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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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黙々と走る。
まだ定めた目標の半分にも到達していないのだと思うと、途中で足を止めたくなった。
その辺の自販機でスポーツドリンクを買い、ベンチに座り込んでしまえば、きっと極上の開放感を得られるのだろう。
気がつくと口の端から涎が垂れそうになっていたので、それを拭い、前をしっかり見据えると、何やら蠢く影があることに気付いた。
从 ゚∀从
(;^ω^)「おっ……!」
影の正体に気付き、ぼくは咄嗟に身を屈めた。
激しく暴れ狂っていた心臓は、一段と大きな鼓動を立てた。
从 ゚∀从「……よぉ」
ハインリッヒは、力なく両手を上げて振った。
从 ゚∀从「こんな時間からご苦労なこった。取って食ったりしねぇから、少し話そうぜ」
赤いワンピースの裾を掴み、ベンチに積もった埃を払うと、彼女はそのままちょこんと座り込んだ。
( ^ω^)「…………」
彼女からは、昼間のような殺気は感じられない。
無論それをぼく程度の素人に気どられないように隠すことなど、児戯に等しいのだろうが、そういった理屈を抜きにして、直感が今は安全だと告げていた。
( ^ω^)「わかりましたお」
ぼくは首に巻いたタオルで首から上の汗を丁寧に拭き取り、ジャージを脱いだ。
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