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↓前スレ継続
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>>763
う…ぐ…
【呻きながらも、目を覚ました少年】
あれ、僕は…
【状況を理解出来ていないようだ、立ち上がろうとして全身が痛くてうずくまっている】
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>>764
お前・・・さっきのこと覚えてないのか・・・?
なんか刀を振り回したんだが・・・っとその前に応急手当か・・・
【サイドバックから包帯や消毒液を取り出し少年の手やこめかみを手当する】
で、あの刀はなんだ・・・?なんでこんなことした・・・?
【とりあえずは青年は少年に刀のことを聞くことにした】
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>>765
刀…そうだイツ様…!
【青年の言葉に、刀の存在を思い出すが】
いた、あいたたた!
【傷が沁みてそれどころではない】
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>>766
イツ・・・誰だそりゃ・・・っと動くなよ?沁みるのは我慢しろ男だろ
【そして応急処置を一通り終えると】
これで良し・・・と
で、この刀がなんだって?
【青年は自分が弾き飛ばした刀に触れようとする】
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>>767
ええと、その…
…神様…
【流石に痛い子だと自覚はしているようだ】
【刀に触れたのならば、こんな声が聞こえるだろう】
「精神の融合…興味深いが暴走するのでは…」
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>>768
神様・・・?いや、このご時勢ンな奴いるわk・・・!?
【刀に触れた瞬間誰かの声が直接脳裏に響く】
【このまま触れているとマズイ、そう思った青年は刀から手を離す】
・・・マジ、なんだな・・・?
【再度青年は少年に確認する、答えなどわかりきっているのに】
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>>769
【こくん、と頷く少年】
その刀は、神様を降ろせるの。
ずっと一族に受け継がれていたんだけど、僕は修行が足りなくて、変な風に干渉したみたい。
【言いながら、少年は刀を見る】
【また先程のようになる可能性がある為、触れる事は出来ない】
【どうやら、少年には断片的にではあるが刀の中の神の声が聞こえているようだ】
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もしもしとかで遅れたりするけどそれでもいい人いるかな…?
倉庫にいれたけど試作運転として使わせてもらうぜ!
【黒機死神】
対戦車等に製作された特殊兵器を貴方は所持している。
・兵器1
ビーム発生器を2基に増設した連装刃タイプのビームサイズ。
1枚目の刃で敵の装甲を、2枚目でフレームを両断し確実な撃破を目的とする。
元々対戦車等の為に作られた兵器なので威力は恐ろしく高いが
ビーム発生器は3レスまでしか持続出来ず3レスを超えると錆びた鎌のようになる。
ビーム発生器は、3レスのインターバルで充電が完了しまた使用する事ができる。
このビーム発生器は、勿論ONOFF可能である。
・兵器2
一時的に自分自身の姿を消す事が出来る兵器。
自分の姿が消えるだけなので兵器1等の姿は見えるので注意をして欲しい
これの使用時間は1レスだけである。一度使用したら使えなくなるので其処も注意をして欲しい。
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>>771
/すいません…取り消します…すいません
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/テストしそびれてた
/誰かいるかな
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/のろのろでいいなら……
/まだいるかな?
【気炎闘士】
闘気を使う拳闘士の持っていた能力。
闘気を身体に巡らせる事で身体能力や肉体の強度を上げる事ができる。
また、闘気を凝縮する事で炎に似た現象や爆発を起こしたりする事も可能。ただし、気弾や炎は撃てず、爆発は自身にもダメージが入る。
爆発に関しては自身の強度強化があれば微々たるものとなるだろう。
回復も出来ないではないが、掠り傷を治すのに数時間以上も掛かる上に凄まじく疲労する。
一対一や自身よりも強大な敵と相対した時、破壊力・攻撃速度がニ割弱ほど上昇する。
素の身体能力は格闘家程度
【闘気】【強化】【近接】【炎】
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/どうしてこうもタイミングがずれてしまうのか…
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/ドロー! 能力者!
【怠惰の霧】
自分の好きな範囲に、少し濃い霧を放つことができる能力。
この霧を吸った者は気力を徐々に削がれていき、やがて歩くのも億劫になり、動けなくなってしまう。
能力者はこの霧に対し耐性があるが、一般人は数十秒もすればバタバタと倒れてしまう。
初期装備:大鎌
身体能力:能力者
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/糞…
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/い、いるかな?
【騎士徒手】
この能力者が手にしたものは、なんであれ「武器」と化す。
簡単に言ってしまえば鉄パイプでも小石でも、能力者が掴めば
鉄パイプは「鈍器」として硬く重くなり、小石なら「投擲武器」として軽く硬くなったり
その形状を生かした、相応の力を持つ「武器」となる。
しかし、武器へ変化させられるのは無機質のみで
人間や動物、植物などは掴んでも武器にはならない。
また、元々武器である銃やナイフ、剣などを掴んだ場合
特に変化は起きず、そのまま武器として使用することが可能。
身体能力はいろんな武器を使いこなせる程度
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倉庫から借りますの
【仮面騎士】
仮面を持つ騎士。その剣の腕は凄まじいの一言。
能力も無しに真空刃を飛ばし、鉄を切断できる。隙が大きいが、自身の気を練ることにより竜巻を発生させる事も可能。
仮面には周囲の状況を常に正確に伝える能力があり、視界が無くてもあまり関係がない。
また、悪魔のような翼になるマントを持ち、その翼にて飛行が可能。このマントは何故か燃えず、地味に惑星間飛行が可能。
初期装備:仮面、壊れない剣、マント
身体能力:普通〜超一流剣士
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心ごと体ごと全部記憶の中の幻
本当の愛情が指先から流れ出した
【ヘッドフォンを付け歌いながら歩く少女】
【音は周囲の漏れていて周囲は嫌な顔をするが気に止めない】
顔上げて微笑めば 笑顔取り戻す魔法になる
こころ Nock Nock Nock 不思議 Trick Trick Trick
生まれ変われる (Wow Wow)
Freely Tomorrow
【所々自作の振り付けをしてさらに周囲から白い目で見られるが】
【完全に自分の世界に入っている少女にとってはどうでもいい】
今日は、なんかいいことあるかもなっと
【ヘッドフォンをつけたまま明るく言えば人ごみに紛れていく】
【とはいえ、歌いながら踊りながら歩いているので少女の周りだけ空間は空くのだが】
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/ひゃっはー 課題片手にロールだあばば
【薄暗い道 濃密な霧】
【帰宅者も多いであろうこの時間帯、街はひっそりと静まり返っていた】
【道端には虚ろな顔をした老若男女。 思い思いの場所に倒れている】
………34……35…
【倒れている人々は、みな一様に顔を青ざめ、涙を流す者もいる】
【その理由は一つ】
…………
【濃霧の中を一人の男が歩く。 カラカラと重そうな鎌を片手に】
【その姿はどす黒く血に塗れ、目は虚ろな空洞を思わせるほどに濁っている】
【男は道に倒れている女性に近寄ると、大きな鎌を首に這わせ、右足で頭を固定し、引っ張る】
………36…
【女性の首は綺麗に裁断され、切断面から血が溢れる】
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>>780
【男は周囲の人間を殺しつくすと、より人が多い方へと、歩みを進めていった】
【男と共に、濃密な霧がぞぞ…と引いていく】
【>>780の近くには、徐々に霧が満ちていくことだろう】
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>>782
・・・?
【しばらく歩みを進めたところで少女は周囲の異変に気づく】
【周囲には霧が立ち込め、人は歩みを止め、地面に伏す者もいた】
霧・・・?あ、大丈夫ですか!
【少女はヘッドフォンを外し近くの男性に声をかける】
【だが帰ってくるのはうめき声だけ】
何があったの・・・?
【答えはなく、ヘッドフォンからはポップな音楽が流れ続けていた】
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>>783
【少女の背後から、カラカラと何かを引きずる音がする】
【振り返れば、鎌を振り上げ少女に切りかかろうとする男が目に入るだろう】
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>>784
え・・・?うわぁ!
【カラカラという音に振り返れば鎌を振り上げたととこが目に映る】
【慌てて前方へ翔ぶが、その鎌は一般人の男性に直撃し鮮血が吹き出す】
ひっ・・・あ、あなた何やってんですか!
【思わず少女はそう叫んでいた】
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>>785
【少女の問いには答えず、痛みでビクビクと体を震わせる男性を鎌で引き寄せ、首を落として絶命させる】
……40……。 ……チッ…能力者か…
【気怠そうに呟き、男は鎌を肩に担いで少女に向き直る】
何、って……人殺し。 お前は何してんの。
【淡々と口を動かすその男の目は、濁った絵具バケツのように、濁った光を放っている】
【男の口元からは、煙草の煙のように霧が漏れ出している】
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>>786
【男の異常さに震えながらも大声を張り上げる】
人殺し・・・って犯罪ですよ!わかってんですか!
