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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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ミルナが消えた。
不規則な風を巻き起こし、決してその姿を掴ませず、数十にも及ぶフェイクの太刀筋をちらつかせる。
( ゚д゚ )「――ッ!」
背後、右脇から首筋に至る逆袈裟。
声は上げず、短く息を吐く。
抜刀時点でショボンはミルナに背を向けたままだ。
討ち取った。
ミルナは確信した。
太刀の軌道上に、鎖を巻いた腕が伸びるまでは。
反応出来る筈が無い。
そんな動揺の思考すらも超越した速度で放たれる斬撃は鎖とぶつかった。
甲高い金属音が鳴り響き、火花が散る。
ミルナの身体が大きく傾いた。
身を屈めたのではない。
意識の外から足首に巻き付いてきた鎖が、そのままミルナの足を引いたのだ。
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