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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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あくまで自分の資産を食い荒らすグールを潰すだけで、周辺はどうでもいい。
そんなに長い目で見なくとも、それが自分にとって不利益な選択であることは解ると思うのだが、それはぼくが口を挟むことではないのだろう。
('A`)「きな臭いな」
ドクオが、窓から外を眺めながらそう言った。
何に対しての言葉なのか、ぼくには分からなかったし、ヒッキーもそれを掘り下げようとはせず、運転に集中していた。
ドクオに倣って外を見る。
VIPの第四ブロックならば、この時間でも煌びやかな明かりで満ちていて、活気に溢れているのだが、この街は閑散としていて、まるで街という一つの生き物が、くたびれ果ててぐったりと横たわっているように思えた。
ぽつぽつと灯った街灯を目で追う。
それらは光の線となって、ぼくの視界の端から端までを数瞬で駆け抜けてゆく。
手を伸ばしても届かない星々の欠片が消えてゆくのを、ぼくは本当に何も考えずに、ただぼんやりと眺めていた。
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