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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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風が、吹き抜ける。
夜闇よりも深く濃い深淵のように、クーの髪が妖しく揺らめく。
シャキンには、それが途轍もなく不気味に思えた。
(`・ω・´)「そうかっかしなさんな。俺の首なんていつでも取れるだろう」
彼の内心とは裏腹に、凡ゆるものに対する達観のような、或いは、自分の生殺与奪が誰に握られていようと知ったことかと言わんばかりに投槍な口調。
川 ゚ -゚)「私はお前が思うより、ずっと短気だと思うが」
握り拳をシャキンに向け、そして開く。
彼は、クーの掌からうっすらと光の帯が伸びているのを視認することが出来た。
そして、それが武の極みに至る者にしか見えない闘気の帯だということを知っていた。
(`・ω・´)「刃は健在、ってわけか」
大鎌を携えてはいるが、構えるつもりがないことは、明確だ。
あくまで対峙者としてではなく、傍観者としての眼差しを飛ばしながら、彼は、「いや」と、自身の言葉を否定した。
(`-ω-´)「お前自身が、刀そのものなのかもな」
川 ゚ -゚)「そんな大層なものじゃない。鞘に収まってやるつもりもないしな」
互いに、喉を鳴らして笑う。
言うまでもないことだった。
鞘に収まる気がある者ならば、最初からこの掃き溜めには、いない。
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