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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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ζ(゚ー゚*ζ「私は、とてもがっかりしています」
ζ(゚ー゚*ζ「お姉様が私の事を嫌っているのは解っていました」
ζ(゚ー゚*ζ「だからお姉様は私を殺そうとする。私もそれに応える。私はお姉様を殺そうとする。お姉様はそれに応える。そんな風に、そんな風に確かめ合う愛の形があってもいいんじゃないかって」
ζ(゚ー゚*ζ「それをこんなゴミを間に挟んで濁すなんて……」
噴き出した血が拡散し、凝固した。
甲高い音を立て、広がりながら固まるそれは、花のようだった。
その開花の初動を見るや、ぼくは大きく横っ飛びした。
デレを中心に開花し、広がった花の花弁は鋭く、ぼくが元いた地点にまで広がっていた。
ギコさんの方を見る。
花弁が彼の元にまで迫っていたのは、初動を見ても花の広がり方を見ても分かる。が、彼の周囲の花弁は大きくひしゃげ、彼の身体を突き抜くには至らなかった。
(,,゚Д゚)「ここでフルスロットルってやつか……」
眼前に突き出した拳から煙のようなものが立ち上がっていた。
厚い布を水に浸して絞ったように、拳骨の部分から血が音を立てて滴っている。
視線をハインに流す。
一瞬だけ目が合った、が、彼女はじっとデレの方だけを見た。
彼女の地点にまで至る花びらは、彼女を避けるように歪に軌道を変えていた。
一歩、ハインは踏み出した。
そしてデレと彼女の間にある隔たりに敷き詰められた、赤い花の壁に手をかける。
从 ゚∀从「……分かってるよ」
彼女の前方を始点に花の結晶は霧散した。
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