能力者だからってやっていいことと・・・
【と、さっきの男の言葉に気がつく】
能力者・・・?私が?
【どうやら少女は自分が能力者であることを理解していないらしい】
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>>787
あー…悪い……深く考えてなかった………
……お前、自覚ないのか…?
【男の眉間が歪む。この街に住む以上、能力者と自覚していないものが生き残るのは難しい】
【この少女は、能力者としての特性を持ちながら、それに気づくことなく、数年間生きていることになるからだ】
……いや、もういい、面倒くせぇ……死ね。
【考えるのは億劫とばかりに、男は頭をふると、再び鎌を振り降ろす】
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>>788
―――っ!?
【振り下ろされた鎌を再び後方へ飛んで回避】
【その間少女は自分のことについて考える】
(た、確かに身体能力は高いなとは思ってたけど・・・能力者なんて・・・)
(て、てから炎とか出せるのかな・・・?)
見ず知らずの人にいきなり死ねと言われて死んでたまるもんですか!
喰らえ!ファイヤー!
【振り返りつつ右手を男に向けて叫ぶが何も起こるはずがない】
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>>789
【大振りな鎌の攻撃は、身軽な少女にするりと避けられる】
【少女は大きな声で何かを叫ぶが、何も起こらない】
ケッ……今までまともに能力を使ったことねぇ奴が、そんなほいほい使えるようになるかよ。
そんな天才は、一部の一握り位だ……
【地面に刺さった鎌をそのままに、男は少女に歩み寄る】
……才能が開花せずに嬲り殺される能力者……いいな。 そそる。
【そういって、ニヘラと笑うと、男は素早く接近し】
【えぐるように腹に拳を叩きこもうとする】
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>>790
えっ・・・なんで何もおこんないの・・・!?
【必死に何かをしようとするが何も起こるはずもなく】
そそるじゃない!あんたなんかに殺され・・・ぐえっ
【鎌を放置してきた男は少女に勝るとも劣らぬ身軽さで】
【男の拳は少女の鳩尾に綺麗に入る】
【少女の体が軽く浮き、そのまま少女は地面に倒れこんだ】
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>>791
【地面に転がる少女を見て、男は昏い笑顔を浮かべる】
……能力者はホント、いろいろいるんだよ。
火を吐くやつ、新しい生き物に成る奴、銃を乱射するやつ……うどんを作る奴もいたな…
【少女の髪の毛を掴み上げ、あざ笑うように囁く】
……でもって、俺は霧を操る能力者。 気力を削る【怠惰の霧】。
能力者には効きづらいのが欠点なんだが……ゼロ距離で吸わせたらどうなるかな…?
【男が息を吸い、少女の口に唇を押し付けようとする】
【成功したならば、そのまま霧を少女の体の中へ流し込もうとするだろう】
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>>792
あぐっ・・・うう・・・
(私の・・・私の力って何・・・?)
【痛みで意識が朦朧とする】
【男が大きく息を吸い込むのが見える】
(気力を削る・・・?だ・・・め・・・させない・・・!)
【少女は弱々しい拳を男の頬へ向かって放つ】
【だが威力はたかが知れたものだ】
【それでも、必死に挑発するかのように少女は男を睨みつける】
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>>793
【拳が当たり、口が微妙にズレる】
【辺りにまき散らされるのは、煙ではないかというほどの、濃密な霧】
【男と少女を中心に、自分の手の先も見えないほどの霧が広がる】
…あーあ。せっかく面白そうだったのに。 この糞ガキ、がッ!
【男は少女を乱暴につかみ上げると、怒りにまかせて地面に叩きつける】
……萎えた。 もういいや、殺そう…… めんどくせぇ…
【少女が転がったのは奇しくも男の大鎌の目と鼻の先。男は自分で撒いた霧によって視界を塞がれ、
きょろきょろと大鎌を探している】
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>>794
げふっ・・・うあ・・・
【なんとか直接霧を吸うことはまぬがれたものの意識が混濁し始める】
(なに・・・これ・・・さっきよりひどい・・・)
【幸いあまりに深い霧のため男は自分を見失っている】
【這って逃げようとした少女の手の先に何か硬いものが触れた】
(これ・・・あの男の鎌・・・!)
【鎌の柄を頼りによろよろと立ち上がり、地面から鎌を引き抜く】
【ガキンッという音と共に鎌は抜け、少女が鎌を構えた瞬間】
(え・・・どうしてわかるの?鎌の使い方が・・・?)
【鎌にひび割れたような赤い線が走り、鎌の扱いを少女は理解した】
【だが、霧で男の居場所がわからず構えたまま立ち尽くした】
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>>795
あ。そうかそうか、霧を一度けしゃーいい。 深く考えてなかった……な?
【男が霧を消した瞬間、そこには大鎌を構えた少女が立ち尽くしていた】
【鎌の表面には赤く輝く亀裂が走っている】
なんだ、それは……。 自分の能力の特性すら知らない奴が、何故能力を使えている…!?
【男は動揺し、後ずさる】
【霧を撒くことも忘れ、目の前の出来事に驚愕しているようだ】
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>>796
理解したんだ・・・自分の能力を・・・
私は掴んだものを武器にする・・・そういう能力者・・・
【一歩一歩男に歩み寄りながら能力について話す】
だから戦う意思がなければ発動しない、わかるわけがない
でも今は違う・・・戦わなきゃいけないから・・・だから使えた
【そして少女は鎌を振りかぶる】
人殺しは捕まえなきゃいけないんだ・・・!
だから・・・だから・・・!
【思い切り鎌を投げた】
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>>797
ぐっ…!?
【的確に投げられた鎌は男の左腕を掠め、地面に突き刺さる】
【左腕からボタボタと血が流れ、男は舌打ちする】
糞が…! 能力に目覚めたくらいで調子に乗りやがって!
【大きく深呼吸。たったそれだけで男の周囲は霧にまみれ、最初のような濃い霧が少女を包む】
【男の鎌の位置から、地面にポタポタと血の跡が続いている】
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>>798
(大丈夫・・・落ち着いて・・・落ち着いて・・・)
【周囲を霧に包まれ視界を奪われるが】
【少女はヘッドフォンをMP3プレーヤーから外すと両手に携える】
(きっと・・・きっと私の能力ならこれも武器になる・・・)
【ヘッドフォンを持ち手とすればコードの部分が武器になる】
【ひび割れた赤い線が走り、ヘッドフォンは『鞭』となり格段に強度が増す】
私はあなたを許さない、絶対に捕まえる!
【霧が立ち込める前に男がいた位置に向かって少女は駆け出し】
当たれぇ!
【思い切りコードを横に薙ぎ払った】
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>>799
っづぁ…!?
【コードの端、金属部分の端子が男のふくらはぎを打ち据える】
…ッッ! うらぁぁぁぁぁッッ!
【霧の中、不意打ちを狙っていた男は痛みを無視して、少女に殴りかかる】
【攻撃が当たっても当たらなくても、男はバランスを崩し、地面に倒れるだろう】
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>>800
【薙ぎ払ったところでは良かったが、引き戻すのが遅れ男の拳を顔で受けることになる】
【だが、男はバランスを崩し地面に倒れ込む】
っぐ・・・何の為に・・・これを武器にしたと、思ってんの!
【その隙を逃さず、少女は素早く男の両手を鞭で絡めとる】
はあ・・・はあ・・・これで、終わりよ・・・
大人しくしなさい・・・!
【あくまで殺さないというのは少女なりの一線なのだろうか】
【そのまま男の反応を伺った】
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>>801
【倒れこんだ隙に、能力で強化された少女によって素早く腕を封じられ、地面に転がされる】
……カッ…! へ、へへ……クソッタレめ……なかなかやるじゃん糞ガキ……けどな…
能力者、ってのは……意識さえあればなんとかなる場合が多いんだよ……!
【意地悪く男がニヤつき、大きく息を吸い込む音が響く】
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>>802
【男が大きく息を吸い込む、また霧を吐かれればどうなるかわかったものではない】
こいつ・・・!させない!
【叫んだ少女は男に向けドロップエルボーを放つ】
【当たっても当たらなくても男の腕の拘束は緩むだろう】
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>>803
ゲ、フゥッ…!
