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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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爪'ー`)y-「どうですか? うちの生徒は」
/ ,' 3「悪くない」
学長室のモニターには火龍と龍王気の衝突が鮮明に映し出されていた。
それを眺めるのはフォックスと、白髪の老人。
着流し姿の細い体躯は弱々しいが、豪奢なソファに鎮座するその佇まいは厳かで、眼光は修羅の如く鋭い。
/ ,' 3「あのギョロ目の小僧、龍の使い方を心得ておるな。加えて格上に対して表情一つ変えず先手を打つ胆力。まだ若いのに大したものじゃて」
爪'ー`)y-「ワカッテマスですか。俺も彼には一目置いています。モララーに万が一の事があれば、彼が代替になるでしょう」
/ ,' 3「彼奴の替えなど何処にもおらんて。儂等を潰したくば、丁重に育てることじゃのう」
爪'ー`)y-「驚異となる前に先手を打たれては、こちらとしてはどうにもなりませんからね。代替案は三つあります。むしろそっちが本命かな?」
それはブラフだった。
フォックスの計画においてモララーの存在は重要なキーだ。
彼が重要であるという事実を隠そうとはしない。
だがその度合いを、老人に悟られるわけにはいかなかった。
最悪、モララー無しでも事は起こせると、老人達に思わせる必要があった。
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