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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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( ^ω^)「ただ……」
(,,゚Д゚)「ん?」
( ^ω^)「ぼくもいつかはああなりたい、と思いました」
付け加えたブーンの言葉は、ギコの脳を少しだけ揺さぶった。
自分ですら否が応でも実感させられてしまう才能、いや、もっと根本的な存在としての本質の差。
非力で矮小なブーンからすれば、最早具体的イメージも湧かないほど大きな壁に見えることだろう。
その壁を前にして、強がりや虚栄心ではなく、心の底からそう思えるのが、ギコの心を擽った。
(,,゚Д゚)「ほう……」
何故クーとペニサスがブーンに固執するのか、少しだけ分かったような気がした。
大抵の事には首を突っ込まないから客観的に見ることが出来る。
それが自分の長所だと思っていたギコも、この時だけは考えを改める。
自分が観察し得ない何かを、クーとペニサスは見ているのだ。
それがギコには歯痒く思えたが、同時に胸の内でふつふつと湧き上がる高揚感もあった。
(,,゚Д゚)「なら死ぬ気で這い上がってこい。絶対に王位を継げ。俺がこの学園にいる間にだ」
ギコの言葉は力強かった。
彼の言葉の芯が強いからこそ、それはブーンの胸に、すっと溶け込んでいった。
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