【打撃によって少しだけ漏れた高濃度の霧が、少女の顔面に吹き付けられる】
【一瞬の隙をついて男は拘束から逃れ、大鎌の元へと辿りつく】
……妬ましい。
【男は鎌を引き抜くと、右腕のみでくるりと構える】
……俺は、お前の才能が妬ましい。 ……よって、俺の経験を以て、お前の未来を絶つ。
【男の口から霧が吐かれる。 しかし、その霧は男の周囲2m程に漂い、まるで雲のような様だ】
……行くぞ。受けられるものなら、受けてみろ…!
【男が少女に向かって走る。 魔性の雲は男の行動の一切を包み隠し、不気味に迫る】
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>>804
うわっ・・・!?
【拘束が緩んだ瞬間に男から抜け出され、鎌を持たれてしまう】
妬んだって・・・何をしたって・・・犯罪者にになった奴なんかに負けたくなんてない!
【霧が男を包む、霧に覆われた男の行動は少女からは把握できない】
(当たれば死んじゃうよね・・・でも、負けたくない・・・負けちゃいけない!)
(おおよその居場所さえ分かるのなら・・・!)
でやあああああああ!!!!!
【霧が濃い部分へ懇親のなぎ払い】
【だが、当たるかどうかは完全に運次第だ】
【外せば少女は男のいいようにされるだろう】
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>>805
【雲の中で鎌を握る男は、雲に開けた穴から少女の様子を見ていた】
(フン…最後まであがくか…! 生意気な……!)
【鞭を振りかぶる少女に合わせて、鎌を振ろうとしたその時、ふと目の前が見えなくなる】
……!?
【動揺した男は狙いがずれ、少女の肩に鎌を突き刺し、そのまま手放す】
な、なんだ!? 何も見えない…! 何をしやがった!
【男の集中が乱れるたびに、雲が剥がれていく】
【そこには、両目をつぶされた、男の姿があった】
が…ッ…目、が痛ぇ…! 目がいてぇよぉぉッ…!!
【じわじわと痛みが体にしみわたり、男は次第に弱り、地面に倒れ伏した】
あが……は、はは……あー、つまんねぇ……つまん、ねぇ……人生、だった……
【耐えかねるほどの痛みを、脳が遮断しようとし、男は意識を失った】
【怠惰の霧】――失明・気絶
/長い間お疲れ様でした。近くに鉄パイプの描写でもしておけばよかったですね。 せっかくのマルチ武器能力なのに…
/非常に楽しかったです。それでは
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>>806
っぐ・・・あああああああああああ!!!!!!!!
【少女の左肩に深々と大鎌が突き刺さる】
(だめ・・・だったのかな・・・?)
【朦朧とする意識の中で周囲を見れば目から血を流す男の姿】
(あ・・・勝てた・・・のかな・・・?)
【男が倒れ伏すのと同時に少女もがくりと膝をとつく】
(警察に電話・・・でも、もう体が動かないよ・・・)
【ポケットに手を入れ携帯を取り出そうとするが力が入らない】
(だめ・・・せめて通報・・・)
【最後の力を振り絞り110をコールする】
(うん・・・これで・・・もう大丈夫・・・)
(誰もこの男から・・・殺されない・・・)
【そして少女はゆっくりと目を閉じる。その顔はどこか満足そうだった】
【数分後、警察が到着するもそこにあったのは無残な死体の群れと気絶した男】
【そして硬質化したヘッドフォンを持ったまま肩に大鎌が突き刺さった状態で絶命している少女の姿】
【凄惨な光景には電源を切り忘れた少女のMP3プレーヤーから静かに曲が流れていた】
【騎士徒手】―――DEAD END―――
/お疲れ様でした!マルチ武器だとTUEEEEEしたくなる病が出るので
/自分は初めからヘッドフォン装備のつもりでしたwww
/自分もとても楽しかったです、ありがとうございました!
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誰書いたらやろーじぇー
【華蟷螂蟲】
花や景色を真似て外敵や獲物の目を欺くために、色彩や形状のみならず
動作や芳香、反射光に至るまで完璧に擬態する服を持つ
それ故に、身体に付着したゴミなどの些細な汚れなども頻繁に掃除しなければならず
常に可憐な花でなければ、「完璧な」擬態は成り立たない。
プレデター
だがどんなに可憐でも、その正体は「捕食昆虫」。
一度鎌の封印をとけば、凶暴な本性が露になるだろう
狙った獲物は絶対に逃さない、花の影に隠れた「鎌」が
「美」と「悪」の側面を持ち合わせた能力…
この能力者甘い香りに誘われてやってきた虫は、どの様な者なのか
身体能力:反射神経が高い
初期装備:擬態用の服、鎌2つ(どちらも形状は自由)
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/おっと名前つけ忘れ
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/高火力能力バトルがしたい
【魔帯刀】
魔力の伝導率がとてもよい鋼で作られている刀を扱う魔法剣士。魔法と剣技を駆使して戦う。
扱える魔法は、「闇」、「氷」、「雷」の三種類。 刀に魔力を帯びさせ魔法剣として使うことは勿論、
初級の魔法しか使えないが、魔法単体で放つ事も可能。
魔法使いとしては異色である、「物質に魔力を纏わせる」事に長けており、単体で放つよりも魔法剣にしたほうが威力が出る。
身体能力:ファンタジー世界における剣士
装備:魔帯刀、ショートソード
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テスト兼ねて
【心象結界】
この能力は、使用者の心象風景でこの世、つまり「現実世界」を塗り潰すことで
辺り一面の景色、風景を作り替えて自らの世界で上書きする事の出来る禁忌の魔術
その心象風景や景色は、能力者自身が歩んできた人生によって風景が左右され
自分で望んで変えれるものではなく、一度決まるとそれに固定されてしまう
勿論性格などでも左右するため、一から作り直すということはほぼ不可能
この結界内では、自身が思うままに事象を起こすことが出来
自らに関することや武器の召喚、相手に干渉することなど思うがまま
しかしそれらは性格などで変化するため、根本は同じでも見た目は大きく異る
例えば「相手に攻撃」というだけでも、ある人は剣を生み出して攻撃するが、また別な人軍勢を呼び出して攻撃するなど
また、この結界は詠唱を綴ることで発動する
その詠唱は短くても長くても、自身が納得できるものであれば構わず
要は「自己暗示」のようなもので、詠唱を終えた後に結界は貼られる
しかしこの結界は、貼ってから3レス程度しか保つことができず
自身が大きな傷を負ってしまったり、精神や思想が大きく揺さぶられてしまうと、強制的に解除されてしまう
身体能力 普段は貧弱、結界発動時は自分の思うままに変更できる
-
じゃあこれで〜
【撃天雷牙・麒麟】
この能力者は「麒麟」という一族に伝わる武器を持っている
それは七支刀という刀身から七本の刃が生えた刀である
この刀はこの能力者の家系の物しか扱えない
刀は常に黒い雷を纏っており、それを自由に扱える
黒い雷を喰らった相手に毒と同等の効果を与える、死に至ることは無いが体力を削られるため危険だ
またそれを自分に纏えば、秘められた力を開放できるが、徐々に体を蝕まれて行くので長時間の使用はできない
初期装備:七支刀「麒麟」
身体能力はそこそこ高い
-
【黒を基調としたローブを身に纏い、その青年は月を見つめていた】
【ローブに刻まれた魔術回路が、青い魔力を吸って時折薄く輝く】
……
【腰には一振りの刀と小剣が、月の光を浴びて冷たく静かに輝いている】
【青年は物憂げな表情で溜息をついて、腹部をそっと撫でる】
……おなか減ったなー…
【ぽつりと呟いた気の抜ける言葉は、さわやかな風が吹き流していった】
-
>>813
【もう早くも冬の足音が近くに迫る能力者の街】
【一部の動物やなんかは冬眠をしたりするが、当然能力者が眠るはずも無く今日も何処かで蠢いている】
【そんな能力者の街にて疾風の如く繁華街を走り抜ける何者かがいる】
【黒い装束のような物の背中には何処かの家の物であろう家紋】
【袖から覗く腕には包帯、そして顔にはこれまた狐を模したような仮面】
...こちら麒麟...
...お嬢様の指示通り...街についた...
【袖口に手を当て何か口走った】
【恐らく通信機でも忍ばせているのだろう】
【仮面の人物は丁度>>813のいる辺りへと】
...目標は...既に沈黙
...明日再び訪れる事を勧める..
【やがてその人物は一つの建物に目線をやりそしてまた通信機で連絡】
【目線の先にあるのは一軒のケーキ屋】
【どうやらただのお使いらしい】
...お嬢様...私は構わないのですが...あまりこういう事に私を使っている事を知られれば当主様に叱られます...
