わかった」

バタン

黒宮「……」

254以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/20(木) 00:10:35 ID:fIofv9ns
「「「「……」」」」

黒宮「……聞いての通りだ」

「似合っています黒様」

黒宮「そこではない」

「私が選びました黒様」

黒宮「主張しなくていい、男様が外出なされる」

「「「「……」」」」

黒宮「恐らく来るだろう、備えろ」

「外に出ている者たちは如何なされますか?」

黒宮「半分は我々に加わり、もう半分は散開させて情報収集」

「はっ」

「……仕掛けて来ますかね」

黒宮「大学内では各勢力とも大人しい、だが大学外ではそうとも限らん」

255以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/20(木) 00:13:16 ID:W5hob97o
黒さんprpr

256以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/20(木) 00:25:10 ID:YFgGbrcM
「最近は大学内でも騒がしくなっていると聞いています」

黒宮「なぁに、お前達は大学外担当だろう?大学内では大学担当の黒龍がいる、問題はない。戦闘力はお前らの半分程だろうがな」

「……我々は大学内でも男様をお守りしとうございます」

黒宮「そう言うな、黒龍志願者は増加し続けている。その中で私が選んだ直轄部隊がお前達だ、大学内は経験値の低い者達に譲れ」

「……何か事態が動けば我々は」

黒宮「わかっている。その時は呼ぶよ」

「「「「はっ」」」」

257以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/20(木) 00:31:17 ID:SdAWs4WA
黒宮「さて、と……それでは準備して出ようか」

「「「「はっ」」」」

黒宮「気は抜くなよ、何がなんでも男様を奪おうと画策する可能性もあるからな」

258以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/20(木) 00:39:49 ID:qPYo/S6U
同時刻 とある大豪邸

白鷺「そっか、外出の準備始めたのね」

「如何なされます?」

白鷺「様子見、と言いたいところだけど……黒ちゃんと黒龍来るでしょ多分」

「恐らくは」

白鷺「それじゃあまぁ、こっちも行かないとね。白龍を呼べ」

「既に」

白鷺「よろしい♪」

白鷺「さて……では行きましょう。男様に何かあった時に我々が居ない、そんなのは論外。いいわね?」

「「「「「「「「……」」」」」」」」

白鷺「男様を守護するのは我々の役目よ」

259以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/21(金) 05:34:22 ID:O7xoCG26
いいよ…いいよ…!よくなってきたよ!!

260以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/21(金) 10:09:48 ID:2RDQsqcM
(ノ・∀・)ノ=④シエンー!!

261以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/21(金) 10:55:09 ID:u5Y/95q.
面白いんだけど、不定期更新過ぎて、いつ話がストップするんじゃないかとドキドキしてる

262以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/21(金) 11:55:15 ID:e8llZPao
ウィッチクラフトワークス思い出した
それより男は何色に染められるんですかね

263以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/21(金) 16:26:25 ID:S3tyS8cM
上げ

264以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 01:45:26 ID:mMUzjCzU
玄関

男「おお!」

黒宮「来ましたか男様、それでは参りましょう」

男「その私服チョイスはご自身で?」

黒宮「そ、そうですか」

男「似合ってるね」

黒宮「そうですか」

男「あとそのポニテもいい感じだ、雰囲気変わるもんだな」

黒宮「ああこれですか、男様はポニーテールがお好きとお聞きしたので」

男「……誰から?」

黒宮「決して男様の前のお部屋の机の引き出しの中の……」

男「それじゃあ行くか」

黒宮「そうですね、行きましょうか」

265以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 01:49:07 ID:mMUzjCzU
黒宮「と、いうわけで」

男「え?」

黒宮「ここからは敬語はなしにします」

男「いやまぁ別にそれはいいんだが大学内だからじゃなかったのか」

黒宮「街に急に敬語の女性をはべらせて向かわれる御仁が現れたら目立ちますから」

男「なるほど」



黒宮「それじゃ、車はどうする?」

男「おおモードチェンジの瞬間を目撃」

黒宮「うるさいわね、どうするのよ。どれに乗っていくの?

