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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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しかし二人の反応の方が速かった。
散り散りに別れた二人はそれぞれ、安全地帯の建物を素早く見繕い、屋根に着地する。
ζ(゚ー゚#ζ(どうしてーーッ!)
余力はまだある。
だからといって手を抜いているわけではない。
王位継承者であるペニサスが自分の攻撃についていけるのは解る。
ヴァルキリーシステムに搭載されている装備を全て把握しているわけではないが、熱源感知センサーの一つや二つついていてもおかしくはない。
しかし、どうしてドクオまでもが自分の速度についてこれているのか。
デレには解らなかった。
常時監視しているわけではない。
だが王位になる可能性を秘めている者は定期的にチェックしていた。
校外でミルナと戦ったのがつい先日、それからどう足掻いてもこうはなり得ない。
【龍との謁見】を加味したとしてもだ。
変わったことと言えば、以前は鋼鉄繊維を束ねた頑強なワイヤーを装備として好んでいた。
それが無くなり、代わりにこの極細の不可視ワイヤーを扱っている。
自分の周囲にそれが張り巡らされているのは、幾度か目にした糸の煌めきで分かっている。
だがそれが一体どの程度の規模で、どこまでを覆っているのか。
最大範囲はデレにも未知数の領域だ。
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