レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
-
( ゚д゚ )
(´゚ω゚`)
刹那を薄く引き伸ばしたような感覚。
ショボンの怒号さえも、ミルナにはか細く聞こえた。
音が、視覚が、太刀を握る手の感触が、瞬く間に薄くなってゆく。
遮るものがない、大量の水を湛えた器に身を投じて微睡めば、きっとこのような感覚になるのだろう。
ミルナの思考は既に身体から乖離し、遥か上空で見下ろす神の視点に至っていた。
それは原点回帰。転生。
そうだ。ここは海だ――
そんな突飛な思考を皮切りに、ミルナの時間が加速する。
ペンキをぶち撒けたような視界が歪に生まれ変わる。
海。花畑。悠久なる山脈。深き地の底。建ち並ぶビル群。空に浮かぶ城。
全て、全てを超越する。
世界のアルゴリズムに溶け込む。
純白の羽根が視界を覆い、弾けた――
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板