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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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( ´_ゝ`)「なぁ、エクスト」
時刻は午前零時。
日が沈み、夜が更けても続いた闘いは終わった。
立っているのは兄者だけ。
弟者は、瓦礫の山の上で、その意識を手放して深く眠っている。
兄者は自分の足元にある"モノ"を見下ろして、小さく呟いた。
( ´_ゝ`)「俺は強かったか?」
エクストの身体は、上半身と下半身で、二つに分かれていた。
血溜まりが地面を濡らし、それは月夜に照らされて、少しだけ煌めいた。
中性的な顔があった部分は、潰れたトマトのような肉塊に変わっていて、血溜まりと混じり合っていた。
気付いたらこうなっていた。
兄者からすれば、それ以外の感想は無い。
数時間、命のやり取りを繰り返した末に今があるのだろうが、肝心のその過程が、兄者の記憶から抜けていた。
( ´_ゝ`)「なぁ、返事してくれよ。俺はお前に何をしたんだ。なぁ」
ふらふらと、月に向かって歩み始める兄者。
彼の問いに返す者は一人もいない。
結末はあまりにあっけなかった。
ここに王位は継承され、第十王位流石兄者が生まれた。
事実は、それだけだった。
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