...はい...では帰投...
【その人物は丁度貴方の目の前辺りで立ち止まった】
-
〜♪
【――真夜中、草木も眠る丑三つ時】
【静寂に包まれた街の中に、小さな鼻歌が響く】
【例えるのなら、ロックか…いや、別な音楽のようにも聞こえるが】
【聞けば聞くほどどんなジャンルの曲なのかわからなくなる】
【そんな曲を歌いながら街を歩いているのは――】
んー、やっぱこの時間が一番いいねぇ
【茶色の髪を後ろで結んだ、羽織を纏った着物姿の少女】
【こんな時間に、それも着物姿で…突っ込むべきところは多々あるが、そんなことは気にせずに】
【着物姿の少女は、のんびりとした足取りで、街中を歩んでいく】
【――もしこの時間に歩いている、もしくは起きている人物がいたならば】
【この少女の鼻歌が、風に乗って聞こえてくることだろう】
-
>>815
【立ち止まったその仮面の人物に微かに飛び込んできた歌声】
【一瞬だけではあるが、仮面の人物はその風に乗って届いた歌に意識を向ける】
...綺麗な歌声...お嬢様に似た声...
...まさか...?
【どうやら貴方のその声は仮面の人物の知る人物に酷似していたのだろうか】
【慌てて袖口を口許に当てる】
...お嬢様...まさかお目付役の私が居ないからといって外出している訳では無いでしょうね...?
...そうですか...それなら良いのです...では
【どうやら別人であったらしい】
【だがやはり興味はあるのだろう】
【歌声が聞こえた方角をじっと見ている】
【もしかすると、そんな仮面の人物の姿が目に入るかもしれない】
【今更なのだが、仮面の人物は包帯に巻かれた刀剣のような物を背負っている】
-
>>815
>>816
ん……?
【月を見ていた青年は、二人の会話に気づいて振り返る】
【同時に目に入ったケーキ屋をみて、驚きに目が見開かれる】
……お。 あのケーキ屋……たしか1日限定のトロピカルフルコーラス(1ホール)が目玉の隠れた名店…
……まさか
【青年は甘党であった。 店の前で何かが起きれば、それは間違いなくあのケーキが原因】
【そう考えた青年は、静かな闘志を秘めて二人に歩み寄っていく】
-
>>816
あれ、こんな時間に人?
【数分街中を歩いていると、ふと目線の先に何かが写った】
【人か、この時間に珍しいな、とそんな事を思いながら、少女は足を進める】
【と、その時、少女の目にもう一つ、「奇妙な物」が目に入った】
包帯――?
【見間違えではなく、たしかに見たその物体は】
【包帯を巻かれた細長いモノ…それが何かまでは、少女の知識では把握できず】
(…そんなわけ、ないよね)
【もしかしたら、能力者かも――そんな思考を振り払うように少女は頭を振り、気が付かないふりをして通りすぎようとする】
>>817
【勿論近くに青年がいるのも把握している】
【だが今は、あの仮面の人物に対して意識を向けているためか、青年には興味を持っていない】
【…尤も、青年がなにかアクションを取れば、必ず振り返るだろうが】
-
>>817
【歌声のほうに気を取られていた仮面ではあるが周りの事を気にしていないわけではない】
【ふと近くで聞こえた呟きを聞くとゆっくりとそちらを振り返るだろう】
...まさかその情報を得ている人物がいるとは...
...これはまずい...お嬢様の命...必ず果たさねば...
【どうやらこちらの仮面はそちらが目当てのようだ】
【歩み寄る男を見れば、何かあるという勘が働き自然と体に力が入る】
...そこのお方...アレの情報を知っているとお見受けする...
...その情報を私に教える気は無いだろうか...こちらも色々と事情があるのだ
【声色的に大人の女性、という感じだ】
>>818
【ケーキの情報も大事なのだが、個人的には歌声の主が気になるらしい】
【足音が聞こえそちらに視線を向ける】
【着物に茶髪、年は丁度自分の主と同じぐらいだろうか】
【それにしてもこんな時間にこんな場所へいるというのは少し変わっている】
【どうやらその少女の目線は自分の背中のそれに目が行ったのか】
【少女が目の前を通過しようとしたその時に口を開く】
...麒麟が気になるのか?...
【一言だけ、静かに、しかしよく聞こえるアルト】
【それは少女の思い過ごしを確信に変える...かもしれない】
-
>>818
(女性、だったのか…)
【女性と仮面の人物のやり取りを知らない青年は、仮面の人物からの声によって、それが勘違いであることを悟る】
>>819
……ふん。 嫌だね。 この店を知っていること自体が驚きだが、それだけじゃアレについて教えてやる気にはならない。
【青年は遠い目をして空を見上げる】
ケーキに目覚めて8年…存在を知ったのが5年目……探し、ようやく購入に至ったのがそれから2年目…
アレは、それだけの苦労をするに値する代物だ…そうやすやすと教えられるもんじゃあない。
【視線を仮面の女性に戻し、青年は不敵に笑う】
そうだな。 知りたいならば、俺を倒してからにしてもらおうか。 …出来るものならね
【刀の柄を撫で、青年は好戦的な笑みを浮かべる】
-
出遅れ過ぎワロリンヌ
【概念武装】
手の届く範囲に発生した概念を近接武器化する能力
自身以外の武器に触れたものに効果を及ぼす。効果の規模は規模に依存する
軽い切り傷から“切り傷”の概念を使えば、通常の武器の性能に加えて硬度など一切を無視して対象を傷を付けるものとなる
ただし、どれだけの力を込めようとも“軽い切り傷”以上の傷を負わせられず、打撃武器でも切り傷になる
“切断”“破砕”“死”など強力な概念も武器化可能だが、発生タイミングと同時に武器化しなければならず
刹那で消える概念のため、非常に脆く素手でも容易く砕け散る
砕けた破片などで傷を追っても効果は発動しない
また、“時間”の概念を武器にしても“流れる時”からしか持ってこれないため時間停止などは不可能
しかし、触れたものの時間の流れを正常に戻す効果がある
-
>>819
!?
【通りすぎようとした途端に聞こえてきたその声】
【その声だけでも少女は、この仮面の人物が「能力者」だと悟って】
へ、いや、その
【誰がどう見ても、「焦っている」とわかるであろうほど少女は困惑し】
【必死に言い訳を考えようと、眠い頭をフル回転させ――】
【ようやく思いついた言い訳を、口に出す】
違います!これは、貴方がきになてたからで
別に貴女のその剣に興味があるとかそんなんじゃ…
【…語るに落ちる、とはこのことか】
【見事な慌てっぷりで少女は、自分でも何を言っているのかわからない言葉を口走る】
>>820
【――そんな中、少女の鼻に甘い香りが漂ってきた】
【恐らくは、この近くのケーキ屋の匂いなのだろう、尤も…この少女にとっては、縁もない食べ物だが】
(この近くにケーキ屋なんて有ったんだ、こんど友達に教えてあげよっと)
【…と、このケーキ屋の重要性など全く知らず、脳天気な思考でこんなことを考えている始末だ】
-
>>820
【どうやら一筋縄で行く程甘くは無かったらしい】
【それ程にこの店のアレは希少な物のようだ】
...残念ながら私が知っていたのではない...お嬢様も相当なケーキ好き...
...世界中のありとあらゆるケーキを知り尽くしていると言っても過言では無い...
...それ程のお嬢様が食べた事の無いケーキ...必ずや手に入れないといけない...
【この目の前の男もやはり「そちら側」の人間のようだ】
【刀剣を所持している時点で察するべきだったのであろうが、それよりも情報が優先だった】
【やがて好戦的に微笑む相手を見れば】
...なるほど...宝の情報は力づくで手に入れろということか...面白い
...生憎...私もそちらのほうが得意だ...
【女性も同じく背中のそれへと手をかける】
>>822
【どうやら少女の知らない間に戦闘が勃発しそうな雰囲気である】
【横目で少女を見ていた仮面】
...そうか...この麒麟が欲しいのならばやめておけ...
...奪い取った所で私以外には使えん
【どうやらそういう風に勘違いしてしまったらしい】
【だが今は目の前の男】
【能力者かどうかも分からない少女が近くにいては危険だろう】
...お前は能力者か...?
...今から此処は戦場になる...自衛出来ないのならば逃げたほうがいい...
...少し大事な物のために戦わねばいけない...
