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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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ここまで追い詰められたことがあっただろうか。
ショボンは目まぐるしく加速する思考の中で、今まで自分が下してきた有象無象の最期を思い返す。
(´゚ω゚`)(浸ってる場合じゃないな……)
この場において、過去自分が切り抜けてきた修羅場から活路を見出そうとすることが、どれほど無益なことかを彼は知っている。
掻き消した思考を、"今"で塗り潰す。
破岩龍爪は最強の武術。
型に嵌った旧態依然とした剣術などに負けはしない。
そのように、自分を鼓舞する。
胸の傷はどれだけ深いだろうか。
或いは、この一撃は既に致命傷と呼べる傷に至っているのかもしれない。
関係無い――
そう吐き捨てる。
そして気付いた。
どのような言葉で繕ったところで、自分も武人の端くれなのだと。
鬱陶しい蝿のような有象無象ではなく、本気で自分の首を狙おうとする"龍"が、こうして対峙していることに。
筆舌に尽くし難い心の高揚を感じていた。
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