    車庫に行けばそれなりの車は揃えているけど、選んで。
   
    運転するから」

男「俺が運転していい?」

黒宮「!?」

266以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 01:55:51 ID:mMUzjCzU
黒宮「それは、うーん」

男「これでも運転はそれなりに自信があるんだ」

黒宮「免許をとったのは?」

男「18になってすぐだから半年ぐらい前か」

黒宮「確かに男の運転は問題ないけど」

男「んじゃそれで」

黒宮「でもいいの?その、私がやればいいと思うんだけど。だって」

男「だって?」

黒宮「立場的には運転してもらうわけには、わかるでしょ」

男「うーん……まぁいいじゃん。今日は休日だし。

  休めるときに休むのが黒宮さんたちの方針なんだろ?

  今日は案内だけしてくれればいいから、あとは俺に任せとけ!」

黒宮「……ありが、とう」

267以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 02:01:48 ID:mMUzjCzU
黒宮「それでなんで一番安い車なのよ」

男「俺にとっては十分高いぞこの車でも」

黒宮「いい加減に慣れなさいよねばーかばーか」

男「さて行きますかね」

黒宮「無視ですかー」

男「頼むぜナビ宮さん」

黒宮「ひどいあだ名をつけられた気がするわ」

男「あの交差点は?」

黒宮「ひだり」

男「おっけ」

268以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 02:04:19 ID:mMUzjCzU

黒宮「……」

男「ふんふんふーん」

黒宮「楽しそうね」

男「かわいい女の子とデートだしなー」

黒宮「で、でーと!?」

男「いやまぁ普通にゲーセン久々だから」

黒宮「……」

男「……どういう顔してんだお前」

黒宮「べっつに (……集中しろ【黒】 男様はからかっているだけだ)」

男「さってゲーセンゲーセン」

黒宮「……先にデパート行くわよ」

男「ええ!?」

黒宮「なにか?」 ギロッ 

男「いいえ」

269以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 02:11:26 ID:mMUzjCzU
デパート

男「お、おい……ここって」

黒宮「デパートだけど、あんたお望みのメンズの服屋もあるわよ」

男「か、かなーり高そうなんですがどのお店も」

黒宮「そう?」

男「ふ、普通の店はないのか」

黒宮「これが普通なの。あんたにも慣れてもらわなくちゃ」

男「と、とりあえず……服屋は?」

黒宮「3階から上だったかな、行きましょ」

270以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 02:17:15 ID:mMUzjCzU
黒宮「ほらエレベーターこっち」

男「お、おう」

黒宮「てかあんたさっきから発言の最初どもりすぎ」

男「挙動不審モードに突入したからな」

黒宮「大学内でそれなりに環境には慣れたと思ったのに」

男「いや実際に自分で買い物するってなるとビクビクするっつーの

  今まで数千円の服しか着てこなかったような男だぜ俺は」

黒宮「威張っていうことではないと思うわよそれ」

男「うるせい」

黒宮「さてさて、まぁそれじゃ行きますか」

男「それにしてもあれだな、人少なくないか?こんなもんか」

黒宮「ここはいつもこんなもんよ(貸切&人員配置済みなら)」

男「ふーん」

271以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 02:18:00 ID:mMUzjCzU
黒宮「ほらエレベーターこっち」