【ケーキの情報なんですがね、とは言えない】
-
>>822
そのお姉さんの言う通りだぜ、君。 家に帰ってテレビをつけて、その店のケーキを食ってた方が、君にとって何倍も有意義だ。
【青年は仮面の女性から数歩後ろに下がり、腰に下げた刀をゆっくり、鯉口を切る】
【その刀は日本的でありながら、西洋の魔術が意匠として盛り込まれている特異な刀である】
>>823
【しばらく女性とにらみ合っていた青年だが、再び刀を鞘に戻すと、くるりと背を向ける】
……場所を移そうぜ。 甘い幸せを売る店の前で、こんな辛気臭ぇのは無粋だ。 続ける気があるならついてきな。
【背中越しにそう伝え、青年は歩き出す。 向かうのは近くの河原である】
-
>>823
え、いやそういう訳じゃなくて
少し珍しいなぁ、なんて…
【少女にしてみれば、剣を背負って歩いている人など見たこともなく】
【興味はあるが、どこか恐ろしそうな目線をその剣に向け】
戦場……?あっ
【ここは戦場になる、という仮面の人物の言葉に数秒間首をかしげるが】
【直ぐにその意味を理解し、あたりに漂う戦闘の雰囲気を感じ取り】
【一歩後ろに、後ずさるように下がって――】
>>824
【青年の言葉を聞いて、この場から離れたほうがいいのだと気が付き】
(…あの剣も、珍しいなぁ)
【とっさにその場から離れようとしたその時…青年の持つ、不思議な和風の刀が目に入り】
【ぼんやりと見つめながらそんな事を思いつつ、少女はその場から走り去った】
-
>>825
【確かに珍しいのはそうだろう】
【この剣はどちらかというと宝剣のようなものだ】
...そうか、それは失礼した...
...すまない...仮にお前を巻き込んでしまっては申し訳ないからな...
【やがて走り去って行く少女を見るとその背中へとそう投げかけ見送る】
【恐らく麒麟を見て珍しいと言う辺り能力者のような気もしたが】
【やがて見えなくなる少女を見ながらそんな事を考えていた】
>>824
【青年が背を向け場所に移動を提案している】
【確かにこの狭い路地では少なからず周りの被害を与えるだろう】
【もしあのケーキ屋をぶち壊すような事があればそれこそ全てが水の泡】
【それに自分の性質上、広い場所のほうは好みだ】
...それもそうだ...
...その申し出受けた...
【背中のそれから手を離し青年へと続く】
-
>>825
>>826
【走り去る少女を見届け、河原に到着する】
【月が照らす幻想的な風景に、ゆったりとした川の音が心地よい】
……この時間帯になると、この辺りはなぜか人が全く居なくなる。
近隣では七不思議のひとつとしても数えられているとかいないとか。
【まぁ、そんなことはどうでもいい、と、青年は今度こそ刀を引き抜く】
……さぁ、来いよ。 その手に掴んで見せろ。 芳醇にて濃厚な、幸せの宝玉を!
【青年の刀に魔力が宿る。 夜闇を掬い取って塗りつけたような、とろりとした闇の魔力が、刀の表面を滑らかに覆い尽くす】
-
【まるで息の絶えた骸のように、闇が横たわっていた。】
【それは皆寝静まっているからなのか。それとも、嵐の前のそれなのか撿撿】
【街の性質としては前者が三割、後者が六割正しい】
【一時の静寂を破るのは足音】
【着るのにはまだ少し早いと思われる分厚いコートを着た、黒髪の青年】
街に居ると聴いたが……さて、本当にいるのかね
この閉ざされた箱庭に……
【ビールの缶を片手に街を歩くその姿は、一般的に見て非常に怪しく。】
【一般的に見なくても、その発言は怪しい】
-
>>827
【どうやら近くに開けた場所があったらしい】
【水音とヒヤリとした空気が河原だと感じさせる】
【ここならば全力を振るった所で河原が少々荒れる程度だろう】
...一騎打ちには持ってこいの場所...
...これならば遠慮は要らない...お互いに...
【女性も今度こそ背中のそれに手をかけ眼前へと持って来る】
【刀に間違いは無いのだが、所々には数本の枝】
【知識がある者には分かる、これは七支刀と言う主に儀礼などに使われる刀剣であることに】
『...参れ...麒麟...』
【女性が呟けば突如包帯に黒い何かが迸り焼かれ一瞬で消し炭となる】
【現れた黒い刀身と鋭い枝刃】
【そして何よりそこから迸る漆黒の電流】
...いいだろう...お嬢様のために必ず...手にいれてみせる...
...行くぞ...『弍之段...遠雷!』
【女性が青年へと七支刀を振り抜けば、纏っていた黒い電流が迸り一直線に青年へと襲いかかるだろう】
-
>>829
【女性の構える剣を見て、青年は感嘆の息を零す】
七支刀……! 飾り物じゃない、実戦で使うためのモノは初めて見た…!
【黒い電流が走るのを目視し、訝しげな表情をしつつも、刀を腰だめに構える】
……闇魔術…遠の太刀、『黒曜』!
【青年が刀を振るうと、宿っていた闇の魔力が刀の特性を吸い、黒い斬撃として空を奔る】
【電流と接触すると、反発するように混じりあい、軽い爆発を起こす】
く…! ……一筋縄じゃ、行かなさそうだな…。
【爆風に目をしかめ、刀を構えなおす】
-
>>830
【それもそうだろう】
【儀礼用というのもあるが、そもそも人を殺めるための造形では無い】
【そのためあまり使いたがる者はいないうえに使いこなせる者も少ない】
...これは宝剣麒麟...我が一族に伝わる一振り...
【一家代々に伝わるような代物】
【当然女性が使いこなせないはずは無いだろう】
【雷撃を放った女性は七支刀を片手で構える】
...なるほど...似たような物...
...魔法剣士といったところ...でも私は...アサシンと言ったほうが正確...
【相手の斬撃と雷撃がぶつかり爆発を起こし砂塵を巻き上げる】
【空いた片手で目に入るのを防ぎ、そして爆風が収まれば、地面を蹴り飛び出すだろう】
...そういえば勝敗の判定は...?
【瞬く間に青年へと接近すれば、七支刀の枝刃を突き刺すかのように横に薙ぐだろう】
-
>>831
……なるほど。 聞いた記憶があるぜ、毒の雷を操る七支刀の話。
そんな目立つもん持ってアサシンってのも変な話だが…
【突きの要素も含めた、鋭い横薙ぎを、闇の魔力を込めた刀で受け止める】
【ギリギリと金属のこすれあう音を聞きながら、青年は今更、というように首をかしげる】
? そう、だな……強いて決めるなら、負けた、と感じた方が負けだ。
理屈じゃねぇ、心の底から「参った」と思ったら、それが勝敗だ。
【七支刀を弾いて、背後に大きく飛ぶ】
お前を見てればわかる。 どっちかっていうと、こういうわかりやすい方が好きだろ。 ……なんとなくだけどさ。
【刀に指を添える。 蒼い魔力が黒い魔力を流し、刀身を青白く染める】
さぁ、どんどん行くぜ。 氷魔術…近の太刀、『冷晶』! プラス…氷魔術…『アイスバレット』!
【氷の礫を放ち、それに追従する形で、冷気を纏った刀で女性に切り掛かりに行く】
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>>832
【毒の雷という単語が出た時点で男がこちらの刀について知っている事は明白】
【そこまで有名になっているとは知らなかった】
...だが侍でも無い...
...だからアサシン...まぁ...割とどうでもいいこと...
【刀同士が衝突し、はたまた魔力同士が反発しあい火花を散らす】
【やがて鍔迫り合いから青年が引き距離を取ったのを見れば、七支刀の雷が再び肥大化】
...とても分かりやすい...そんなこと聞くだけ野暮だったな...
...ではそれで行こう...
【次なる一手を放つよりも早く青年の魔術が発動】
【放たれた氷の礫、その後に続く青年】
【両方を相手にするのは不利と考えたのだろうか】
...っつう...流石に生身では痛い...
...でも...近づきすぎは...感電注意
『伍之段...竜胆...』
【生身の身体に当たる氷の礫、顔にも辺り仮面が少し割れ口許が露わになるだろう】
【青年に太刀筋が向かう中七支刀は突きの構え】
【そしてそれを突き出せば肥大化した奔流は槍の如く早く鋭く青年を迎撃するだろう】
-
/まずうちさぁ…暇つぶし…あるんだけど、ロールしてかない?
