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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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('A`)「おら、着いたぞ」
( ^ω^)「おっ」
ヒッキー邸は想像していたような豪奢な造りでは無かった。
ただ敷地面積はとんでもなく広く、平屋の造りは厳かで、物静かだな印象を与える。
庭は手入れが行き届いていて、視覚にダイレクトに訴えかけるような豪華さは無いが、ぐるりと見渡してみるだけで、この家主がどれほどの財を成してきたかが窺える。
(-_-)「こちらへ」
平屋の中へ案内される。
ヒッキーは見るからに寡黙そうな男だった。
猫背で、覇気の無い佇まい。
眠たそうに下がった瞼を擦りながら、ぼくらの先を歩く。
どうやらこの家では靴を脱ぐ習慣があるらしく、ぼく達はそれに倣った。
ドクオは特に変わった態度を見せることなく、革靴を玄関で脱いだ。
ぼくはどうにもその習慣に違和感を拭い去ることが出来ず、靴下越しに伝わる床の冷たさに、思わず身震いしてしまった。
('A`)「しゃんとしろよ。みっともない」
ぼくよりも一回り小さいドクオが、随分と大人に見えた。
もっとも、こういう事において、彼がぼくよりもずっと多くの場数を踏んできたことは確かだろうが。
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