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暇潰し:ロール練習スレ vol.3
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>>848
【――弓を引く、独特な音が街中に響く】
【キシキシと弓が軋む音に加え、ギリギリという弦の音――】
【そして小気味いい風を切るような音が、短く街の中に木霊し】
…これで最後、か
【構えた弓をゆっくりと下げながら、静かな声で、一人の女性が呟いた】
【持つ弓は古めかしい木の弓――だがその弓は、年季が篭った気迫のある形をしており】
【群青色の髪を揺らすと、女性はゆっくりとその場から歩き始める】
異常――だな、今月に入ってから異様に能力者の数が増えた
私達だけでは手に負えないか、もう少し人数を増やさなければ――
【スーツ姿に長髪、持っている長弓とは似合わぬ姿で、女性は何かを呟きながら歩いていると――】
――泣き声…?
この時間に、人か?
……作戦時間外だが…能力者に襲われているとしたら、見逃しては置けないか
【風に乗って聞こえてくる、一人の少女の泣き声】
【危機違いかとも思ったがどうやらそうではないらしく、女性はちらりと腕時計に目をやり】
声のする方向――こっちか
【くるりと身を翻し、早歩きへ声のする方向へと歩き出す】
【もし少女がその場を移動しなければ、数分ほどでスーツ姿の女性が、その場に現れるだろう】
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