【性格雛形】
この能力者は、すべての血液型の特徴を持つ、特殊な血液を体に入れている。
4つの能力を自由に切り替えて使うことが出来る。
『整然−A』
散らばっているものや、不定形のものを、立方体にまとめることが出来る。
雨を立方体の水の塊にまとめたり、砂などを固めたりすることが出来る。が、解除することは出来ない。
『奔放−B』
固まっている物をほぐしたり、固定されたものを外すことが出来る。
『調和−O』
相手能力者の能力が効き辛くなる。が、自らの攻撃も相手に当たり辛くなる。
『奇抜−AB』
何か加工できる物が目の前にあるとき、それを使って空想上の生物を作り出すことが出来る。
作り出した後は一切操作できず、その生物の本能のままに暴れ狂う。
-
/あぁ^〜いいっすねぇ〜
【心象結界】
この能力は、使用者の心象風景でこの世、つまり「現実世界」を塗り潰すことで
辺り一面の景色、風景を作り替えて自らの世界で上書きする事の出来る禁忌の魔術
その心象風景や景色は、能力者自身が歩んできた人生によって風景が左右され
自分で望んで変えれるものではなく、一度決まるとそれに固定されてしまう
勿論性格などでも左右するため、一から作り直すということはほぼ不可能
この結界内では、自身が思うままに事象を起こすことが出来
自らに関することや武器の召喚、相手に干渉することなど思うがまま
しかしそれらは性格などで変化するため、根本は同じでも見た目は大きく異る
例えば「相手に攻撃」というだけでも、ある人は剣を生み出して攻撃するが、また別な人軍勢を呼び出して攻撃するなど
また、この結界は詠唱を綴ることで発動する
その詠唱は短くても長くても、自身が納得できるものであれば構わず
要は「自己暗示」のようなもので、詠唱を終えた後に結界は貼られる
しかしこの結界は、貼ってから3レス程度しか保つことができず
自身が大きな傷を負ってしまったり、精神や思想が大きく揺さぶられてしまうと、強制的に解除されてしまう
身体能力 普段は貧弱、結界発動時は自分の思うままに変更できる
-
【その日は、肌寒い曇空だった】
……ふぅ…
【その少女は憂鬱そうにメガネを直し、紙袋を手に道を歩いていた】
-
【――街中に、奇っ怪な風が吹いた】
【秋の風、肌寒く僅かに突き刺さるような、鋭い薫風】
【木枯らしとも言うのだろうか――思わず目を瞑ってしまいそうなほどに鋭い風が、吹き抜けた】
…寒っ…もう少し厚着してくれば良かったかな
【そんな風を浴びてポツリと、背の高いスラリとした細身の女性がそう呟く】
【長い銀色の髪が揺れ、風が吹くごとに女性は肌を擦り】
……あー、そういや今日、あの日か
妙なことが起きないといいけど、ね…
【ふと目に入った電光掲示板に書かれていた、今日の日付】
【その日付を見ると同時に女性は何か思い詰めた表情を浮かべ――ベンチから立ち上がり、ふらふらと歩き始めた】
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>>837
【人通りも少ない道で、少女は女性を見つける】
……あら、こんにちわ。 あなたも、補講かしら。
【少女は紙袋を抱え直して軽く声をかける】
【クールな表情は何を考えているのかわかりにくい】
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>>838
【―ふと、聞きなれない声が聞こえてきた】
【人通りが良くないこの通りで、声をかけられるとは思っていなかったためか、女性は若干驚きながら】
ん、まぁね…アンタも補講―――
【クールで、どこか知的な雰囲気が感じ取れるその声。女性は軽く答えながらゆっくりと振り返える】
【――途端、女性は、面食らったような表情を浮かべて静止した】
【…その表情は、まるで「居るはずのないもの」が目の前にいるかのような表情で】
………っ
【咥えていたタバコが地面に落ちているのも気づかず、女性は少女をくいるように見つめた】
【女性が何故、ここまで驚くのか…その答えは明白、目の前に居る少女が「妹」にそっくりというだけ】
【それも―――過去に死別した、居るはずのない妹なのだから驚くのは当然だろう】
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>>839
【驚きに体を固くする女性に、少女はクスリと笑いかけ】
クス……どうしたの?『姉さん』
【少女が、懐かしい声で呟く。 記憶の中の声から幼さを抜いたその声はまさしく】
……なんて……初対面なのに、変ね。 忘れて
【何故そんな事を言ってしまったのか、少女は困惑したように笑い、その場を去ろうとする】
-
/能力者など、結局殺し合うしかないのさ・・・だろう?
【旅団古王】
よう、能力者。お前は銃を一つ持っている。
その銃はお前の意思で三種類に変化が可能、ただし「1レスの間に二種類の銃弾を放つことは出来ない」。
だが弾切れを起こさない、他の奴には使えないし猿真似も出来やしない……よくできた銃だ、お前が持つに最適だ。
種類は以下三つ
1レスに1発しか撃てないが、相手に近付けば近付くほど破壊力の増す散弾をばら撒く「ショットガン」
近〜中距離戦で有効的、取り回しに優れ、ある程度連発もできる「ライフル」
弾丸をマシンガンのように放てるが接近戦には全く対応できない「チェインガン」
ライフルだが狙撃なんて事は出来ない。狙撃など、覚悟無い奴の所業さ……だろう?
あとお前は跳躍力が高い、一度のジャンプで三階建て住宅を飛び越えるくらいは飛べるぜ。
ただし飛んでいるときに「チェインガン」は使うなよ……そんなのばら撒いたら体勢が崩れるし第一狙いも定まらない、おまけに無事には着地できないと思えよ?
身体能力は一般人並みだ、だが銃器の扱いに関しちゃ一流ってとこだ。
だが「ライフル」で「能力者」に傷を負わせる度に身体能力が向上していく……弾切れも無いんだ、刺激的にやろうぜ。
1発なら鍛えた人間、2発なら軍人、3発なら動物並、4発なら達人、5発も当てりゃ人間辞められるし空飛びながらチェインガンも撃てるかもな?
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【緋色月下】
この能力者は吸血鬼だ。
吸血鬼としての再生能力と相手と自分の血を操る能力を持っている。
(血を操る能力の例
・血で分身体を三人まで精製出来る。
・血を固めて魔杖を精製する。この魔杖は、火属性を持っている。
魔杖を作るのに必要な血の量はコップ一杯程度で、分身体を作るのに必要な量も同等。
・血は、外に出ている血しか操れない(体内は不可)
また、吸血鬼なので日光、十字架、強い光が苦手(弱点)
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【技術定型】ジョブチェンジャー
人間が着くことの出来る職業のスキル、装備を体に纏うことができる能力。
警官であれば警棒やスタンガン、拳銃を身に纏い扱うことが出来、道化師であれば身軽さと手品道具を扱うことが出来る。
あくまで一般人の扱う技術を使うことが出来るようになるだけなので、同系統の能力と比べると劣っている。
職業を変える際には、履歴書に必要事項を記入し、何かに叩きつける必要がある。
身体能力:職業による。 一般人以上、能力者未満。
初期装備:履歴書×10枚、ボールペン×3本
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【市街地に間断なく続く射撃音、そして悲鳴が木霊する】
【その中心にいるのは一人の青年】
【少女の右手にはチェインガンが握られ容赦なく人々を殺していく】
けっ、能力者の街と聞いて期待してきてみりゃ何だこりゃあ?
そこらにいるのは無能力者ばっか、なんの面白みもねぇ
【青年の視界には動くものはなく】
【辺り一面は血の池と化し、紅い霧が舞っていた】
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/現行が落ちてる…くっそ!暇潰しスレの出番や!
【堕天ノ星】
この能力者は強力な堕天使の力の一部を宿している
火、土、風、水の四大元素、さらに光と闇を自在に操ることができ、
それら全ての属性の魔法を使いこなすことも可能
複数の属性を組み合わせた攻撃も出来る
3対6枚の翼を発現させ、空を自在に飛べる
神の加護が宿った武器や魔法、そういう力を持った能力者に弱く、
それらの存在の前には自身の攻撃の威力が半減してしまう
身体能力は一般人並
-
/誰かさぁ・・・能力のテストやりたいんだけど寄ってかない?
