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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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やってきたハンバーグを五分で食べ終え、水で口の中のソースを流し込む。
ツンさんの料理は美味しかったが、どこか物足りなかった。
その理由は考えずとも分かる。
いつも対面に座っていたハインがいないからだ。
それはどこかリアリティの欠けた、あまりに飛躍し過ぎている感情なのかもしれない。
けれどこの空虚感の理由に自分で辻褄を合わせるとするならば、認めざるを得ないだろう。
ぼくには、ハインが必要だ。
乞食として一人で生きてきたことに、ぼくはどこか矜恃のようなものを抱いていたのかもしれない。
しかしその本質は、他人の施しに縋る卑しい豚。
それを処世術と言うには、少しばかり楽観的過ぎるようだ。
どうやらその卑しい気質は、乞食をやる必要が無くなった今となっても抜けていないようで、本当の意味で孤高に徹する事が出来ないぼくは、差し伸べられた手を、間を置かず取ってしまう。
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