レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
-
そこに転がっているのは、最早人間ではなかった。
生命活動を終えた、人間二人分程度の肉塊だ。
厳密に言えばまだ辛うじて息はあるのかもしれない。
だが復活の見込みも無く、物を言うことすら敵わないそれを、生きた人間と呼ぶことは出来ないだろう。
風に曝された肉塊を見下ろす一つの視線。
(`・ω・´)「なぁ、お前の人生ってなんだったんだ?」
シャキンは闘いの果てに命を落とした実の弟の骸を見下ろし、そう吐き捨てた。
足元に流れる血の半分は、自分と同じものなのだと、シャキンは哀愁に浸るように目尻を下げ、溜息を吐く。
(`・ω・´)「安らかなツラしやがって。俺を殺すんじゃなかったのかよ」
実の兄弟でありながら、殺意でしか繋がることが出来ない、自分達の不器用さに対する皮肉。
シャキンは、これから自分がやろうとしていることがどういうことかを理解しているからこそ、自身を窘めずにはいられなかった。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板