【鬼火猟兵】
この能力者は13ミリ対戦車拳銃「ドア・ノッカー」、三式装甲剥離鋏、焼硬鋼(ブルースチール)のランタンを装備している
ドア・ノッカーは単発の超大型拳銃で、オーソドックスな中折れ式のリボルバーを拡大したような外観。
ただし、装弾数は一発で発射する事にリロードが必要。また、有効射程は5m程と非常に短い
だが、当たった時の威力は絶大で生身の人間ならば一撃で爆散する。零距離ならば分厚い鋼板すらも貫通してしまうだろう
三式装甲剥離鋏は巨大なボルトカッタの様な外観の工具で、長い柄は折りたたみ式になっており、使用する際に展開する。
本来は戦車の装甲を剥いだり搭乗口をこじ開けたりする工具だが、人体など容易く切断するだけでなく、怪力により振り回した鋏に当たっただけでも死傷する
そして、焼硬鋼のランタン。これに蒼い火を灯すと、一切の恐怖を感じなくなり、正気を失ったかのように敵に向かって突き進み
たとえ相手が命乞いをしようと、自らの足が折れようと無言のままに任務を行う。『狂化』を使用できる
ただし一度に『狂化』できるのは3レスの間まで、さらに使用すると2回目で2レスの効果3回目で1レスしか持たなくなる
また、使用すると以降は「殺せ」という幻聴が聞こえるようになり、2回目で幻覚が見え始め、3回目で現実と混同してしまう
合計4回使えばこの能力者は狂人となってしまうだろう
ある程度の格闘技は習得しているため、ランタンを使わなくても戦うことはできるがドア・ノッカーはまともに撃つことはできない
仮に撃った場合一レスのあいだは反動で両手が使えなくなる
身体能力はかなり鍛えた軍人、『狂化』中は反応速度、動体視力が超人と化す
-
/あぁ^〜いいっすね^〜
【鋭敏弓射】or【Sharp Shooter】
貴方が持つ能力は、「弓を射て目標物に命中させる」事ができる能力。
それ以上でもそれ以下でもなく、属性や状態異常を付加させられることは出来ない
ただ単に、「弓を射て的に当てる」ことだけに特化した能力
それだけに弓の腕は半端ではなく、その命中率は人の域を有に超えており
一度矢を放てば当たる事が決まっているかのように目標物に命中し、動いているものでも命中させられる
またこの能力者は、深呼吸をし精神を落ち着かせて鋭く研ぎ澄ますことで
相手の動きをスローで見ることが出来、動きを予想することができるが
それはあくまで予想であり、相手が少し動きを変える可能性も捨てがたいため過信は禁物。
弓を射る時の動作や格好は自由で、しゃがんで射たり、寝そべりながら射ても命中する
だが条件として、弓を射る時は「静止」していなければならず、走りながら射ることは不可能。
またこの能力を使う際の注意すべきところとして、「弓を射る際のクセ」がある
クセは人によって様々だが、そのクセを相手に見破られてしまった場合
弓を射る際に見切られて避けられてしまう可能性が出るため、なるべく気が付かれないように工夫する必要がある
使用する弓は基本的に自由で、和弓から小弓、弓弩やクロスボウ、アーチェリーで使用するリカーブボウ等自由に扱える
また通常の矢じゃなくても細長くて真っ直ぐな棒なら若干威力は落ちるが普通に使用出来る。
身体能力:動くことは苦手だがスタミナは高め
初期装備:上記の弓いずれか一つに、普通の矢を20本
-
うう・・・私・・・いつの間に寝て・・・
【裏路地の壁にもたれかかるようにして寝ていた少女が目を覚ます】
【見た目は14歳ほどの小柄な少女、髪は銀色で瞳は赤】
【服装は軍服の上にロングコート、手には分厚い手袋をつけている】
【だが、異常なのは全身にくまなく鮮血が付いていることか】
ひっ・・・また・・・うぐっ、うえぇええぇえええぇえ
【そして目の前には同じ軍服を着た兵士たちの死体】
【だがどれも体が半分吹き飛ぶか肉塊同然になっているかのもの】
【その光景に思わず少女は嘔吐する】
もう・・・やだ・・・やだよ・・・戦いなんて・・・
【膝を抱えると少女は肉塊と鮮血の中声もなく泣き始めた】
-
>>848
【――弓を引く、独特な音が街中に響く】
【キシキシと弓が軋む音に加え、ギリギリという弦の音――】
【そして小気味いい風を切るような音が、短く街の中に木霊し】
…これで最後、か
【構えた弓をゆっくりと下げながら、静かな声で、一人の女性が呟いた】
【持つ弓は古めかしい木の弓――だがその弓は、年季が篭った気迫のある形をしており】
【群青色の髪を揺らすと、女性はゆっくりとその場から歩き始める】
異常――だな、今月に入ってから異様に能力者の数が増えた
私達だけでは手に負えないか、もう少し人数を増やさなければ――
【スーツ姿に長髪、持っている長弓とは似合わぬ姿で、女性は何かを呟きながら歩いていると――】
――泣き声…?
この時間に、人か?
……作戦時間外だが…能力者に襲われているとしたら、見逃しては置けないか
【風に乗って聞こえてくる、一人の少女の泣き声】
【危機違いかとも思ったがどうやらそうではないらしく、女性はちらりと腕時計に目をやり】
声のする方向――こっちか
【くるりと身を翻し、早歩きへ声のする方向へと歩き出す】
【もし少女がその場を移動しなければ、数分ほどでスーツ姿の女性が、その場に現れるだろう】
-
>>849
・・・っ!?
【しばらく少女は泣いていたが遠くから誰かが歩いてくる音を聞きとっさに身を隠そうとする】
(どうしよう・・・こんなの見られたら・・・私・・・私・・・!)
【焦った少女は思いつく限りの行動を取ろうとする】
(そ、そうだこれを他の誰かがやったことに・・・ううん、ダメすぐバレる・・・)
(なら急に襲われて仕方なく・・・?その通りだけど同じ軍服だし・・・)
(し、死んだふり・・・ほとんど無残な死体なのにごまかせないよ・・・)
【そうこうしているうちに足音はどんどんと迫り】
どうしようどうしよう・・・と、とにかく隠れ・・・きゃあっ!?
【血で湿った地面に足を取られ尻餅をつく全身はより鮮血に染まり】
あ・・・
【目の前には足音の主、スーツの女性が現れる】
【さて、血塗れで人道的とは言えない死体のど真ん中にいる少女】
【死体は死体で同じ軍服を着ているが・・・女性はどう思うだろうか】
-
>>850
…生ゴミでも放置されているのか?
【漂ってくる、不穏な匂い――肉の匂いと血の匂いが混ざったような臭いに、女性は思わず愚痴を漏らし】
【一歩一歩、急に襲われても対処できるように進みながら――路地裏を進んでいく】
【そしてついに一番奥…と思われる場所の手前までやってきて】
な――
【目を疑うような光景に、思わず目眩で倒れそうになってしまう】
【長年仕事をしてきた女性にとっても、これほどの死体は見たことがない】
【しかしそれでも多少慄く程度で、吐き気を少しも催していないのは慣れのせいだろうか】
【だが問題はそこではない、女性は目に悪い黒ずんだピンク色の死体に目をやっていると】
【…真ん中に、先ほどの声の主――と思われる少女が、血塗れで倒れていた】
っ……2つ、問うことがある
お前はこの遺体の者たちと同じ軍服を着ているが、この者たちと同じ軍に所属する者なのか
そしてもう一つは…この者たちは、お前が殺めたのか
【…一瞬目を疑いそうになったが、女性はとりあえず深呼吸をし】
【冷酷な、静かな目付きで――倒れている少女に向かって、2つ質問を投げかけた】
【尤も、少女がよほど巧みな返しをしない限り、この女性は「この子が殺した」と疑い続けるだろうが】
-
>>851
ち・・・ちが・・・!ううん・・・違わないけど違うの!
【尻餅を付いたまま後ずさりしながら少女は女性の問いに答える】
わ、私は戦いが嫌いで・・・無理矢理軍に入れられたから・・・だ、脱走して・・・
だから・・・だから同じ軍・・・だった・・・って言えばいい・・・のかも・・・
こ、殺したのは・・・多分・・・私・・・私しかいない・・・から・・・
【見ただけでわかる、この女性は手練の者だと】
【だから少女は嘘などつけなかったし、もともと嘘は得意でもなかった】
あ、あのでも・・・でも・・・!わ、私はこの人たちを殺しくなんかなくて・・・!
でも殺さないと私が死んじゃって・・・!私・・・私・・・!
