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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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先ずは指先の皮に手をかけた。
爪の根元からそっと刃を入れ、身を厚く切ってしまわないように、薄く、薄く、丁寧に剥く。
痛みにもがき、暴れる手を抑えつけ、五本の指の皮を剥き終えた。
肉が露出した指は、拳から先が真っ赤に染まり、まるではだいろのグローブを嵌めているように見える。
拳に刃を添え、手の甲をするりと剥く。
刃は抵抗なく皮膚の下を滑り、二の腕の皮まで駆け抜けた。
ζ(^ー^*ζ「上手いでしょ? 少し痛いかもしれませんけど、多分他の人がやるともっと痛いと思いますよ」
デレの言葉は男の耳には届いていなかった。
白目を剥き、砕けた歯で必死に石を噛んで痛みに耐えているせいか、男の口の端からは血の泡が吹きこぼれている。
垂れ下がった長い皮をぷつりと切り落とし、デレは黙々と、同じようにくまなく男の右腕の皮を剥いてゆく。
僅かに残った拳の部分の皮は既に真っ赤に染まっていて、肉が露出した部分とそう大差は無い。
ζ(゚、゚*ζ「少しだけつまみ食いしちゃいましょうか」
綺麗に剥かれた新鮮な生肉に牙を立て、食い千切る。
デレの口の中で湿った音を立てながら咀嚼されてゆく男の肉は、ずたずたに引き裂かれていた。
ζ(゚ー゚*ζ「あんまり美味しくないですね……まぁ顔周りは食べるところは少ないけれど美味しいし、脳もちゃんと食べますね」
ζ(゚、゚*ζ「そういえばこの状態で脳を食べたらどうなるんだろう。全部食べちゃったら死んじゃいますよね……半分ほど残したらどうでしょうか……」
ζ(^ー^*ζ「気になります? 気になりますよね? じゃあ試しにやってみましょうか!」
そう言って、デレは無邪気に笑いながら男の眼球に刃を突き立てた。
男は、まだ死ぬことを許されなかった。
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