男「お、おう」

黒宮「てかあんたさっきから発言の最初どもりすぎ」

男「挙動不審モードに突入したからな」

黒宮「大学内でそれなりに環境には慣れたと思ったのに」

男「いや実際に自分で買い物するってなるとビクビクするっつーの

  今まで数千円の服しか着てこなかったような男だぜ俺は」

黒宮「威張っていうことではないと思うわよそれ」

男「うるせい」

黒宮「さてさて、まぁそれじゃ行きますか」

男「それにしてもあれだな、人少なくないか?こんなもんか」

黒宮「ここはいつもこんなもんよ(貸切&人員配置済みなら)」

男「ふーん」

272以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 02:24:51 ID:mMUzjCzU

男「……たっか」

黒宮「似合ってるんじゃない、その黒い服」

男「そりゃまぁいいと思ったから手に取ってはみたものの」

黒宮「そう、すみませーんこれください」

「かしこまりました」

男「ちょ!」

黒宮「? なによ」

男「買わんでいいから!」

黒宮「え?なんでよ。これいいと思うわよ私も」

男「高いだろうがだって」ボソッ

黒宮「値段隠せばよかったわね」ボソッ

男「聞こえてるぞ」

黒宮「あんたはここらへんは気にしなくていいの、堂々としてなさい」

男「むり、俺庶民だし手出せない」

黒宮「なら私が手出すから眺めてなさいよったく……あ、カードで」

273以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 02:29:50 ID:mMUzjCzU
男「……おごってもらってしまった」

黒宮「あんたの金だっつの」

男「oh」

黒宮「先が思いやられるわねこれは」

男「ふっつーの服でいいんだよ俺は」

黒宮「それはだめ、ある程度の最低ライン以上のものは着てもらうわ」

男「なんでだ?」

黒宮「会社の社長は部下よりも高価なスーツとか着てるもんでしょう?」

男「またそういう奴かよ」

黒宮「ま、慣れてとしか言えないけど。慣れて」

男(買うにしてもできる限り安い奴を選ぼう)

黒宮「さてと、それじゃ次は?」

男「……靴とか」

274以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 02:41:27 ID:mMUzjCzU
30分後

男「もういらない!何もいらねぇから!」

黒宮「Tシャツ2着とズボン1着と靴1つでもう終わりなの?」

男「値段的には10着ぐらい買った気分だからもういい」

黒宮「目が泳いでるわよ」

男「ここは俺のいていい場所じゃないと悟ったぜ」

黒宮「それじゃあ次はもっと高いとこ行く?」

男「逆だ逆!わかってて言ってるだろ!」

黒宮「あははっ、でもお金を使うって事は経済を回す事にもなるしいい事だと思うんだけどね」

男「そんな屁理屈は俺には通用しないぜ」

黒宮「別に屁理屈じゃないんだけど」

男「とにかく俺はもうゲーセンに行かせてもらう」

黒宮「ったく……!!ふせて!!!」

男「え?」

275以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 02:50:01 ID:mMUzjCzU

ガシャーン!!!!!

男「うおおおおおあぶねぇぇぇえ!!」

黒宮「大丈夫ですか男様!!」

男「お、おう。なんとか……なんで急にシャンデリアが……」

黒宮「……」

男「……老朽化かな。伝統ありそうだし、このデパート」

黒宮「そうかも、ね」

男「あー怖かった」

黒宮(応答しろ)

(はっ)

黒宮(……男様の周りに常に3人つけ。もいるが保険だ)

(畏まりました)

276以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 02:56:21 ID:mMUzjCzU
×もいるが
○私もいるが

黒宮「男s……大丈夫だった?」

男「おう、びっくりしたけど」

黒宮「店側には私からきつーく言っておくわ。もうここへは来ないかも」

男「いやいやそんなに言わんでいいだろ。俺も無事だしさ」

黒宮「だめよ、あんたに怪我を負わしかねない設備不良を放置するデパートなんて」

男(しかし見た目は最近のっぽいんだよなこのシャンデリア。設備不良かぁ)

黒宮「……とにかく、出るわよ。買い物は終わったでしょ?」

男「わかった」

277以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 03:04:21 ID:mMUzjCzU

男「最後に冷や汗かいたなしかし」

黒宮「どうする?家に帰る?」

男「うーん、まぁゲーセンの場所だけ把握して帰ろうかな。場所が分かれば次から来れるし」

黒宮「思ったんだけど」

男「?」

黒宮「車のナビ使えばいいんじゃないかしら 場所」

男「はぁ……」

黒宮「なによその溜息は」

男「あのなぁ、車のナビにそのゲーセン内にどんなゲームが設置されてるか表示されるのかよ」

黒宮「……ああ、なるほど」

男「ゴミを見るような目で俺を見ないでくれませんかね」

黒宮「行くんでしょ。あの信号を右」

278以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 03:17:19 ID:mMUzjCzU
ゲーセン

