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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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焼け焦げた地面を中心に、ドクオ以外の四人は一斉に散開した。
(,,゚Д゚)「動くな!」
一歩出遅れ、他の三人に倣って駆け出そうとしたブーンは、ギコの一声で足を止める。
そういうギコは間隔狭く並んだ建物の壁を蹴り、木登りをする猿のような滑らかな動作で登ってゆく。
そして俯瞰し、状況を整理する。
あの一撃はこの中の誰のものでもない。
あの規模の熱線を放出する攻撃手段を持ち合わせている者は、ギコの頭の中でもそう多くは無かった。
(,,゚Д゚)「あのやろう……人を使いぱしっておいて結局来たのかよ……」
まずギコはハインを視界に収めた。
熱線が襲いかかる前とさほど距離を取っておらず、左目を抑えている。
異変を感じたが、落ち着いた佇まいから今気に留めることではないと判断し、ギコはデレを探す。
(,,゚Д゚)「ちっ……」
余計なことをしてくれる。と内心毒づく。
戦力として頭数に入れるならば自分よりも強く、十人分は働いてくれるだろう。
だがペニサスの行動は、今のギコにとっては邪魔だった。
クーから申し付けられた命令は内藤ホライゾンを守ること。
静観が基本的スタンスである彼にとって、その命令を聞き入れる義理などないが、王位の間でも、ヒエラルキーから成る主従関係のようなものはある。
ギコはモララーとは個人的な付き合いがあるが、その行動の胡散臭さを払拭することは出来なかった。
第八ブロックに入り浸るような人格破綻者のジョルジュ、自分と同い年のデレに傾倒するくらいならばと、ギコはクーが抱える派閥に寄っていた。
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