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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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顎は引き、絶対に目は逸らさない。
目の前の敵がどれだけ巨大でも、醜悪でも、その一挙手一投足に視神経の全てを向ける。
教わったわけでも、研究して編み出したわけでもない。
実践の中で鍛錬を積むことで、自然と身体に馴染んだ構えだ。
理屈は後からついて来たに過ぎない。
( ゚ω゚)「破ーーッ!!」
だが、だからこそぼくはその理屈を、戦闘理論を百パーセントに近い形で再現することが出来る。
撃ち込んだ右の拳を貫いたグールの胸から引き抜き、視界の端から飛び込んでくるもう一体のグールの拳を鉤手で弾く。
力は絶大だ。
だが愚直で、軽く手首を弾いてやるだけで起動は大きく逸れた。
そのまま顔面を殴り潰し、屈んでいたグールの頭を蹴り上げる。
頭を失った二体のグールの身体を掴み、更に前方の群れに押し込んでやると、腐乱した波は盛大な音を立てて崩れてゆく。
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