男「おっ、結構でかい」

黒宮「実は来たことなかったんだけど、うるさいわねここ」

男「まぁゲーセンだしな」

黒宮(ここは危険だ……)

男「さてと、ちょっと見て回ってから帰ろうかな」

黒宮「わかったわ」



赤城「あ、男君!」

男「え?おお!クノ一赤城さんじゃないか」

黒宮「!」

279以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 03:25:33 ID:mMUzjCzU
赤城「もお、クノ一とかやめてよね」

男「確かに今日は忍んでないな。どったの?」

赤城「ゲーセンにいる理由なんて一つでしょ?」

男「まぁそうか」

赤城「そちらは、もしかしてデート?」

男「そうそう」

黒宮「!?」

赤城「え!」

280以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 03:27:18 ID:mMUzjCzU
男「なんてな、黒宮さんにここらへんの場所を案内してもらってたんだよ」

赤城「そ、そう。ふーん……黒宮さん、こんにちは」

黒宮「……ええ。珍しいわね、普段はゲームなんてしないと聞く貴女がこんな所へ」

男「え?そうなのか?」

赤城「さ、最近はじめたんだー!結構楽しいよね意外と!ゲーセンって!」

男「そっかー、まぁ結構いろいろ楽しめるからな。スポーツと絡めたゲームもあるしね」

赤城「……」 ギロッ

黒宮「……」

男「あれ?そういえば二人はもう友達になったのか?」

赤城「え?あ、ああうん。こないだ話せたから」

男「そっかそっか」

黒宮「まぁ[知り合い]にはなったわね」ニコッ

赤城「そう、だね」ニコッ

男「んじゃせっかくだし、ちょっと3人で回るか?」

青城「私も混ざりたいんだが、いいかな」

281以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 03:40:33 ID:mMUzjCzU
男「うおっ!?」

黒宮「ああ、やっぱりいたのね」

青城「いちゃ悪いのかな?黒宮さん」

黒宮「いいえ?ただ予想通りだったと思っただけよ」

男「今日はクノ一青城だったか」

青城「べつに潜んでなかったけどね私は」

赤城「私と来てたのよ彼女は。さっきからレースゲームばっかりしててさ」

男「ほう……てか黒宮さん、この人とも?」

黒宮「ええ、知り合いよ」

青城「私は赤城ちゃんと違って常連なのだよ、ここの」

男「ふむ、あのゲームか」

青城「やるかい?男君」

男「いやぁ今から4人で回るならあれはないだろう。みんなで楽しめる奴にしよう」

青城「なるほど、目から鱗だった。いつも一人だから」

男「なくな」

282以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 03:57:54 ID:mMUzjCzU

赤城「みんなで楽しめるやつって?」

男「そうだな、あそこの身体を動かす系とか?」

青城「むしろここはぬいぐるみを取るゲームとかはどうだろう」

赤城「!!」

黒宮「……」

男「え?クレーンゲーム?まぁ確かにそれも楽しめるけど」

黒宮「いいんじゃない?お菓子とかもあるみたいだし」

赤城「わ、私もそれでいいよ」

青城「私はぬいぐるみが欲しいガチで」

男「お、おう」

283以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 04:06:09 ID:mMUzjCzU

青城「とれない……あの熊ちゃんがとれない」

黒宮「ぐっ……なによこの菓子、全然かすりもしないんだけど」

赤城「むずかしい……」

男「うーん、ちょっと貸して」

黒宮「え?はい」

男「よし……こうして……こう」

ポトッ

黒宮「!!」

男「ほら」

黒宮「あ、ありがと」

男「いいよ、うまいもんなそれ」

黒宮「食べたことないけど、そうなのね」

男「ねぇのかよ!国民的菓子だろうに」

黒宮「食べたことないから食べてみようかなって」

284以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 04:08:37 ID:mMUzjCzU
男「そっか……んじゃよかったよ取れて、帰ったら食べな」

