レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
-
湿ったような重い発砲音と同時に、デレは大きく横っ跳びした。
血の泡が、彼女の身体を取り囲むように宙で蠢いている。
大鎌が生成される。
それを手に取り、大きく一薙ぎ。鎌から分かたれた斬撃の刃が直進する頃には、ドクオの身体は遥か上空に浮いていた。
(,,゚Д゚)「へぇ……」
ギコさんは大仰に口笛を鳴らし、目を丸く見開いた。
(,,゚Д゚)「面白そうだ。一度拳を交えてみるのも悪くない。悪くない……が、あいつに背中を預けてみるのはもっと楽しそうだ」
彼が見据える先にいるドクオは身体を捻り、立て続けに発砲音を鳴らした。
発砲とリロードが絶え間無く繰り返されているのだろう。
大口径の銃から発砲音が絶えることは無い。
無差別に降り注ぐ銃弾の雨を見てから躱すだけの反射神経を、ぼくは持ち合わせていない。
その場でなるべく身体を動かさないように立ちすくんでいると、やはりと言うべきか弾丸は紙一重でぼくの側を何度か通り抜けた。
ドクオは、あの体勢からあの速度で射撃を繰り返して尚且つ、狙いを的確に定めている。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板