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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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「なぁ、あんた」
('、`;川「ーーっ!」
それはドクオの声だった。
二人を隔てる距離は途方もなく、普通ならば会話などままならない。
しかしペニサスはドクオの声を確かに聞いた。
それは声であって声ではない。
ライフルをデレに向けるペニサス。
黒銃をデレに向けるドクオ。
共通の得物で共通の獲物を見定める二人だからこそ共有し得る、あらゆる物理法則を凌駕した感覚。
互いが常人の域を越えているからこそ起こる現象だった。
「えらい高いところから見下ろしてくれてるな。糞の上を飛び回る蝿の気分はどんなもんだ?」
「悪くないわね。死臭たっぷりってとこが最高だわね。あんたはどう? 王位二人に並んで戦ってる感想。今までのごっこ遊びとは段違いの刺激があるんじゃない?」
「なぁに、そう大差はねぇよ。あんたやこいつらから見りゃ俺は糞ほどにしか見えねぇんだろうな。だが不思議と……」
そこで、ペニサスは自分の首元に、何か冷たいものを突きつけられたような錯覚に陥った。
「怖くない」
('、`*川「ふふっ……」
やる気は十二分ということか。
それでこそ新進気鋭のホープ。
ペニサスは、隙あらば自分の首すらも取らんと目を光らせる、鋭い戦意を前に思わず身震いした。
サシでやり合えば十中八九自分が勝つ。
しかし彼は、自分には無いものを持っている。
それはある種の羨望のようなものだった。
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