【血肉にまみれるのも気にせず少女は言い訳をしながら後ろへ下がり続ける】
【だが、気づけばもう既に壁際だ】
-
>>852
【疑いはするが、この少女を殺すつもりは毛頭ない】
【まぁ少女の答えが、納得の行かぬものだったなら問答無益で矢を射ていたかもしれないが】
【少女の答えは、女性にとって納得の行くものだったのか】
―――成る程
【とだけ呟いて、少女から視線を離した】
…聞こえるか、少し厄介事に巻き込まれた
帰れるのはもう少し先になるかもしれない…すまないな
【すると女性は唐突に、スーツのポケットから携帯を取り出し】
【電話先の相手と一言二言言葉を交わし、「帰るのが遅くなる」とだけ告げると】
(さて、軍を抜けだしてこれだけの人を殺した少女が
果たして平穏な日常を暮らせるのか…まぁどちらにせよこのままでは危ないか
一度ウチで保護してから、様子を見るか――)
【今度はじっと、少女を見つめ――何か考えを決めた様子で息を吐くと】
少し、身柄を拘束させてもらうぞ
【徐に、手のひらに皮の手袋を着用すると、ゆっくりと少女に向かって歩み寄る】
【…真剣な表情で、「拘束する」と言う言葉を告げる女性。そしてゆっくりと近づいてくる動き】
【果たしてこの動きと言葉が、少女はどう聞こえてどう映るのか】
-
>>853
【「拘束する」その言葉を聞いた瞬間、脳裏にフラッシュバックする光景】
【脱走兵として無理矢理自分を連れて行こうとする兵士】
【場合によっては発砲して殺そうとさえした兵士】
【拘束したあと○してやるなどと行ってきた兵士】
いや・・・やだ・・・やめて・・・やめてええええええええええええ!!!!!!
【少女はコートの下のホルスターから銃を抜く】
【右手で銃を持ち左手は腰につけたランタンへ】
来ないで・・・こないで・・・それ以上来たら・・・!
【震える手で女性に照準を向ける、正面から見れば普通の銃よりもはるかに口径が大きいのがわかるだろう】
私は・・・あなたも殺さないといけなくなる・・・!
【しっかりとランタンのスイッチに手をかけているあたり大事なものなのか】
【それとも何かを起動するために必要なのか】
【少女の目には焦りと恐怖しか浮かんでいなかった】
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>>854
【――多少怯えはするだろうが、簡単に拘束できるだろう】
【その認識はことごとく外れ、少女は拳銃を、こちらに向けていて】
【「しまった」と、まるで一行程をミスってしまい大失敗してしまった時のような感覚に襲われ】
(……言い方がまずかったかっ…しかし今ここで言い訳しても、通じる相手とは思えない
それに――)
【少女が手にする銃。それは今まで女性が見てきた銃の中でもトップクラスの口径で】
【恐らくは、アンチ・マテリアル――命中すれば、一瞬で四散するほどの威力を秘めている銃なのだろう】
【そうなれば女性も、うかつに喋ることもできずに】
(クソ――やるしか無い、か)
【ゆっくりと、背負っていた弓に手を回す。言葉で解決できぬなら、まずはその銃を片付けようと――】
【それからは、まさに一瞬の出来事だった。恐らく数秒、3秒ほどの時間しか経過していないというのに】
【この女性は、射法八節の5行程を瞬く間にこなして】
そこ、だッ!
【狙いは少女の持つ、銃の「銃口」。いくら大きいとはいえ、500円玉よりも小さいであろうサイズの的だ】
【僅かに指を動かし、矢を射る――弓を構えてから、僅か7秒程度での射出】
【…しかしこれが、仮に命中したとしても…ただ単に、少女の恐怖心を煽るだけ。それを踏まえた上で、女性は弓を射た】
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>>855
/スマヌ・・・全消ししてしまった・・・
/書き直すから待っててください
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>>856
/承知いたした
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>>855
いやあああああああああああ!!!!!!!!!!!
【女性が弓を構えた瞬間、絶叫した少女はランタンに火を灯す】
【ランタンに青い光が灯った瞬間少女の目からは光が失われ】
【先程まで怯えていたのが嘘のように静かになる】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【女性が矢を射った瞬間に少女は銃を横に向ける】
【目的のものがなくなった場所には少女の腕、そこにどすりと矢が深く突き刺さる】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【だが少女は何も言わない、苦悶の表情さえ見えない】
【そのまま少女は立ち上がり無言でゆっくりと歩き女性を目指す】
【銃は再びしっかりと女性へと向け、射程に入った瞬間に撃つつもりのようだ】
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>>858
な―――
【想定外。銃口に突き刺さるはずだったその矢は、あろうことか少女の腕に突き刺さり】
【どすり、という嫌な音が、女性の耳に届く】
【…そしてそれよりも、女性を驚かせたのは…女性の声以外に、声がしない事】
(呻き声すら上げない、だと)
【普通矢が刺さったならば、悲鳴――とまでは行かなくとも、苦痛の表情を浮かべるか、呻き声を上げるのが道理】
【だというのに、この少女は、全くの無表情で】
【無言のまま、銃を向けて…こちらに向かってゆっくりと歩き出している】
っ…能力、か
あまり、怪我はさせたくないが…致し方無いか
【今の少女ならば、あの拳銃の引き金を、躊躇いなく引けるだろう】
【そう思うとさすがの女性も背筋が凍り、とりあえず間合いには居られぬよう後ろへ下がって】
【再び弓を、慣れた手つきで構え直し】
(…足を止めれば、行けるか――!)
【狙いは右足。まずは移動手段を絶ってしまえばという、女性の勘によって、矢は射られた】
【そして、弓が矢から離れる際――要は、「狙いを定める瞬間」に――僅かにだが、女性の足が右にずれた】
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>>859
【再びどすり、という嫌な音】
【それと同時に少女は転倒する・・・が再び起き上がり女性を見る】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【そして近づけないと思ったのか牽制の一発】
【ドゴォという拳銃では本来ありえない射撃音と共に銃弾が飛ぶ】
【しかし、滑空砲斗同じようにライフリングのない弾は大きくぶれ女性の右手側の壁に着弾する】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【そして中折れ式の排莢、次弾装填】
【その時にはジュウウウウウウウと革の手袋が熱で焼ける音がする】
【弾丸を込め終われば再び女性に銃を向け】
【いくら血を流しても全く変わらない表情、足取りで女性へと向かう】
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>>860
【どすりと言う嫌な音、そして――大砲かと聞き間違うほどの轟音】
【放たれた弾丸は逸れたものの…その弾丸は、壁を大きく抉り】
っ―――
【ゾクリと、嫌な感覚が女性を襲った】
【得体のしれない人物、それが今自分の目の前にいて、銃を撃っている】
【「機械」…そんな単語が頭を過ぎれば、直ぐに弓を構えるが】
(この状態じゃ、無理か…)
【無表情、いくら矢を当てようが、その表情は変わらない】
【そう悟ったのか女性は弓を背負い、壁を背にしてゆっくりと後退していく】
(どこまで出来るかは分からないが…今は回避に、専念する――!)
【静かに深呼吸を繰り返し、少女の姿を見据える女性】
【恐らく女性は「攻撃」するよりも、「回避」に専念したほうが楽だと結論付けたのだろう】
【しかし、いくら女性でも、銃を躱すことは難しい。近くで撃たれてしまえば、避けることなどほぼ不可能だ】
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>>861
【ある程度迫ったところで再び女性に向け発射】
【発射直後には即座にリロード】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【だが狙いはそれほど性格というわけでもなく】
【また、それでも至近に着弾する弾丸には恐怖心を煽られるだろう】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ・・・・・・・!!!!?!??!?
【それを数回繰り返したところで少女が銃を取り落とし崩れ落ちる】
【そして、つい今まで気にしていなかったはずの矢が刺さった右腕と左足を押さえ】
っ・・・あああああああああああああ!!!!!!!!!!!!
痛い・・・・!痛い痛い痛い痛い痛いいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!
【最初に女性に矢を射られた時と同じように涙を流し絶叫する】
痛い・・・痛い、痛いよ・・・助けてよお・・・
【その顔は誰の物か判らぬ血と涙でグシャグシャになり】
【ガリガリと右半身を地につけ地面を引っ掻くように女性へと近づいていく】
【だが、再び少女がああならないとは言い切れないだろう】
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>>862
【――銃弾は、女性の右肩を掠めた】
【本来ならば直撃したであろう銃弾を、僅かにだがスローモーションで再生することにより回避する――】
【しかしそれでも、「完璧に」回避したとは言い切れず、掠ったところから溢れ出る血を抑えつつ】
ぐっ…
【再びリロードをし、構えを取る少女に対して】
【今度は避けられないという恐怖心に駆られながらも立っていたが】
……!?
【唐突に、少女が叫び声を上げた】
【「正気に戻った」と言うべきか――矢があたった箇所を押さえて、絶叫する少女を見て】
【女性に対して大きな自責の念が襲いかかり】
(私は――あんな幼い少女に、矢を射ったのか)
【叫び、涙を流し、血を流す少女を見て】
【その場から動けなくなるほどの恐怖心と後悔を、今更ながらに実感した】
【…女性がその場から動く様子はない。少し少女が近寄れば、十分触れられる距離にいる】
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