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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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( ゚д゚ )「ならばその得物を納め、俺に王位を譲ればいい」
( ゚д゚ )「戦う意志が無い者に王位の座は相応しくない。そうは思わんか?」
鋭く言い放つ。
それはミルナの、自分自身に対する戒めでもあった。
ドクオを相手に五分以上に立ち回り、慢心していた。
前評判から負けても命を取られることは無いだろうと、そんな卑しい打算を元にジョルジュに挑み、剰え無様に背を向けて逃げ出した自分。
それはミルナにとっての汚点であり、同時に力の礎となった。
一度折れた刀は打ち直しても元には戻らない。
だが心の刃は、何度折れても、完膚無きまでに打ち砕かれようと、幾度でも蘇る。
そのようにして、闘志とは練度を増す。
そのようにして、心に"龍"は宿る。
コロセ――
うなじをちりちりと焼く衝動を噛み砕き、ミルナはそれを己が闘志に変換する。
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