レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
暇潰し:ロール練習スレ vol.3
-
>>858
な―――
【想定外。銃口に突き刺さるはずだったその矢は、あろうことか少女の腕に突き刺さり】
【どすり、という嫌な音が、女性の耳に届く】
【…そしてそれよりも、女性を驚かせたのは…女性の声以外に、声がしない事】
(呻き声すら上げない、だと)
【普通矢が刺さったならば、悲鳴――とまでは行かなくとも、苦痛の表情を浮かべるか、呻き声を上げるのが道理】
【だというのに、この少女は、全くの無表情で】
【無言のまま、銃を向けて…こちらに向かってゆっくりと歩き出している】
っ…能力、か
あまり、怪我はさせたくないが…致し方無いか
【今の少女ならば、あの拳銃の引き金を、躊躇いなく引けるだろう】
【そう思うとさすがの女性も背筋が凍り、とりあえず間合いには居られぬよう後ろへ下がって】
【再び弓を、慣れた手つきで構え直し】
(…足を止めれば、行けるか――!)
【狙いは右足。まずは移動手段を絶ってしまえばという、女性の勘によって、矢は射られた】
【そして、弓が矢から離れる際――要は、「狙いを定める瞬間」に――僅かにだが、女性の足が右にずれた】
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板