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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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ブーンは隕石が落下したのかと思った。
膨大な土煙を上げ、着地(というよりは着弾か)したそれは、両腕を組んだまま直立不動で佇んでいた。
( <●><●>)
ギコにも、ブーンにもハインにも目をくれず、ワカッテマスはただ一点、数百メートル先のビル群を見据えていた。
(,,゚Д゚)「おいおいおいおい……あんたまでお出ましかよ。本格的にわけがわかんねぇぞ……」
ブーンの側の建物の屋根から飛び降り、ギコはワカッテマスの肩に手を置いた。
その手を払うでもなく、友好的に握り返すでもなく、彼は視線すら動かさずに口を開く。
( <●><●>)「よく分からない時は叩いてみる。大体のことはそれで見えてきますよ」
二人が並ぶと、系統の違う好青年が肩を寄せ合っているようで、絵になる構図が出来上がった。
特にワカッテマスの、状況の緊迫を匂わせない涼しい表情は、その印象に拍車をかける。
( <●><●>)「ご心配なさらず。恐らくこの場にいる全員が状況を理解出来ていないと思います」
だから叩く。揺さぶってみる。
彼の思考は至ってシンプルだった。
竹を割ったような単細胞ではなく、冷静に、頭の中で乱雑に結ばれた理屈の紐を解いてゆくように、右腕が伸びた。
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