黒宮「……」コクッ

青城「男君」

赤城「こ、こっちも!」

男「え?お、おう(なんだこのがっつきは)」

黒宮「……」


10分後

男「時間かかったなぁすまん」

青城「ありがとう!これで部屋のコレクションが増えるよ」

赤城「えへへーこのぬいぐるみかわいい。ありがとう!」

男「どういたしまして」

黒宮「それじゃあ、そろそろ帰る?」

285以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 04:18:31 ID:mMUzjCzU
男「今何時?」

黒宮「5時ね」

男「ふむ……ふたりは?」

赤城「男君が帰るなら私も帰ろうかな」

青城「同じく。目的は達成されたしね」

男「ああぬいぐるみね」

青城「ふふっ」

黒宮「それでは、男と同棲している私は男と帰らせてもらうわね」

赤城「え!?」

青城「え、えーそうなのか。……びっくりだな」

男「お前もうちょっと誤解を招かないように……ってそもそも言っていいのかよそれ」

黒宮「いいわよ、理由は秘密(知らなかった演技が下手すぎる)」

286以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 04:20:59 ID:mMUzjCzU
赤城「……それじゃあ」

青城「……うん」

黒宮「?」

男「それじゃ、そろそろお開きとしますか」

男「また大学でなふたりとm……


フッ

男「ん?なんだ?停電か?」

黒宮(!? 黒龍!!!)




赤城「ごめんね男君」

青城「死んで」

287以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 04:23:21 ID:mMUzjCzU

キィン!!!

赤城「チッ!!!……」

青城「後ろか」


パッ

黒宮「……なんの、マネだ……」


男「…………」zzz



黒宮「【白】……」


白鷺「はぁい♪」

288以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 04:27:59 ID:mMUzjCzU

白鷺「さってと。制圧、とまでは行かないけど」

赤城(いつの間に……)

青城(黒龍ではないとすると)

白鷺「そんなに警戒しなくてもいいのよ?ただこの子たちは」



白鷺「私の直属部隊なだけだし」


ゾクッ

赤城「……くっ」

青城「…………」

289以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 04:32:46 ID:mMUzjCzU
黒宮(応答しろ、おい!)

(黒様)

黒宮(何故こない!お前らの任務はどうした!)

(申し訳ございません、我々の4倍の人数の白龍に……しかも全員)

黒宮(お前らと、同等だというのか……?)

白鷺「……」ニヤッ


赤城「……どうするかな」

青城「決まってる、突破だ」

赤城「そうね」

青城「警告しておこう。我々に触れたら怪我をするぞ」


白鷺「そう?確かにあなたたちのスペックは高いわ。でもあなたたちの半分ほどの力は
   持っているであろう私の白龍たち10人に囲まれている現状でやけに余裕ね」

赤城「……」ニヤッ

青城「油断大敵という言葉は知らないのかな?白様は」

白鷺「殺されたいの?」ニッコリ

290以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 04:40:00 ID:mMUzjCzU
黒宮「おかしい……」

白鷺「?」

黒宮「お前たち……何者だ」

赤城「聞かれてるわよ」

青城「見てわかるだろう?青と赤だよ。昔から知っているだろうに」

黒宮(なんだこの違和感は……さっきまでとこいつら……)

白鷺「何のやり取りだか知らないけど、男様を殺そうとしてることに変わりはない」

白鷺「断じて許されざる事ね。お仕置きレベルじゃ済まさないわよ」

赤城「白様、そんなこと言ってる余裕があるならさっさと仕掛けてきたらどうですかぁ?」


白鷺「……あ?」

赤城「……」ニヤニヤ

黒宮(やはり……こいつら……)

