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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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二人は見つめ合う。
ミルナは、少女の言葉を違うと否定することが出来なかった。
最適解を探す思考すらも億劫になり、感覚は微睡んでゆく。
風は強くなった――
从'ー'从「大丈夫、大丈夫、大丈夫」
大樹の幹が、みしみしと音を立てて崩れ落ちてゆく。
ミルナの視界には少女の、貼り付けたような笑みしか映っていない。
だが大樹が崩れてゆくのは、手に取るように分かった。
風が吹く。強く、強く――
从'ー'从「世界は貴方が思うほど歪んでないから。道が途切れる事に怯えなくていいから」
視界の端が滲み、手足が溶けてゆく。
不安は無かった。
元からそうであったように、あるべき姿に帰るように、その変化の果てに何があるのか、ミルナは産まれた時から知っていた。
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