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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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ともかく、そのクーが内藤ホライゾンを守れというのだから、今のギコにとって最優先事項は彼に迫る危機を速やかに排除することだ。
彼がデレと直接拳を交えている内は、たとえ彼の王位がデレよりも格下であるとしても、そうやすやすと奇襲を許しはしない。
デレのスタイルはイノヴェルチの圧倒的タフネスを存分に利用した受け身の戦闘。
そして疲労した相手を自身の血を媒体とした魔術とゴーレムを利用した圧倒的殲滅力で屠る。
奇襲、一点突破に向いたスタイルとは言えないそれを相手に、打ち勝つのではなく守る。
決して不可能なことではないと思っていた。
(,,゚Д゚)「俺の出番はもう終わりってか。不完全燃焼だなおい」
ブーンから目を離さない。
それが今自分がやるべきことだと判断したギコは、崩れかけた建物の屋根の上で腰を落とした。
( ^ω^)「あ、あの……」
(,,゚Д゚)「死にたくなかったらそこで突っ立ってろ。それが今のお前に出来る最良だ」
下から見上げ、おずおずと話しかけようとしたブーンを冷たく突き放し、ギコは腕を組んだ。
(,,゚Д゚)「あの女……最初からヴァルキリーを使う気だ。もしかしたらこりゃ、序列がひっくり返っちまうかもな」
宙に浮いていたはずのドクオの姿が無いことに気付いたが、ギコは気に留めなかった。
面白いとは思ったものの、ペニサスがヴァルキリーシステムを起動した今、彼程度の実力で出来る事は何も無い。
ギコの判断は至極真っ当だった。
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