291以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 04:45:34 ID:mMUzjCzU

青城「やれやれ、めんどくさくなってきた。とりあえず今日は逃げよう赤」

赤城「ま、いいわ。次は確実に殺す」


白鷺「逃がすな!!」


赤「暦の盟約に従い、我に烈火の化身を授けよ」

青「暁の盟約に従い、我に氷床の加護を授けよ」


白鷺「!? お前たち!下がれ!!」

黒宮「!」


赤城「何人か触れちゃったね私に」

青城「こっちもだ、可哀想に」


赤城「火傷じゃ済まないだろうね」
青城「凍傷じゃ済まないだろうね」

292以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 04:51:17 ID:mMUzjCzU
5分後

白鷺「さっさと運び出せ!!病院へ!!」

白鷺「……なんてこと」

黒宮「いい加減に拘束を解け。私を拘束している15人を回して早く傷を負った奴らを病院へ」

白鷺「……」ギロッ

黒宮「やつら、契約している」


白鷺「ええ。そうね」

黒宮「……おそらく、乗っ取られている」

白鷺「まだ確証はない、検証の余地はあるかもしれないけど」


黒宮「…………」

白鷺「とりあえず、今日はもう帰れ。処理は私が行う」

黒宮「……何が起きている」

白鷺「知っていて男様と接触したんでしょうに」

黒宮「こちらにも事情があってな、そういうわけでもないんだ」

293以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 04:57:47 ID:mMUzjCzU
白鷺「……」

黒宮「……」

白鷺「……いずれ本人たちは必ず来る」

黒宮「来る?誰が?何をしに?」


白鷺「男様を我々から奪いに」

黒宮「……」

白鷺「……裏はお前たちの領分だが、表は我々の領分だ」

黒宮「今日の内容は裏の領分と判断した」

白鷺「お前は男様を守れない」

黒宮「そんな事はない!!」


白鷺「男様を守護するのは我々の役目だ」


白鷺「では、失礼」

黒宮「………………くそっ……」

294以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 05:02:59 ID:FD8px0bE
とても面白い…書籍化されたら買う奴やな…そんなものレアケースだが

295以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 07:25:10 ID:Btenkrtw
乙!
まとめて読みたい気もするけど厳しいか

296以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/23(日) 12:43:52 ID:mM3W7XHg
こいつ寝てばっかだな

297以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/26(水) 21:41:46 ID:Vx8GbbW.
ファイトやー

298以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/27(木) 00:56:40 ID:Ndsvxkmw


299以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/27(木) 04:20:57 ID:Jrro5UEc
なんか、黒ばすと電波教師が混ざったみたいだねぇ

300以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/30(日) 22:12:09 ID:J4dVxwSw
くろばす?電波教師?

301以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/31(月) 01:29:17 ID:jCt7NXxM
面白い
とても面白い

302以下、名無しが深夜にお送りします:2014/04/01(火) 02:30:21 ID:pqNTmuCM
支援

303以下、名無しが深夜にお送りします:2014/04/01(火) 03:51:24 ID:FGyrmYnw
支援

304以下、名無しが深夜にお送りします:2014/04/04(金) 20:19:04 ID:.BNRvbTA
ほしゅ

305以下、名無しが深夜にお送りします:2014/04/05(土) 00:17:39 ID:Les3V6SM
支援

306以下、名無しが深夜にお送りします:2014/04/06(日) 13:43:59 ID:L3uyCkL6
支援

307以下、名無しが深夜にお送りします:2014/04/06(日) 18:12:33 ID:/SAzBZmE
支援

308以下、名無しが深夜にお送りします:2014/04/08(火) 00:41:00 ID:mJxwCT4o
支援

309以下、名無しが深夜にお送りします:2014/04/09(水) 13:59:25 ID:a5RY93nU
支援

310以下、名無しが深夜にお送りします:2014/04/09(水) 21:21:10 ID:jEILSH8c
結局木の名前はなんだったんですか?

311以下、名無しが深夜にお送りします:2014/04/11(金) 11:33:25 ID:iM0Z/cV2
支援


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