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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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ギコさんはぶつぶつと、恨み言のような愚痴を吐き散らしていた。
彼が何に憤っているのか、どういう理由でここにやってきたのか。
その一切がまるで見えてこないので、ぼくは緊張の糸をきることも出来ず、ただ呆然と彼とデレを交互に眺めることしか出来なかった。
('A`)「おい」
そこに、一石を投じるドクオ。
('A`)「なんだって王位がのこのこと二人も現れてんだ。こっちが必死こいて探してる内は尻尾すら出さなかったってのによ……」
黒銃の銃口をデレに向けたまま、ドクオは懐からもう一丁の銃を取り出し、ギコに向けて構えた。
その銃も型式などは見ても分からなかった。
或いは、原型など留められないほどにカスタマイズされているのかもしれない。
灰色の銃だ。
(,,゚Д゚)「…………」
ギコさんは対して興味なさそうにドクオを一瞥し、すぐに視線をデレの方に戻した。
ζ(゚ー゚*ζ「…………」
裸同然のぼろ切れを纏ったデレの反応も似たようなものだ。
先程までドクオに向けられていた悍ましいほどの殺意、諸々が、今は静かに、ギコさんにだけ向けられている。
('A`)「ちっ……」
ドクオはそれが気に入らなかったのか、忌々しそうに舌打ちをすると、灰色の銃を懐に戻した。
そして、黒銃の引き金をデレに向けたまま、絞る。
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