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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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从 ゚∀从「俺の機嫌が悪くなくて良かったな。普通なら今頃ミンチだぜお前」
ハインリッヒは私の手を握り返してくれた。
氷のように冷たい手だった。
私の触覚が、彼女という存在を全力で拒否しているように思えた。
指先を伝い、悍ましい冷気は肩口まで震わせる。
逃げるように手を解き、私は努めて冷静に、また会える日を楽しみにしている、と告げた。
それは本心だった。
从 ゚∀从「やめとけよ。腹が減ってる時にお前みたいなつまんなそーな奴に話しかけられちゃ、問答無用で食っちまうよ」
从 ゚∀从「あんたは金輪際俺に関わらずに生きていくんだ。ほら、回れ右してとっとと帰んな。夜道にゃ気をつけろよ」
从 ^∀从「今日は湿っぽい。グールが活発な夜になりそうだからよ」
あれほど冷たかった自分の手が、じわりと汗ばんでいるのが分かった。
ありがとう、さようなら。
奇妙な隣人よーー
そんな風に、私は彼女に別れを告げた。
彼女は何も答えなかった。
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