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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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( ^ω^)「おっ、普通に美味しいお」
('A`)「なんだ。毒でも入ってると思ったのか?」
ガムはぶどう味だった。
ここに来てからというもの、食事は全て食べた気がしなかった。
水道の水ですら誰かが毒を混ぜているのではないかと思うと、気が気ではない。
自宅から通っている生徒は、放課後各々の安息が待っているのだろうが、寮で生活しているぼくにその安息は無い。
そんな具合に、常に気を張ってきたものだから、誰ともまともな会話をしていない。
つまりこれが、ぼくにとって学校生活初めての会話ということになる。
そう考えると、どこか感慨深かった。
('A`)「お前はどうしてこの学校に来たんだ?」
( ^ω^)「この学校に、何か目的意識を持って通ってる生徒なんているのかお?」
('A`)「ははっ、そうきたか。確かにそうだな」
ドクオはからからと笑った。
それを見てぼくは、初めてドクオに対して、人間なのだなという感想を抱いた。
それほどまでに彼の一挙一動は無気力で、風に吹かれる柳のように捉えどころが無かった。
しかし彼が血の通った人間であると認識した今なら、何の意味も持たない身の上話も悪くはないなと思えた。
( ^ω^)「ぼくの家は元々、それなりに裕福なところだったお」
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