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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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ハインは何も言わず、雨でぬかるんだ地面に躊躇なく膝をつけ、その小さな両膝にぼくの頭を抱えて乗せた。
( ω )「ハイン……ぼく……は……」
从 ゚∀从「喋んなよ。分かってるから」
冷たい指先がぼくの頭を撫でる。
血も通ってないのに、身も凍るほど冷たいのに、どうして、どうして彼女はこんなに温かいのだろうか。
目の奥が熱くなる。
ただでさえ情けないのに、こんなところを、彼女には見せたくないのに……
親に売られた時にすら湧かなかったものが、じわりと染み出してゆくのが分かった。
从 -∀从「ほら、痛いの痛いのとんでけーってな」
滲んだ視界いっぱいに、彼女の顔が映り込む。
少しだけ長い犬歯を見せて、ハインは微笑んでいた。
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