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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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純粋な賛辞だった。
今まで、これほど手放しに他人を褒め称えたことがあっただろうか。
ショボンは夢想する。
それは遥か昔、幼少時の頃だった。
「やっぱり兄さんは凄いや!」
(´・ω・`)(ちっ……)
思い出したくない記憶が滲み出し、ショボンは眉を顰めた。
今となっては不快でしかない思い出を噛み砕き、思考の奥底に追いやる。
(´・ω・`)「勝負には負けた。腕では僕の負けだ。それでも最後に立つのは僕だ」
(´・ω・`)「たとえ死んでも成し遂げなければならないものがある。それが僕とお前の違い。そして生と死の境目だったんだろうな」
( ゚д゚ )「…………」
ミルナは刀を引き抜こうとしたが、既に感覚が無くなった腕は柄から離れ、再び掴もうとしても重力に抗うことすら敵わなかった。
( ゚д゚ )「悲しいな」
ミルナの表情が緩む。
ぽつりと漏らしたその一言が何を指しているのか、それは、彼とショボンにしか分からない。
(´・ω・`)「生憎、こういう生き方しか出来ないんだ」
羅刹棍を振り上げ、ショボンはミルナの脳天を目掛けて下ろした。
頭蓋を叩き割る音が、鳴り響いた。
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