レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
-
('A`)「止まれ」
ドクオの一声で、ぼくははっと手を止めた。
振り上げていた拳から手首を伝い、薄汚れた血が垂れている。
急速に酔いが醒めてゆく感覚だ。
背筋を震わせるような血と肉の感触が、今では虫が這っているようで気持ちが悪い。
左手で掴んでいたグールに目をやる。
既にそれは人型を留めておらず、ずたずたに切り裂いた枝肉のようになっていた。
('A`)「分岐だ」
枝肉を放り投げ、ジャージの上着を脱いで内側で顔に付着した血を拭う。
見ると、ドクオの言うとおり二通りに別れた道があった。
( ^ω^)「どうするんだお?」
ここでぼくを呼び止めるということは、つまりそういうことだろう。
望むところだと、ぼくは大きく息を吸って、吐いた。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板