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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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人はそれを素直、とでも言うのだろう。
けれど、今のぼくには、そんな自分の一面が許せなかった。
あの雨の日、ハインは優しく微笑んでくれた。
吸血鬼である彼女の身体は氷のように冷たかった。
けれど暖かかった。
ぼくは、その温もりを手放したくないと思ってしまった。
両者がそれぞれ一人でもやっていける。
それでいて、あくまでその人と一緒にいたいから共に行動する。
それこそが、真っ当な人付き合いというものだと、ぼくは思う。
互いが互いの存在なくしては生きてゆけない。
だから寄り添う。
聞こえは良いが、その末路にあるのは深く、淀んだ共依存の沼だけだ。
片方がそう思ってしまえば、その先にあるのは関係の崩壊。
人は人の荷物をずっと背負っていられるほど強くはない。
だから、一人でも生きてゆけるように、敬愛する人を押し潰してしまわないように、強くならなければならないのだ。
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