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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです

57名も無きAAのようです:2015/08/03(月) 00:00:30 ID:PThNiqMc0
 ツンさんと少し談笑して、ぼくはドクオにあれ以降の出来事を話した。
流石兄弟と、クー会長と出会ったことだ。
クー会長が、ぼくにドクオを頼るようにと告げたことも話した。
その最中に、窓の向こうで集団リンチが行われているのを見て、嘆息を混じえた。

ξ゚⊿゚)ξ「クォルアアアアア!! 客が逃げるでしょうがよそでやれやヴォケがああああ!!」

 中華鍋を振り回しながら、通りのリンチ集団に突っ込んでいくツンさんが見えた。
本当に、強い女性だなと思った。

('A`)「クー会長……ね。別に俺はそんな大層なもんじゃねぇっての。めんどくせぇな」

( ^ω^)「面倒臭がりだけど根はお節介、とも言ってたお」

('A`)「ほっとけ」

 ドクオは一年生で、クー会長は三年、それも生徒会長だ。
普通に過ごしていれば接点は無さそうだが、この二人の間には何があったのだろうか。
思い切って、聞いてみることにした。

('A`)「ああ、俺とあの人は幼馴染なんだ。あんまり人には言うなよ、ただでさえ一部の奴等の間では目立っちまって動きにくいんだ。【第二王位】と顔なじみなんてバレた日にゃ身動き取れなくなっちまう」

( ^ω^)「第二王位?」

 聞きなれない言葉が耳に引っかかり、おうむ返しする。

('A`)「そうか、お前は編入してきたばかりだから知らねぇよな。第二王位ってのはこの学園内での強さの序列のことで、単純にクー会長がこの学校で二番目に強いってことさ」




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