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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです

393名も無きAAのようです:2015/10/09(金) 21:24:01 ID:69Q0LYq60
('、`*川「出来ればそうね……そこそこ腕が立ち、向上心旺盛なまだ痛い目を見てない一年生。そういう子が喧嘩売ってくれればいい具合にテスト出来たんだけど」

( <●><●>)「ドクオくん……ですか」

('、`*川「そうね……ミルナと二人で今年の一年生のツートップなんて言われてるから少しからかってやろうかと思ったんだけど……天下の素直クール生徒会長の幼馴染となれば迂闊に手は出せませんわ」

( <●><●>)「意外ですね。貴女が彼のことを目に留めていたとは思いませんでした」

 ワカッテマスは腕を組んだまま、視線をペニサスから下方に移す。
その瞳に映るのは、逆さ吊りのような姿勢で微動だにしないドクオの姿。

 目が合ったような気がした。
気の所為だと決め付け、脳がほんの一瞬だけ芽生えた不気味さを掻き消したことに、彼は何の疑問も覚えなかった。
認識することも無かった。

('、`*川「こう見えて先見の明には自信あんのよ。それにしても……」

 彼、ちょっと強過ぎない?

 その言葉を吐きかけて、ペニサスは口を噤んだ。

('∀`)

 静観を決め込み、比較的安全な立ち位置をキープしているとはいえ、王位二人を前にして彼は笑っていたのだ。

 ワカッテマスは彼の表情を見ただろうか。
視力的にも凡人よりは優れているだろうが、自分より優れているというのはあり得ないだろう。
自分だけが知り得た彼の異常性。
それをそのままこの場で吐いてしまっていいのか、ペニサスには分からなかった。




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