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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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( ^ω^)「さて……」
涙は零れなかった。
やはりぼくは感情の起伏に乏しいのだろう。
例えば、ぼくが語り部となる物語があるとすれば、それはきっと平坦で、味気のない退屈なものになると思う。
そのような下らない考察に浸れるくらいには、落ち着きを取り戻していた。
あの雨の日、ぼくは自分がどういう時に泣くのかを知った。
きっとそれはハインのお陰なのだろうし、自分にも人間らしい感情が、申し訳程度に備わっていると知れただけでも、この学園に来て良かったと思う。
しかし、長々と思い耽っているのはあまりにも不毛だ。
一度寮に戻ってシャワーを浴び、ペストで軽食を摂るか、或いはジムのシャワーを借りてトレーニングするか。
どちらかと言えば前者がいい。
今は人と話したい気分だ。
ペストに行けば、ピークタイムを避けておけばツンさんが話し相手になってくれるだろう。
もしかしたらドクオにも会えるかもしれない。
ぼくは携帯電話を持っていないので、ドクオに貰った名刺で彼に連絡を取ろうとすれば、寮の電話を使うしかない。
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