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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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暫く黙っていると、ハインは面倒臭そうに溜息を吐いて、割れたガラス窓から外を眺めていた。
着崩した制服とは不釣り合いな、透き通るような銀髪が揺れる。
ハインが制服を着ているのを見たのも、そう言えば最初に会った時ぶりだ。
その後ろ姿は可憐で、どこか親しみがあって、しかし触れてしまうのは何故か憚られる。
目に見えない、壁のようなものがぼくと彼女を隔てているように思えた。
その壁は、押せば簡単に崩れてしまうけれど、踏み越えてしまえば戻ってはこれないような気がしてーー
ぼくは。
ぼくはーー
ぼくは?
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