レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
-
ドクオは決して奇襲に特化した殺し屋、などではない。
必要とあらば徒手での殴り合いもこなすし、その場のありとあらゆる小道具を用いて、戦闘を彩る。
己の闘いの美学にさえ反していなければ、その場に応じて最適解を選ぶオールラウンダーだ。
そこに殺意のぶつけ合いがあれば、かれにとっては何でもいい。
だがそれは裏を返せば、特に秀でたところが無い器用貧乏とも言える。
一般的水準でものを言うならば、それは全てが高水準であると言えるのだろうが、VIP学園の生徒同士という、常識の範疇を越えた闘いの場においてはそう言い難い。
('A`)(少し……分が悪いか)
対峙するミルナは己の間合いにおいて絶対的な強さを誇る。
( ゚д゚ )「ゆくぞ」
そしてこの三十平方メートルほどのオフィス全体が、彼の間合いの範囲なのだ。
ミルナは抜刀した太刀を、両手で振り抜いた。
(;'A`)「ちっ……!」
その動作を確認する前にドクオは身を屈めた。
直後、彼の髪の毛先を剣圧が掠め取り、背後の壁に真一文字の斬痕を残した。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板