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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです

441名も無きAAのようです:2015/10/11(日) 20:55:41 ID:XMBkl3520
Ω「見ねぇツラだな。ここがどこだか分かってんのか?」

Ω「女一人でこのジャンキーストリートでうろつくたぁ、度胸だけは大したもんだ」

ノパ⊿゚)「…………」

 クーに連れられて第八ブロックに来たヒートは、はぐれてしまった。
はぐれたのに明確な理由などない。
日は暮れてきて、長時間の移動を経て疲れていたヒートはうつらうつらとクーの影を追って歩いていたが、やがて散漫とした意識は、袋小路へと彼女を誘っていた。

 一目で危険だと解る見なりの男複数人に囲まれたヒートは、特に危機感を見せることもなく、腕を組んだまま大きな欠伸をした。

ノパ⊿゚)「なぁあんたら、姉ちゃん知らない?」

 リーダー格とおぼしき男が一歩前に踏み出し、彼女の質問に答えず……

Ω「知る必要はねぇわな。お前、今からこの場で俺たちに犯された挙句殺されるんだからよ」

 下卑た言葉を吐き出し、ヒートの頬を容赦無く殴りつけた。
打たれたヒートは直立不動で腕を組んだまま、殴られた勢いに任せて髪を振り乱した。

ノパ⊿゚)「…………」

Ω「ははっ、こいつビビって声も出ないらしいぜ。今日のパーティの肴は苦労なく収穫出来そうだな。なぁ? お前ら!」

ΩΩΩ「違いねぇな! はははっ!」

 下卑た笑い声を上げる男達を尻目に、ヒートは密かに眉を顰めた。




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