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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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指先は小銃のような形を作る。
伸びた指先を始点に、空気がうねり、歪んでゆく。
本来不可視である人としてのポテンシャル、所謂闘気が人間の不可視領域を突き破り、滲み出ているように、ギコは思った。
(,,゚Д゚)(モラと同じ龍王気……同い年とは思えねぇな……)
第一王位であるモララーと、唯一個人的な交流が深いギコは、彼の力の根源や形態について、他の者より深く知っていた。
そんな彼がワカッテマスを見て思うのだ。
こいつは、モララーと同じだとーー
( <●><●>)「やはり彼ほど上手くはコントロール出来ませんね」
表情を崩さぬまま呟く。
収束した闘気の弾は、ワカッテマスの視線の先、ビル群に向かって直進した。
辛うじて原型を保っていた廃墟は潰れたトマトの肉片のように弾け飛び、それに呼応するように、爆心地から直線の光の尾が空に伸びた。
( <●><●>)「あそこですね。私は行きますが、貴方達はどうしますか?」
目の前で起きた事を脳が処理しきれず、三人は揃ってぽかんと口を開けていた。
( <●><●>)「……そうですか。ではこれで失礼」
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